「共通テスト古文 満点のコツ」習得法

このページでは古文の「読み方・解き方本」である「共通テスト古文 満点のコツ」(教学社)の習得法を書いていきます。

共通テストの過去問や共通テスト用問題集を解く前に、「読み方・解き方本」を1冊習得すると、問題が解きやすくなり、正解率が上がりますので、共通テストを受ける人には、本書はとてもオススメです。

1.「読み方・解き方本」

1.1.「読み方・解き方本」の必要性

古文には、古文の素人である高校生がほとんど知らない、「正しい、効率的な読み方・解き方」があります。

それを、古文の問題を大量に解いてきた専門家(予備校講師等)が書いた「読み方・解き方本」で習得すれば、本文の意味が分かりやすくなり、問題が格段に解けるようになります。

「読み方・解き方本」には以下のようなものがあります。共通テストを受ける人に最もオススメなのは「共通テスト古文 満点のコツ」です。

共通テスト古文 満点のコツ」(教学社)
元井太郎の 古文読解が面白いほどできる本」(角川)
岡本梨奈の1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本」(角川)
山村由美子 図解古文読解講義の実況中継」(語学春秋社)

1.2.「共通テスト古文 満点のコツ」の特長

(1)共通テスト即応:共通テスト試行問題やセンター試験過去問を題材にしているので、共通テストを受ける人にはぴったりな内容です。

(2)速習できる:過去問5つしかないので、1~2ヶ月で5周以上でき、習得しやすいです。

(3)正答率が上がる:習得すれば、文法的に正確に読解する方法が分かり、入試のような初見の古文でも「主語が誰か」や意味内容がより分かるようになり、正答率が上がります。

2.目標

2.1.学習目標

共通テスト古文 満点のコツ」の5つの学習目標

(1)コツを習得する:「コツ(読解・解答テクニック)」を全てルーズリーフにまとめ、しっかり暗記し、本書の過去問演習でそれを使い、習熟します。

(2)必須知識を暗記する:前半の古文単語等の必須知識や、過去問の問題を解くのに必要な知識を全てルーズリーフにまとめ、暗記します。

(3)古文を習得する:本書に掲載されている全ての古文について「現代語訳の暗記+品詞分解」を行い、スラスラ訳せて品詞分解できるようにします(=習得します)。

 これにより、古文の実力が飛躍します。

(4)得点力を上げる:満点のコツを使って過去問を5回以上解くことでコツを習得し、また、過去問を解いた後、間違いの原因や対策を過去問まとめ帳(後述)に書き、対策を実行することで、得点力を上げていきます。

(5)長期記憶に入れる:本書を1~2ヶ月で5周し、その後も、2ヶ月以上復習を続け、夏休み・冬休みなどにも復習し、長期記憶(数ヶ月~数年以上もつ記憶)に入れていきます。

 そうすれば入試で使える知識になります。

2.2.「5つの習得」を行うべき理由

なぜ以上のような5つの習得を行う必要があるのでしょうか。

普通の高校生のように、ただ問題を解き、解説を理解するだけではダメなのでしょうか。

ーーダメではありませんが、古文の実力・得点力がほとんど上がらないので、習得した方が自分のためです。

ただ問題を解き、解説を理解するだけでは、古文単語・和歌の知識は増えず、文法力・品詞分解能力・訳す能力は上がりません。

つまり、本書を学習する前と後で古文の実力はほとんど上がらず、問題を解いた経験値と、問題集をこなしたという自己満足だけが残ります。

それで良ければ5つの習得は行わなくても良いし、得点力を上げ、合格確率を上げたかったら5つの習得を行いましょう。

3.習得法

3.1.「共通テスト古文 満点のコツ」習得法

共通テスト古文 満点のコツ」習得法

(1)「古文知識の総まとめ」

 ①暗記するかどうか:前半には、古文単語・助動詞や和歌の知識など、古文の必須知識がコンパクトにまとまっています。3年の夏休み前で、入試まで時間の余裕がある場合は、このパートも暗記することをオススメします。

