高校受験:社会偏差値を60に上げる勉強戦略

このページでは、社会の暗記が苦手な、社会偏差値40~50前後の受験生が、60前後に成績を上げて、公立高校合格レベルに到達するための勉強法と具体的暗記法について書いていきます。

社会偏差値50~60前後で、65~70前後に成績を上げたい受験生はこちらのページを参照してください。

個々の勉強時間や記憶力に違いがありますから、以下を参考に自分の勉強計画を立て、実践していってください。

1.偏差値を60に上げる受験勉強戦略

1.1.受験勉強戦略

偏差値を60に上げるための受験勉強戦略

(1)「メキメキ」で用語暗記「高校入試 実力メキメキ合格ノート」(歴史・地理・公民の3冊、文英堂:以下「メキメキ」と略)を15周暗記して、赤字の用語を即答できるようにします。15周くらい繰り返して初めて中期記憶(数週間~数カ月持つ記憶)に入ります。

(2)「メキメキ」で流れを理解:用語暗記と並行して、「メキメキ」を3~5回音読して「流れ(用語同士の関連や因果関係)」を理解していきます。用語だけ単体で暗記するより、「メキメキ」を何度も読んで理解を深めた方が、暗記もし易くなり、忘れにくくなります。

社会偏差値45の受験生に「メキメキ」の暗記までは求めません。偏差値65以上を目指すなら、「メキメキ」を15~20周音読して暗記してもらいます。

(3)1冊習得したら受験問題集を解く:「メキメキ」の1冊(例えば歴史編)の赤字を暗記し、本文を5回ほど音読したら、受験問題集の歴史部分を10回解いて習得していきます。

「習得」するとは、10回復習して、全問「即答」できるようにすることです。問題集は復習10回くらいで中期記憶に入ります。

そしてそれと平行して、2冊目(地理編)の暗記に入ります。

(4)過去問5年分の習得:受験問題集を1冊習得したら、過去問を解く準備ができたことになりますので、過去問を解いていきます。過去問は3年分、5年分、10年分と、時間の限り多く解き、これも10回復習して即答できるようにします。

(5)2ヶ月間復習:「メキメキ」・問題集・過去問は、一度習得してからも、復習を2ヶ月以上続けます。2ヶ月復習するとほぼ常識になり、長期記憶(数ヶ月~数年以上持つ記憶)に入り、入試まで忘れなくなります。

1.2.暗記に使用する参考書

社会は暗記科目ですが、何を暗記するべきかというと、「用語」と「流れ」です。「流れ」とは、用語同士の関連や因果関係です。

この2つの暗記に適しているのは教科書か、以下の「メキメキ」です。

「高校入試 実力メキメキ合格ノート 中学歴史・地理・公民」(3冊、文英堂)

学校の教科書でも構いませんが、「メキメキ」は複数の教科書から入試に出る内容だけを抽出しているので、教科書よりも網羅性が高く、かつ、暗記すべき用語が赤字になっていて、効率良く暗記できるので、オススメです。

1.3.用語暗記

メキメキ」で赤字を赤シートで隠して暗記していけば、合格するのに必要な用語を暗記することができます。

用語暗記については、以下のような一問一答問題集もありますが、用語数が少ないので、社会偏差値50を目指す受験生以外は、あまりオススメしません。

「中学&高校入試 社会 一問一答」(144ページ、受験研究社)

また、以下のようなまとめが付いた受験問題集で暗記していく方法もありますが、これも用語数が少なく、流れが分からず、あまりオススメしません。流れや理屈が分からないとすぐに忘れてしまいます。ただし、以下を問題集として使うのはOKです。

「高校入試合格BON!社会」(120ページ、学研、公立入試問題で構成)
「高校入試 合格でる順 社会」(160ページ、旺文社、公立入試問題で構成)
「中学総合的研究問題集 社会」(176ページ、旺文社)

