高校生の定期テスト満点戦略(1)全体方針編


このページは、「必死で勉強するから成績を上げたい」「どうしても入りたい大学があるから一生懸命勉強する」という高校生のためのものです。

勉強時間を限界まで取った上で、以下のように勉強すれば、あなたの成績は飛躍するでしょう。

1.できることは全てやる

1.1.できることは全てやる

高校生が定期テストの成績を上げるのは簡単です。「できること全てをやれば良い」のです。

「できること全て」とは以下の通りです。これを読めば、あなたは今まで自分が「できることを全てやっていなかった」ことに気づくでしょう。

1.2.全体方針:テスト2週間前までに暗記は終わらせる

テスト2週間前までにテスト範囲の暗記は全て終わらせておきます。できる限り先取りをしてテスト範囲になりうる部分は全て理解し、記憶します。

テスト2週間前からは、暗記・復習と並行して、問題演習をして理解と記憶を強化します。

1.3.英語

コミュ教科書やテスト範囲の文章を全て【「1日3回和訳+5回音読」×7日】のように音読し、「スラスラ訳せる+90%の理解度で音読できる」状態にします。さらに、テストまでそれを維持できるように【「1日1回和訳+5回音読」×週3回】など復習します。

本文のCDを毎日10分聴き、聴いてスラスラ意味が分かるようにします。

コミュ教科書のグラマーの英文法例文や英語表現の英文法例文は全て、瞬間英作文【2回口頭和訳⇒5回音読⇒暗唱⇒瞬間英作文(日本語を見て英語に訳す)】で暗記します。

テスト範囲の記憶すべき英単語熟語を全て暗記し、問題集・ワークがある場合は5周ほどしてスラスラ解けるようにします。

1.4.数学

テスト範囲を5~10周し、問題がスラスラ解けるようにし、更に、できれば「問題を見たら解き方がスラスラ言える状態」にします。

計算を間違わずに速く解けるようにするため、テスト範囲の計算を毎日10分行います。

1.5.現代文

教科書や演習問題集の試験範囲の文章を毎日10分、各30回音読します。それにより、文章への理解度がどんどん深まります。

テスト範囲の文章中の漢字・語句の意味をまとめ、暗記します。準拠問題集、演習問題集がある場合は3回ほど解き、スラスラ解けるようにしておきます。

1.6.古文

教科書やテスト範囲の文章を全て「スラスラ現代語訳でき、品詞分解ができる」ようにします。テスト範囲の文章中の意味を知らない古文単語をまとめ、暗記します。

準拠問題集、演習問題集がある場合は3回ほど解き、スラスラ解けるようにし、またできるだけ「スラスラ現代語訳でき、品詞分解ができる」ようにします。

テストとは直接関係しない場合でも、古文基礎力を上げるため、助動詞の活用・意味・接続を暗記し、動詞・形容詞・形容動詞の活用を即答できるように暗記し、敬語の意味・現代語訳を暗記します。

1.7.漢文

教科書+テスト範囲の文章を全て「スラスラ訓読でき、現代語訳できる」ようにします。テスト範囲の文章中の意味を知らない語句の意味・読み方をまとめ、暗記します。

準拠問題集、演習問題集がある場合は3回ほど解き、スラスラ解けるようにし、またできるだけ「スラスラ訓読でき、現代語訳できる」ようにします。

1.8.理科

「用語」と「用語の意味」を暗記します。「用語の暗記」とは、穴埋め問題、一問一答問題で用語を答えられるように暗記することで、「用語の意味の暗記」とは、用語の中身を言えること、説明できるように暗記することです。

例えば、穴埋め問題で「アミラーゼ」と答えられるのが前者、「アミラーゼとは何か?」と聞かれて、「唾液に含まれる消化酵素で、デンプンをブドウ糖に分解する」と言えるようにするのが後者です。