 入試まで時間が無い、コツをとりあえず知りたい、という場合は、「傍線部手術読解法」から始めても良いでしょう。

 ②解説:5ページからの解説、古文勉強法をしっかり読み、重要部分にマーカーを引き、暗記します。

 ③古文単語:【超効率的古文単語暗記法】に書いてある暗記法で暗記します。

 ④助動詞・助詞・敬語:テストし、覚えていないものに印を付け、暗記します。暗記法は詳しくは【古典文法最短暗記法】参照。

 ⑤識別:規則をルーズリーフにまとめて覚え、例文で識別(品詞分解)をして暗記の確認をします。

 本書を読んでも分かる通り、識別(品詞分解)は古文の問題を解くには必須です。古文の偏差値を上げたかったら、品詞分解を10ページ以上習得しましょう。

 ⑥和歌の修辞法:以下のようにルーズリーフにまとめ、暗記します。

【枕詞|ある特定の語に係る、固定的でイメージ的な修飾句。通常5音で、多くは初句に置かれる。訳さなくて良いものが多い。】

 ⑦古典文学史:以下のようにルーズリーフにまとめ、暗記します。

【平安前期の3つの歌物語|伊勢物語、大和物語、平中物語。】

(2)満点のコツ・傍線部手術読解法

 ①解説を理解する:解説を読み、知らない知識にマーカーを引き、2周目以降はそこを中心に読みます(時短のため)。10回以上読んで暗記します。

 ②満点のコツを暗記:以下のようにルーズリーフにまとめ、暗記します。

【傍線部手術読解法|傍線部の関連情報(主語・述語・目的語・修飾語、指示内容・原因理由など)を具体化し、省略されているものを補う。】

 ③問題:問題を解き、解説を熟読し、理解します。

 ④「現代語訳の暗記+品詞分解」:この問題集に掲載されている全ての古文を習得(現代語訳の暗記+品詞分解)します。

 習得法は詳しくは【初見の古文をスラスラ訳せるようにする勉強法】、【品詞分解を12時間で習得する方法】参照。

 ⑤重要知識を暗記する:問題を解くのに必要な重要知識(古文単語・文法等)をルーズリーフにまとめ、暗記します。

(3)過去問

 ①問題を解く:20分ほどで解き、全部解ききれなければ延長して解きます。解き方は、詳しくは【受験勉強(3)過去問の解き方と習得法】参照。

 ②解説:解説を読み、マーカーを引き、内容をしっかり理解します。

 ③暗記:コツや重要知識をルーズリーフにまとめ、暗記します。「現代語訳の暗記+品詞分解」もします。

 1週間ほどで暗記し終わったら、次の問題に行きます。

 ④過去問まとめ帳:過去問を解いた後、ルーズリーフに過去問まとめ帳を書きます。書く内容は、問題の傾向、自分の間違いの傾向、そして対策法です。詳しくは【受験勉強(3)過去問の解き方と習得法】参照。

 過去問まとめ帳を書く過程で、自分の弱点と補強ポイントが明確になりますから、それを【受験勉強(4)過去問弱点対策法】に書いてある方法で補っていきます。

(4)全体を5周する

 ①全体を5周:全体を1周し終わったらすぐに2周目に入り、全部で5周以上勉強します。2周目以降も「古文知識の総まとめ」をテストし、暗記し直し、コツの解説を読み、満点のコツを使って過去問を解きます。

 ②復習:毎週、既習範囲の古文知識、コツ、「現代語訳の暗記+品詞分解」などの全てを復習しながら先へ進めます。

(5)長期記憶に入れる

 全体5周を終えた後も、「現代語訳の暗記+品詞分解」や満点のコツなどを2ヶ月以上復習し、長期記憶(数ヶ月~数年以上もつ記憶)に入れていきます。

3.2.「現代語訳の暗記+品詞分解」の重要性

「訳せて品詞分解できる」古文が増えるほど、(過去問や入試問題、模試のような)初見の古文の中で理解できる部分が増え、正答率が上がりますから、「現代語訳の暗記+品詞分解」は超重要です。

創賢塾では、「現代語訳の暗記+品詞分解」を週1ページ習得するように指導しています。それを30ページ以上習得して古文の実力が格段に上がった後に、「共通テスト古文 満点のコツ」に入るのが望ましいです。

本書を始めてからは、その題材を本書の中の古文にし、毎週1ページ、「現代語訳の暗記+品詞分解」していきます。

本書に品詞分解は載っていませんから、分からなければ学校の先生などに聞きます。

3.3.長期記憶に入れる方法

長期記憶とは、数ヶ月~数年以上もつ記憶のことです。

長期記憶に入れるには、【短期記憶⇒7日復習⇒中期記憶⇒2ヶ月以上復習⇒長期記憶】のように復習する必要があります。

全ての情報(記憶)は最初、短期記憶(数時間~数週間もつ記憶)に入ります。その情報を7日(7回)以上復習すると、中期記憶(数週間~数ヶ月もつ記憶)に入り、そしてそこから更に2ヶ月以上復習すると、長期記憶(数ヶ月~数年以上もつ記憶)に入り、入試時に使える情報になります。

言い換えると、長期記憶に入れなければ入試には使えないので、入試で必要になる情報は全て、長期記憶に入れることを考えて復習計画を立てる必要があります。

逆に、短期記憶や中期記憶に入れても、その後、復習しなかったら、速やかに忘れ、入試で使えず、努力が無駄になります。復習しない勉強はしないのと同じなのです。

4.「共通テスト古文 満点のコツ」の後

本書の全体5周を終えたら、以下の勉強をしていきます。

(1)本書の復習をする:長期記憶(数ヶ月~数年以上もつ記憶)に入れるために復習を2ヶ月以上続けます。

(2)問題演習:共通テスト過去問・試行問題、共通テスト用問題集、センター試験過去問、志望校過去問に入り、本書のコツ(読解テクニック)を使って読み、解き、コツに習熟していきます。

(3)「現代語訳の暗記+品詞分解」:解いた問題集で「現代語訳の暗記+品詞分解」を行います。

 「古文は、文法的に正確に読めて、内容を理解できれば、解ける」のですが、そのためには、問題集を解いた後、問題集の古文の「現代語訳の暗記+品詞分解」をして「文法的に理解できて、スラスラ訳せる」ようにする必要があります。

 問題集を解きっぱなしでは効果はほとんどありません!

5.終わりに

古文は、ただ長文問題を解いても、なかなか成績は上がりません。

「読み方・解き方本」でテクニックを習得し、得点力を高め、「現代語訳の暗記+品詞分解」を入試まで続けていく必要があるのです。

あなたの健闘を祈ります。

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