1.4.流れの暗記

流れも「メキメキ」で理解し暗記していきます。

流れの理解と暗記は「音読」で行います。何回くらい音読するかは、残された期間や現状の社会偏差値、志望校偏差値などによります。

例えば、志望校偏差値が55、自分の社会偏差値が50,残り3ヶ月であれば、1ヶ月半で「メキメキ」3冊の赤字を最優先で暗記し、時間のある限り本文を3~5回音読し、その後、「メキメキ」の暗記と音読を続けながら、受験問題集に入ります。

例えば、志望校偏差値が60、自分の社会偏差値が50,残り8ヶ月であれば、2ヶ月で「メキメキ」3冊の赤字を暗記し、並行して本文を10~20回音読し、本文も暗記していきます(20周読めば9割暗記できます)。その後、4ヶ月目くらいから受験問題集に入ります。

1.5.受験問題集

メキメキ」で用語をしっかりと暗記し、本文を3~5回音読して流れを理解した後、受験問題集を解いて、理解と暗記の確認・定着を図ります。

(1)受験問題集を解く目的

①用語と「流れ」の暗記の確認:受験問題集を解くことで、用語の暗記ができているか、「流れ」が理解できているかを確認することができる。

②暗記をより確実にする:問題を解き、10回ほど復習することで、暗記を定着させることができる。

③入試に出る内容を把握できる:「メキメキ」は3冊全部で600ページもあり(教科書も同様)、全部を暗記することは難しいし、その中で暗記すべき点と、暗記しなくてもいい箇所の区別は、自分では難しい。

そこで、受験問題集(主に公立高校入試問題を集めた問題集)を解くことで、どういう点が問われやすいか(志望校・公立高校で、年号・人名・地名・流れ・理由・因果関係はどこまで暗記すべきか)分かり、「メキメキ」を暗記していく上で、目安となる。

(2)おススメ受験問題集

受験問題集は以下のようなものがよく使われています。

高校入試 合格でる順 社会」(160ページ、旺文社、公立入試問題で構成)
中学総合的研究問題集 社会」(176ページ、旺文社)
高校入試合格BON!社会」(120ページ、学研、公立入試問題で構成)

この中では「高校入試 合格でる順 社会」が問題量が多く、オススメです。

1.6.過去問演習

(1)過去問の正しい勉強法

①習得する

過去問は他の問題集と同様、10回復習して習得する(=即答できるようにする)のが正しい勉強法です。

②習得すべきは5年分以上

年数的には、まず3年分を習得し、次に5年分、そして時間のある限り10年分くらいを習得していきます。

③過去問を始める時期

時期的にはできれば夏休みから解き始めます。もっとも、志望校レベルの知識、実力がなければ解いても無意味ですから、上記のように、「メキメキ」の赤字を暗記し、「メキメキ」の本文を3回以上音読し、受験問題集を1冊習得した後が最適です。

(2)過去問の間違った勉強法

ふつう、過去問は受験直前の11~1月くらいから、自分の実力が志望校レベルに至っているか、もしくは過去問でどのくらいの点数取れるかを確認するために1~2回解くという受験生が多いのですが、これは間違った(劣った)使い方です。その理由は以下の通りです。

①過去問で傾向を知り、対策をする時間が必要だから。

過去問を入試直前まで解かないということは、過去問の傾向を知らず、「一般的な勉強」をしているということです。

しかし、入試には必ず「傾向」があります。頻出分野、ほとんど出ない分野、難易度、問題形式(正誤問題や並べ替え問題のどういう問題形式が出るか、記述式が出るかどうか、出るなら何字くらいの記述か、どういう記述問題かなど)、歴史で言うと、年号を暗記する必要があるか、どこまでの知識を暗記する必要があるか、などは都道府県、学校によって傾向が違います。

よって、「一般的な勉強」(つまり、「メキメキ」や受験問題集の習得)をして実力を志望校レベルに高めた後は、過去問を解いて傾向を把握し、対策を考え、実行していく必要があるのです。

②過去問は入試問題に最も傾向が近い問題集だから。

受験勉強には2段階あります。最初は実力を志望校レベルまで上げる段階、次に志望校の傾向に合わせた勉強をする段階です。

最初の段階では「メキメキ」などで網羅的に用語を暗記し、流れを理解していきます。その後、暗記と理解を確認し定着させるために、受験問題集を1冊習得します。これで公立高校合格レベルには到達します。

