英語長文教科書をテスト後も復習し長期記憶に入れる


創賢塾では、英語長文(コミュ英)教科書について、テスト後も2ヶ月以上&長期休暇に復習し、学年が終わった時点で、学習した英文を全て、「スラスラ和訳できる」「90%の理解度で、分速150ワード以上の速度で音読・黙読できる」状態を維持するよう指導しています。

そうすることで初めて、学んだ英文が長期記憶(数ヶ月~数年以上持つ記憶)に入り、入試で使える知識になるからです。

復習しなければ、3~6ヶ月でほとんど忘れ、英語力は勉強時間の割に大して上がりません。そういう勉強法を「覚えては忘れ、覚えては忘れる勉強法」と言います。

あなたはできれば長期記憶に入れる勉強法を実践してみてください。その効果に驚くはずです。

1.テスト後に復習する内容

テスト後も復習する内容は、英文と英単語熟語のみです。

英文法例文・リスニング・問題演習の復習までは普通手が回らないので、時間がなければやらなくて構いません。

2.英文を長期記憶に入れる復習法

2.1.英文の達成目標

学年末の時点で、英語長文教科書の学習した英文は全て、テスト時に以下の状態にし、そしてテスト後も以下の状態を維持できるよう復習します。

(1)スラスラ和訳できる

(2)90%の理解度で、分速150ワードの速度でスラスラ音読できる

2.2.英文を長期記憶に入れる復習法

以下のように復習すれば維持でき、長期記憶に入れられます。

【1レッスン「15分(2回和訳+4回音読)」×週2回=週30分×2ヶ月以上】

時間・回数は個々の習得度合い・英語力・英文の難易度によります。15分でラクラク維持できるなら減らし、15分でだんだんスラスラできなくなったら時間を増やします。

2.3.テスト後の復習と先取り

テストの点数と英語力の両方を上げたかったら、テスト後すぐに次のテスト勉強を始めると同時に、前のテスト範囲の復習をするべきです。

例えば、終わったテストの範囲がレッスン6~8で、次のテスト範囲がレッスン9以降の場合、レッスン9以降の「和訳+音読」・英単語熟語の暗記をしながら、レッスン6~8の復習をし、以後、レッスン5~8,4~8と復習範囲を広げます。

そして、夏休み・冬休みなどの長期休暇中に、それまで進んだ範囲全ての復習をできるだけ終えるようにします。

ただし、もちろん、次のテスト範囲の勉強が最優先です。

2.4.英文の復習の実際1:テスト後の復習の具体例

例えば、2学期中間テストの範囲がレッスン5~6で、中間テスト直後から期末テストまで6週間あるとして、最初の3週間ほど、以下のように復習します。

第1週:【新規で7-1&2を「毎日40分×7日×和訳+音読」+「レッスン5~6の復習×30分×週2回」】

第2週:【新規で7-3&4を「毎日40分×7日×和訳+音読」+「レッスン4~6+7-1&2の復習×45分×週2回」】

第3週:【新規で8-1&2を「毎日40分×7日×和訳+音読」+「レッスン3~7の復習×1時間×週2回」】

復習時間の目安は、その英文の「スラスラ和訳+音読できる」状態を維持できるかどうかで決めます。

ちなみに、英文と同範囲の英単語熟語を平行して復習していきます。

2.5.英文の復習の実際2:冬休みの復習の具体例

例えば、2学期の期末テストの範囲がレッスン7~9で、期末テスト直後から冬休み終了にかけて4週間あるとすると、以下のように復習します。

第1週:【「15分×週2回×レッスン7~9」+「レッスン5~6の復習毎日2時間」】
第2週:【「10分×週2回×レッスン5~9」+「レッスン3~4の復習毎日2時間」】
第3週:【「10分×週2回×レッスン3~9」+「レッスン2の復習毎日1時間」】
第4週:【「10分×週2回×レッスン2~9」+「レッスン1の復習毎日1時間」】

2.6.習得した英文をリスト化する

創賢塾では、英語長文全体(コミュ教科書、英文解釈書、学校の長文問題集等)で、毎週500ワード分の英文を習得し維持するよう指導しています。

つまり、1年の終わりには「500ワード×50英文」を「習得状態=スラスラ和訳でき、90%の理解度で分速150ワード以上でスラスラ音読できる状態」にし、2年の終わりには100英文、3年の終わりには150~200英文を習得した状態で入試に臨む、ということです。

