現代文問題集習得法(7)各種問題の「普遍的な解き方」習得法


このページでは、以下の2つについて書いていきます。

(1)創賢塾がまとめた「文整序問題・接続詞問題・空欄補充問題・脱落文問題・表現技法問題の普遍的な解き方(同じ種類の問題ならどの問題でも使える適切な解き方)」。

(2)優れた現代文問題集の「普遍的な解き方」を習得する方法。

1.文整序問題の普遍的な解き方

文整序問題とは、複数の文を正しい順番に並べる問題のことです。

【文整序問題の普遍的な解き方】

(1)同じ言葉に注意する

 1文の後半と、その次に来るべき文の前半は、同じ(似た)言葉・内容になることが多いので、言葉のつながりでペアを作ります。

(2)指示語に注意する

 1文の最初の方に指示語(こそあど言葉:これそれあれそれ)があったら、前の文の最後の言葉・内容を受けているので、それをヒントにしてペアを作ります。

(3)ペアを作る

 複数のペアを作り、ペア同士でつなげ、全体を意味が通じるように並べ、文章を完成させます。

2.接続詞問題の普遍的な解き方

2.1.普遍的な解き方

接続詞問題で重要なことは2つです。

【接続詞問題の普遍的な解き方】

(1)前後の論理関係を検討する

 文と文、段落と段落の「論理関係(+そこで使われる接続詞)」には、主に以下の5つがあります。

 ①逆接・対比:しかし、だが。それに対して。
 ②因果関係:なぜなら、だから。
 ③言い換え・イコールの関係:つまり、すなわち。
 ④進展:次の話題に移る:ところで、さて。
 ⑤並列・順接:そして、また。

 前後をよく読んだ上で、どの論理関係かを考え、接続詞を選びます。

(2)接続詞の意味を暗記する

 接続詞の意味が曖昧な人が多いですが、曖昧にしか覚えていなかったら、自信を持って解けるはずがありません。問題に出てきた、意味をよく知らなかった接続詞(もしくは問題集の接続詞のまとめ)を、以下のようにルーズリーフにまとめて、暗記します。

【つまり|まとめ、言い換え(イコールの関係)。よって、「つまり」の前と後は同じ意味内容になる。】

【そして|前の内容に、後の内容を付け加える(添加)。後の内容は時間的に後という意味合いもある。例:「夏が過ぎ、そして秋になった」。】

【まして|二つの事例を並べ、前の場合でさえこうなのだから、後の場合はもちろんそうだ、という意味。 例「大人でもできないのだから、まして子供には無理だ」】

【やはり|予測したとおりになること。例「やはり彼は来た。」】

(3)確認する

 前後の論理関係と接続詞の意味を考えて接続詞を選び、当てはめて読んでスムーズに意味が通るか確認します。

2.2.論理関係の暗記法

5つの論理関係は以下のようにまとめて暗記します。

【文と文の5つの論理関係|①逆接・対比。②因果関係。③言い換え・イコールの関係。④進展(次の話題に移る)。⑤並列・順接。】

【逆接・対比の接続詞|しかし、だが。それに対して。】
【因果関係の接続詞|なぜなら、だから。】
【言い換え・イコールの関係の接続詞|つまり、すなわち。】
【進展の接続詞|ところで、さて。】
【並列・順接の接続詞|そして、また。】

3.空欄補充問題の普遍的な解き方

これは空欄に、選択肢から選ぶ問題、もしくは本文から自分で選んで書く問題です。

【空欄補充問題の普遍的な解き方】

(1)前後5~10行を読んで解く

 空欄の前後の文を読み、それで解けなければ前後5行⇒前後10行を読んで解きます。

(2)前後の論理関係をチェックする

 例えば、言い換えの文(すなわち、つまり、言い換えれば、換言すれば、など)、対比(それに対して)・逆接(しかし)があるかを確認し、検討します。

(3)キーワード

 前後5~10行のキーワード、文章全体のキーワードが関係していたり、空欄に入る可能性があるので確認します。

4.脱落文問題の普遍的な解き方

これは、設問に書いてある一文(文章)が元々あるべき場所を探す問題です。

【脱落文問題の普遍的な解き方】

(1)脱落文のキーワードに印を付ける

 脱落文自体に、どこに入れるかのヒントとなるキーワードが必ず含まれています(そうでなければ探せない)。よって、脱落文のキーワードに印を付け、それが関係している本文の箇所を探し、入れてみる、というふうにします。