次の段階では、「志望校の傾向に最も近い問題集」を習得していきます。

「自分が受験するときの入試問題に傾向が最も近い問題集」は「過去問」です。よって、過去問を、直近3年分、5年分、10年分と習得していきます。

③過去問を解くことで、自分の弱点を把握することができ、補えるから。

過去問を解いていくと、ある分野、時代などが弱いと分かります。そうすると、過去問と平行して、「メキメキ」や受験問題集でそこを補っていきます。

④過去問を習得することで、志望校レベルの実力を身に付けることができるから。

過去問を10年分解いて習得すると、ほぼ全範囲を一巡し、出やすい分野を暗記することができます(これは英数など他の科目でも同じです)。過去問は問題集としても優秀なのです。

創賢塾のホームページに書かれた勉強法をいち早く習得したい中学生のために【5教科の受験勉強法を習得する3ヶ月自宅集中セミナー】【長期勉強法コース】を開講しています。【中学生用:長期勉強法コース・短期セミナー一覧】はこちら。関心ある方はご参照ください。

2.具体的勉強法(1)「メキメキ」の暗記戦略

「高校入試 実力メキメキ合格ノート」(文英堂)の暗記法はこちらに書いています。

3.具体的勉強法(2)受験問題集の習得戦略

高校入試 合格でる順 社会」の習得法は【「高校入試 合格でる順 社会」習得法】に書いています。他の問題集でも習得法は基本的に同じです。

4.具体的勉強法(3)過去問の習得戦略

4.1.過去問の習得戦略

(1)直近の過去問から解く

入試は傾向が変わりますから、一番最近の過去問が「自分が受験するときの問題に最も傾向が近い」。よって、一番最近の過去問から、順にさかのぼって解いていくのがオススメです。

(2)1年分全体を解く必要があるか、バラで解いても良いか

解くのは、1年度分全体を時間を計って解くのが最も良いですが、時間もかかり、疲れるので、特に2回目以降は、大問ごとにバラで解いても構いません。

(3)時間を延長して解く

1年度分を一括で解く時は、まず、制限時間通り解き、時間が足りなければ延長して解き、解答解説を見ます。そして制限時間内と延長の場合、両方の点数を記録しておきます。

延長して解くのは、時間があれば解けたかどうかを知るためです。解かないと、過去問がもったいないです。

(4)問題・解答用紙はコピーする

問題は3~5回解いた方が良いので、本冊子をそのままは使わず、コピーして(もしくは志望校や都道府県、新聞社などのサイトからダウンロードしプリントアウトして)解きます。

(5)習得の目標

解くのに必要な知識を全部暗記し、全問を即答できる状態にします。これに必要な復習回数は15回前後。

年度数は、まず3年度分、次に、5年度分、10年度分と、時間のある限り習得していきます。

それとは別に、3~5回解いて、解く順序、時間配分、難しい問題で諦める時間などを確立させていきます。

(6)解説は暗記するのか?

解説は暗記しません。解説を全部暗記するのは無理だし、そんな時間はないからです。暗記するのは、「解答」と「解説に書いてある、解くのに必要な知識」だけにします。

(7)赤ペンで書き込む

解答解説を読んだ後、問題部分に、「解答」と「解くのに必要な解説の一部の知識」を赤やピンクで書き込みます。これは受験問題集の項目と同じです。

(8)復習しながら先に進む

1年度分を完全に暗記して次の年度に進んだ後も、1年度分を「15分×週2回」など復習していきます。

4.2.過去問習得法

過去問の具体的習得法

(1)1年度目

①解く:時間通り解く。時間が足りなければ延長して解く(両方の点数を記録)。

②解答解説を理解する:解答・解説を読み、理解し、覚えるべき知識にマーカーを引く。理解は重要なので、理解できなければ「メキメキ」・教科書等を参照する(ただし最小限にする)。