理解のために教科書等を週3回、テストまでに10回前後黙読します。学校のワークや市販の問題集のテスト範囲を5~10周し、スラスラ解けるようにします。

1.9.社会

一問一答問題集や学校の穴埋めプリントを10~20周して「用語」と「用語の意味」を暗記します。

理解のために教科書等を週3回、テストまでに10回前後音読します。学校のワークや市販の問題集のテスト範囲を5~10周し、スラスラ解けるようにします。

2.間違いの原因探し

2.1.テスト後、間違えた問題の原因を書く

創賢塾では、生徒に必ず、テスト後に、英数と悪かった科目について、間違えた問題の原因と対策をルーズリーフに書くよう指導しています。やみくもに勉強するより、弱点を把握してそれを補う方が、成績は上がりやすくなります。

例えば、英単語のミスが多い場合と、指示語や整序英作文・英作文のミスが多い場合とでは勉強内容を変える必要があります。

具体的には、「問題用紙の間違えた問題に印を付け、問題用紙の右端に、赤ペン・鉛筆などで、原因を詳しく書く」

数学なら、単に「計算間違い」だけでなく、「移項でマイナスを付け忘れた、字が汚くて見間違えた、公式が思いつかなかった」など、できるだけ具体的かつ詳細に書いていきます。英語・国語・理科・社会も同様です。

2.2.ルーズリーフに原因と対策をまとめる

テスト用紙に書いたことをルーズリーフにまとめ、自分で思いつく限りの対策を書きます。例えば以下。

【2年2学期中間テスト・英語|英単語忘れ3つ(ー6点)、綴りミス2つ(ー4点)、指示語2つ(ー4点)、整序英作文4つ(ー8点)、……⇒対策:英単語を完全に暗記し、綴れるようにする、本文を読むとき指示語の意味を毎回言うようにする、基本文(英文法例文)を瞬間英作文で暗記する、……】

ルーズリーフに書くことで、後からでも見やすくなります。

これを数回の定期テスト分することで、自分の間違いの傾向・パターンが分かります。分かったら次は、それへの対策を実行します。

3.勉強時間を増やす

3.1.成績を上げたいなら、勉強時間を増やせ

成績を上げるのに最も重要なのは、「勉強時間」と「勉強法」です。

成績を上げたいなら、まずは勉強時間を増やしましょう。それが一番確実に成績を上げる方法です。

成績が良い級友たちは毎日3~5時間、普通に勉強しています。あなたが2時間しかやっていなかったら、勝ち目はありません。3時間、4時間と増やしましょう。

休日には、ライバルたちは塾へ行って1日7時間、10時間、普通に勉強しています。あなたが3~4時間しか勉強していなかったら、勝ち目はありません。休日の勉強時間を6時間、8時間、10時間と増やしましょう。10時間超えを目標にしましょう。

そんなに勉強したくない?

だったら成績を上げるのはあきらめましょう。今の、そこそこの成績で満足しましょう。あなたには成績を上げるのは難しいと思います。

創賢塾では高校生には、平日は3時間以上、休日は8時間以上、勉強するように指導しています。受験生は10時間です。初めは難しくても、頑張っていたら、誰でもできるようになります。慣れです。

勉強時間を限界まで増やした上で、初めて勉強法・記憶法が役立ちます。毎日90分しか勉強していなかったら、勉強法が出る幕はありません。3時間以上勉強して初めて、勉強法が重要になってきます。

成績を本当に上げたかったら、まずは、勉強時間を増やす努力をしましょう。

3.2.勉強時間の増やし方(1)眠気を払う方法

やる気はあるのに、クラブ活動などで疲れて、勉強を始めてもすぐに眠くなってしまう、という高校生は結構います。その場合は以下のような対策をとって、自分に合った眠気対策を見つけてください。

(1)仮眠をとる

 クラブ活動をしているにもかかわらず、現役で東大に合格したある友人は、家に帰ったらすぐに30分ほど仮眠をとると言っていました。高校時代は私も帰ったら45分ほど仮眠をとっていました。

 これは大変有効で理にかなった方法です。というのは、仮眠をとると、以下のようなメリットがあるからです。

 ①リフレッシュ:学校の勉強で疲れた頭と身体が、休息をとることでリフレッシュし、やる気が再充填されます。
 ②頭が整理される:学校で入れた新しい記憶で混乱し満杯になった頭が整理され、使える記憶になり、また新しく記憶できるスペースが空きます。
 ③数時間眠くならない。