 例えば、脱落文が「食のタガが外れたのだ。」とあった場合、本文の「食」「食のタガが外れた」(キーワード)の意味内容に関係する場所(たくさん食べるようになった、等)を探し、そこに入れてみる、などです。

(2)脱落文の指示語、接続詞に注目する

 脱落文に指示語、接続詞がある場合、それに印を付け、脱落文のキーワードに関連する箇所の周辺で、指示語に該当する言葉を探し、接続詞の意味を考え、最適な挿入箇所を探します。

5.表現技法の問題の普遍的な解き方

現代文のテスト・模試・入試では、よく表現技法の問題が出ますが、各表現技法の意味が分からなければ正答できないので、以下のようにルーズリーフにまとめ、覚えます。

覚えておくべき表現技法の意味

(1)比喩

 ①【比喩とは|たとえること。「のような、ようだ、ように、まるで」などが使われる。例:少女のほおはリンゴのように真っ赤だ。】

 ②【直喩とは|「のような、ようだ」などが使われており、比喩だと分かりやすい表現。例:人生は旅のようなものだ。】

 ③【隠喩とは|「のような、ようだ」などが使われておらず(隠れていて)、比喩だと分かりにくい表現。例:人生は旅だ。】

 ④【擬人法とは|人間でないものを人間にたとえること。例:木々は強い風に揺さぶられてヒュウヒュウ泣いた(木は泣かない、泣くのは人間)。】

(2)【倒置法とは|主語と述語などの順番を変える強調表現。例:嫌いだ、このやり方は。】

(3)【体言止めとは|名詞で終わる技法。体言止めの効果は「リズムが整ったり、テンポが良くなったりすること」。例:今年の夏に行ったのはきれいな海。】

(4)オノマトペ

 ①【オノマトペとは|擬態語と擬音語(=擬声語)のこと。】

 ②【擬音語(ぎおんご)とは|オノマトペの1つで、擬声語ともいい、自然界の音を言語音でまねて表現した言葉。例:ガラガラ,ドカン,ワンワン,ピヨピヨ,ざあざあ。】

 ③【擬態語(ぎたいご)とは|オノマトペの1つで、「キラキラ」「ダラダラ」「フラフラ」のように,直接に音響とは関係のない状態を描写するのに用いられる語。例:つるつる、じろじろ、こっそり。】

(5)【対句とは|品詞・文法構造が同一または類似し、音韻・意味が対になる二つの句を並べ、対照・強調・均整美などの効果を与える技法のこと。 詩歌・漢詩文などに用いられる。例:空は高く、海は深い。】

6.現代文問題集で「各種問題の普遍的な解き方」を習得する方法

現代文問題集で以上のような問題を解いた後、解説を読み、「その問題集がその種の問題をどう解いているか=その問題集のその種の問題の普遍的な解き方」を、創賢塾の【各問題種別の普遍的な解き方】に付け加える形でまとめ、暗記します。

【終わりに】

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

創賢塾の「現代文の普遍的な解き方」を理解し暗記し使っていけば、必ず成績は上がるはずです。

皆さんの中には、創賢塾の「現代文の論理的な読み方と普遍的な解き方」を読んだだけでは使い方が分からない、自分だけでは論理的に読み、普遍的な解き方を駆使できるようになれるか自信が無い方もいらっしゃると思います。

そういう方は、創賢塾にコンタクトを取ってみて下さい。定期的にスカイプ個別授業を受ければ、半年~1年で創賢塾の勉強法・テクニックを習得でき、現代文の成績もどんどん上がっていきます。

この文章があなたの現代文の成績アップにつながれば幸いです。


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