③赤ペンで問題部分に書き込む:記述問題の解答も書き込む。サッサと1周目を終わらすため、1周目は暗記せず、書き込むだけにする(暗記したい人はもちろん暗記しても良い)。

④2周目以降:ひたすら暗記問題や設問部分を赤シートで隠して読み、赤字部分(解答等)を言う。分からなければ3秒で答えを見、答えを音読したり書いて暗記する。

⑤大問1問を3周し、1年度分を15周暗記する大問1問分を暗記したら、そこを3~4周して、いったん全て即答できる状態にする。これで記憶が深くなり、次回以降の暗記が楽になる。

時間のある限り先へ進め、1年度分を1周終わらせる。1週間で15周し、赤字を即答できるようにする。15周くらい繰り返して初めて中期記憶(数週間~数カ月持つ記憶)に入る。

完全に覚えた(=即答できる)問題・選択肢には鉛筆などで×印をつけ(忘れたら×を消せるように)、3回連続して正解で×が3つ付いたものは、次周回から飛ばす。

⑥問題を3~5回解く上記の暗記と並行して、問題自体、3~5回解いていく。解き方や時間配分を習得するため。

(2)次の年度へ

①週1年度分解き、習得する:1年度分を習得し終わったら次の年度を解く。9~12月は1~2週間で1年度分、1~2月は毎日1年度分くらいのペースで進める。進め方は同じ。

②必ず復習する:いったん完全に暗記したと思っても、人間は復習しないと必ず忘れるので、既習年度を15分×週2回】復習していく。復習時間はだんだんと短くて済むようになる。

③復習期間の目安は2カ月:2か月ほど復習を続けると完全に常識になって長期記憶(数ヶ月~数年以上持つ記憶)に入り、復習が不要になる。

(3)弱点補強

3~5年度分解くと、どの分野が弱いかが分かるので、その部分を補強する。例えば、歴史で江戸時代で点が取れていなければ、メキメキの赤字を暗記し直し、本文を5回、10回と音読する、など。

4.3.「過去問まとめ帳」に傾向と対策を書く

社会に限らず5教科とも、過去問を解いたら、必ず、傾向と対策を過去問まとめ帳」にまとめます。これは、ルーズリーフに縦線を引き、以下のような感じで書いていきます。

【16年○県過去問・社会、傾向と対策図やグラフの問題が多い。難問はほとんどないが、地理は資料問題で思考が必要。用語は「メキメキ」で十分。】

具体的には、以下のようにまとめます。

①問題形式:史料・統計・地図・写真問題の有無、問題数、時間、記述問題の数と長さ。

②内容の傾向:難易度、分野(地理・歴史・公民)の順番と量。頻出分野。時事問題は出るか、点数配分はどうか。

③どういう知識が必要か:合格レベルの点数を取るのに、「メキメキ」の赤字の用語・年号の暗記だけでOKなのか、太字の暗記、流れの理解も必要か。「メキメキで足りるのか。

④同じ内容:同じテーマ・題材が何度も出ていないか。

⑤自分がどういう部分が弱いか:例えば、公民・戦後史、資料・地図の読み取り問題など。

⑥対策:以上の傾向把握をもとに、対策を考える。例えば、志望校の過去問で「江戸~戦前」の出題が多い場合、江戸時代~戦前を重点的に暗記するなど。

4.4.なぜ過去問を習得する必要があるのか?

たいていの受験生は、過去問について、入試2~3ヶ月前(11~12月以降)から、5~6年分を、各1~2回解いて終わり、にします。

しかし、創賢塾では、過去問は3~5回解き、1年度ずつ15回以上周回して習得する(=即答できるようにする)よう指導しています。年度数も、5年⇒10年⇒15年と、時間の限り多く解いてもらいます。

その理由は?

(1)傾向を知り、対策をするため。

1~2回解いただけでは傾向(難易度、頻出分野、ほとんど出ない分野、問題の種類、記述問題が出るか、など)は分かりません。

3~5回解き、暗記すべき事項はすべて暗記することで初めて、身をもって深く傾向が分かり、正しい対策が立てられるようになります。

「正しい対策」とは、つまり、志望校に傾向が似た問題集を選択できる、「メキメキ」等でどこまでのレベルを覚えたらよいか分かる、などです。

(2)素朴な疑問:同じ問題は出ないのだから、過去問を何度も解いたり、内容を覚えることより、新しい問題を解いた方が良いのではないか?