ただし、これは1年に学習した英文を2年時にも3年時にも復習するという意味ではありません。実力が上がるので、次の学年に進級したら、前の学年の復習はしなくて大丈夫です。

「毎週500ワード分の英文の習得」を3ヶ月も続けると、英文数が10以上になり、どれをいつ復習するかを頭の中だけでは管理しきれなくなります。

そこで、例えば以下のようにルーズリーフにリスト化して管理します。

【英語コミュ教科書エレメント2:レッスン8(約650ワード)|4/10~20、音読30回習得、英単語熟語暗記、リスニングOK、4/25音読5回で維持OK、……】

習得した英文を全てルーズリーフにまとめると、リストを見て、前の日付から3~7日経った英文を復習すればよいと分かります。

3.英単語熟語を長期記憶に入れる復習法

3.1.英単語熟語の達成目標

学年末の時点で、新出英単語熟語だけでなく、意味の分からなかった全ての英単語熟語について、「英単語⇒日本語訳」を即答できる状態を維持します。

「日本語訳⇒英単語」や綴りは、時間がなければやらなくて構いません。

3.2.英単語熟語を長期記憶に入れる復習法

以下のように復習すれば維持できます。

【1レッスン「音読で暗記10分」×週2回=週20分×2ヶ月以上】

3.3.英単語熟語の復習の実際:冬休みの復習の具体例

例えば、2学期の期末テストの範囲がレッスン7~9で、期末テスト直後から冬休み終了にかけて4週間あるとすると、以下のように復習します。

第1週:【「10分×週2回×レッスン7~9」+「15分×レッスン5~6×7日」】
第2週:【「10分×週2回×レッスン5~9」+「15分×レッスン3~4×7日」】
第3週:【「10分×週2回×レッスン3~9」+「15分×レッスン2×7日」】
第4週:【「10分×週2回×レッスン2~9」+「15分×レッスン1×7日」】

このように、英文と同範囲の英単語熟語を平行して復習していきます。

4.前のテスト範囲の復習をする理由

ここで改めて前のテスト範囲を復習する理由を書いていきたい。

多くの高校生は疑問に思うでしょう、なぜ前のテスト範囲の復習をするのか。誰もしてないのに。テストに出ないのに。

その答えは以下になります。

4.1.理由1:入試には出るから

1~3年の英語長文教科書の中の英単語熟語・文法・構文は、その学年で理解し暗記すべき内容をほぼ網羅しています。そして教科書をもとにして入試問題は作られます。

つまり、前のテスト範囲の英単語熟語・文法・構文は、次の定期テストには出ないかもしれませんが、入試には出るのです。

4.2.理由2:英語力と偏差値を上げるため

復習をしなかったら1~2ヶ月で教科書の中の英文・英単語熟語・文法・構文の多くを忘れ、3~6ヶ月でほとんど忘れます。そうしたら、勉強した意味がなくなり、勉強時間の割に、英語力・偏差値はなかなか上がりません。

復習しない勉強はしないのと同じ」なのです。こういう勉強法を「覚えては忘れ、覚えては忘れる勉強法」と言います。

逆に、テスト後も2ヶ月以上復習を続けたら、長期記憶に入り、数ヶ月~数年以上持つ記憶になります。そうすれば、英語力・偏差値が上がっていき、その知識が入試で使えます。

4.3.理由3:いったん即答・スラスラにしたら短時間の復習で維持できるから

例えば、英文をいったん「スラスラ和訳できる+90%の理解度でスラスラ音読できる」ようにしたら、復習は【1レッスン×15分×週2回=週30分】くらいで維持できます。

それを2か月ほど続けたら、その後は週15分で維持でき、長期記憶に入り、数ヶ月~数年以上忘れず、英語力・偏差値が上がり、入試に使える記憶になります。

英単語熟語も同じです。テストの時にいったん即答できるようにしていたら、復習は【1レッスン10分×週2回=週20分】くらいで維持できます。

1レッスン分をこれほど短時間で長期記憶に入れられるなら、やった方が良くはないでしょうか。

4.4.理由4:復習する方が暗記量が段違いに多いから

復習せずに次々進めるより、復習しながら先に進める方が、勉強時間は多少多く必要ですが、暗記量は遙かに多くなります。

例えば、たいていの高校では英単語帳を毎週テストし、1年で1周終えますが、ほとんどの高校生は復習をしないので、学年末に覚えているのは2~3割程度でしょう。

一方、創賢塾では生徒に、新規の部分の暗記をすると同時に、できるだけ以前の復習もしてもらいます。小テストの時に「即答できる状態」にしていたら、復習時間は【100ワード×7分×週2回】程度で即答状態を維持できます。