A:創賢塾の答え:同じ問題は出ませんし、2~3年では同じ分野の問題は出ない可能性が高いですが、5~10年単位で解いていくと、同じテーマ・用語が、同じ都道府県・同じ学校で繰り返し出ていることが多いのです。よって、5~10年分解き、研究し、習得する必要があります。

(3)過去問は、覚えていなかった知識を暗記するだけでなく、何度も「解く」必要があります。その理由は?

過去問は、答えに関わる用語を暗記するだけでなく、3~5回解くのがオススメです。何度も解く理由は、適切な時間配分や解く順序を確立するため、難易度を体感的に把握するため、問題の解き方・解く時の考え方を身に付けるため、です。

4.5.過去問を2週間で20年分解く

過去問は、11~12月頃は、時間がある限り、毎週1年度分など決めて解いていきます。直前期(入試1~2ヶ月前)には毎日1年度分など解き、復習もしっかりやっていきます。

気力のある人は、土日に時間が取れるとき、2日で10年分など解いてみます。これをすれば2週間で20年分解けて、短期間で傾向が分かります。

「1日でセンター政経本試19年分をすべて解く」

進藤彰人、東大理科三類(医学部)合格者(「本当の東大入試完全攻略法」エール出版、180ページ)

私は、受験期にストップウォッチで毎日の勉強時間を計っていたが、最長で15時間であった。このときは朝5時から夜中の1時までに、センター政経本試19年分をすべて解く、という荒技をやったのだが、心身ともに限界だと感じた。

東大・京大・早慶受験生、あるいは公立トップ高や最難関私立高校受験生の中には、時々このような集中的な勉強をする人がいます。

19年分はともかく、1日で5年分くらいならあなたにもできるはずです。ぜひトライしてみてください。

成績がいい子はみんな「10回くらいはやっている」

「きめる!共通テスト現代文」船口明著 406ページ

先日ある生徒が落ち込んだ顔で僕を訪ねてきました。「理科が苦手で、どうしても成績が上がらないんです……」。彼はこう言います。「テキストは復習して内容は理解してます」「問題集で演習もしました」「それなのに上がらない」と。

僕は聞きました。「問題集は何回やったの?」。「項目にもよりますが、間違ったところは2回、解けたところは1回です」。なるほど。そりゃあそうです。それでは成績が上がるわけがありません。

勉強は「繰り返し」で成績が上がっていくものです。

かつて、ある超難関国公立大の医学部に現役合格した女の子は言いました。「私は『天才』なんかじゃないんです。K君みたいに、授業の復習をして問題集を1回解いただけで出来るようになるっていう子もいます。ああいう子は確かに天才です。でも私、理科も数学も10回くらい繰り返して、やっとできるようになるんです。だから私は天才じゃありません。」

僕は「はっ」としました。彼女はずっと全国模試の成績が一ケタ台だった子です。正直、そこまで繰り返しているとは思っていなかった。でも、彼女は、「10回やって」その順位にいたんです。しかも彼女は、周りの友達も、成績がいい子はみんな「10回くらいはやっている」って言うんです。

どうでしょう。皆さんは「天才の勉強法」になっていませんか。

才能がないんじゃない、繰り返しが足りないだけです。だからできないと嘆く前に、何度も繰り返す。5回やってダメなら10回やればいい。10回でダメなら15回やればいいんです。

5.終わりに

以上が高校受験社会の勉強法です。

ここまでお読み下さり、誠にありがとうございました。

創賢塾のホームページに書かれた勉強法をいち早く習得したい中学生のために【5教科の受験勉強法を習得する3ヶ月自宅集中セミナー】【長期勉強法コース】を開講しています。【中学生用:長期勉強法コース・短期セミナー一覧】はこちら。関心ある方はご参照ください。

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