なかなか毎週全ての既習部分を復習することはできませんが、夏休みや冬休み・春休みに集中的に復習し、学年が終わった段階で英単語集の見出し語を全て即答できる状態を維持してもらっています。

両者を比較すれば差は歴然です。復習をしない普通の生徒は学年末に2~3割、当塾の生徒は8~10割暗記しています。

「必ず復習する」という意識と、コツコツと復習をすることで、この差が付くのです。

4.5.理由5:大学入試に出る英単語も英文法も実際には有限で、本当は少数のテキストを習得すればよいから

多くの進学校では、復習する暇がないほど大量の教材を次から次へと生徒にやらせようとします。しかし、それはほとんどの生徒にとって間違った勉強法です。

なぜなら、次から次へと教材を進めても、復習をしなければ頭にほとんど残らないからであり、また、大学受験に必要な英語の知識は有限で、それほど多くの教材をやらなくても合格できるからです。

高校3年間で、難関大学合格に必要な教材は以下の通りです。

英語長文教科書3冊(高校生が習得すべき英単語・英熟語・文法・構文の8~9割が入っている)、総合英語(英文法参考書)の500~700前後の例文(1~2年の英語表現教科書の例文とほぼ同じ)、英文解釈書2冊、英単語集2冊、英熟語集1冊、英文法問題集1冊。

これらを習得すれば、偏差値63~65以上には到達し、入試の基礎は完璧になりますから、本当はこれらを1冊ずつじっくり習得していけば良いのです。

しかし、学校も塾も問題集やテキストを次から次へやらせようとし、その結果、多くの生徒は1冊も習得できず、中途半端なまま入試を迎えます。生徒も何も考えていないから、1冊を習得しよう(長期記憶に入れよう)とはしません。

あなたはどちらの勉強法を選びますか。

覚えては忘れ、覚えては忘れる勉強法」ですか、復習を中心とする勉強法ですか。

復習があなたの合否を決めるのです。

5.学年の目標

創賢塾では、学年が終わった段階で、その学年で習った主な勉強内容を全て理解し暗記した状態で次の学年に進級するよう、生徒に指導しています。

そうすれば、その内容は全て長期記憶に入り、各学年で学んだ(言い換えれば各学年で習得すべき)暗記事項を全て習得していることになるので、実力が上がり、偏差値が上がります。

(1)英語長文教科書の英文:学習した英文は全て「スラスラ和訳できる+90%の理解度でスラスラ音読できる状態」を維持する。

(2)英語長文教科書の英単語熟語&学校でテストした英単語帳の英単語:全て「英単語⇒日本語訳」を即答できる状態を維持する。

(3)英語表現の英文法例文(=英語総合の例文):全て「スラスラ和訳でき、英作文が瞬間的にできる状態」を維持する。

(4)数学のメインの問題集(青チャートやフォーカスゴールド等)の例題:全て「問題を見たら解き方がスラスラ言える状態」を維持する。

(5)古文:学校で学んだ古典文法(動詞・助動詞等の活用・意味等)や古文単語帳の現代語訳を即答できる状態、学んだ古文全部を「スラスラ訳せて、品詞分解をスラスラ言える状態」を維持する。

(6)漢文:学んだ句法の例文と漢文文章を全て「スラスラ訓読できて、スラスラ訳せる状態」を維持する。

偏差値70以下の普通の高校生はここまで徹底して復習をしていないので、復習をすれば、あなたの偏差値は相対的にグッと上がります。

【最後に】日々の勉強は全て入試のため

日々の勉強は定期テストで高得点を取るためだけではありません。最大の目標は模試や入試で高得点を取るためのはずです。

そのためには、「覚えては忘れ、覚えては忘れる勉強法」をしていてはダメに決まっています。

しかし、大半の高校生は目の前の勉強(=定期テスト対策)しか見ず、「実力を上げる勉強」にまで手が回らない(実行しない)。頭も回らない(考えない)。

合格したかったら、あなたも長期記憶に入れる勉強法を取り入れましょう。


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