 ただし、1時間以上は眠らないようにしましょう。夜寝るとき、寝付きが悪くなる可能性があります。

(2)歩きながら勉強をする

 これは冗談ではありません。数学など、書く必要のある勉強は無理ですが、英単語記憶・英語音読・社会の教科書音読などは歩きながら、あるいは立ったり座ったりと、姿勢を変えながらするのがおすすめです。

 歩くと言っても、私がおすすめするのは、自分の部屋や廊下などで、直径1メートルくらいの円周を、1周5~10秒かけて、ゆっくりゆっくり歩く方法です。これですと何かにぶつかる危険はなく、音読や記憶に集中できます。

 姿勢を変えながら勉強することで、眠気を払うことができ、また、ストレスが発散できるので、ストレスがたまりにくく、勉強を長く続けることができます。

 例えば、英語の音読はすごく集中力がいるので、10~15分もたつと、集中力が切れて、ストレスがたまり、続けられなくなる人も多い。そこで、1メートルの円周を歩いたり、壁にもたれたり、しゃがんだり、いすに座ったりと、姿勢を5~10分ごとに変えていきます。そうすると15分が限界の音読も、30分、40分と続けられます。

 是非やってみてください。

(3)シャワーを浴びる

 休日など、長時間勉強したいとき、途中でシャワーを浴びると、心身がリフレッシュし、眠気もなくなり、やる気が戻ります。

(4)運動をする

 勉強を4時間、5時間と続けて、頭ばかり使っていると、どうしても頭が疲れます。そういうときは、休憩時間を作り、部屋で腕立て伏せ、スクワットをする、(休日昼なら)家の周りをウォーキングやジョギングするなど、10分ほど軽い運動をすると、気分転換になり、眠気も減り、頭も休まります。

3.3.勉強時間の増やし方(2)成績を上げてやる気をアップさせる

勉強の「やる気」を上げる最も良い方法は「成績を上げること」です。成績が上がればやる気が出て、もっと勉強するようになるでしょう。

問題は、勉強時間をあまり増やさずに成績を上げることができるのか、ということです。

それは不可能ではありません。まずは、「1教科だけ」成績を上げることを目指すのです。これなら、それほど勉強時間を増やさずに成績を上げることが可能になります。これについては次項で説明します。

4.成績を上げたければ1教科をまず上げろ!

4.1.全教科をいっぺんに成績を上げるのは難しい

成績を上げると決意して、勉強時間を増やし、勉強法を工夫しても、5教科を平均的に勉強していたのでは、成績はなかなか上がらないのが実情です。

なぜなら、1日の勉強時間を2時間から3時間に増やしたとして、5教科に分けると、1教科12分しか勉強時間は増えないからです。これでは次のテストで全教科の成績を上げるのは難しいでしょう。

4.2.【一点突破、全面展開】:成績を上げたければ1教科をまず上げろ!

そこで、【一点突破、全面展開】です。

「一点突破、全面展開」とは、兵法や経営戦略で用いられる概念で、「時間や労力を1点(1教科)に集中投下し、そこで成果をあげたら、同じ方法を他の方面(教科)にも生かす」という戦略を言います。

勉強で言えば、5教科の勉強時間を平均的に増やすより、1~2教科の勉強時間を重点的に増やし、徹底的に勉強し、先に成績を上げる。そうすると、「自分もやれば出来る」という自信が生まれ、勉強法にも自信が出来ますから、勉強のやる気も一気に増すのです。

ここで間違えてほしくないのは、重点科目以外の科目は、時間を減らすのではなく、今まで通りの時間勉強する、ということです。

4.3.重点科目の選択法

先に上げるべき科目は、一般的には、重要科目である英語か数学が良いでしょう。例えば社会の成績が上がっても、あまり自信にはならないかもしれませんが、英語や数学の成績が上がれば、やはり大きな自信になるからです。

現代文は勉強しても成績は上がりにくいので、避けた方が無難です(現代文は重要科目なので、勉強はしてください)。

一般的に、時間をかければ成績が上がりやすいのは、以下の順番です。

【社会>古文・漢文>理科>英語>数学>現代文】

単純に「暗記」すればよい社会は、一番成績が上がりやすい科目です。社会より「理解」が必要な理科は、理解が苦手な人には社会より上がりにくいです。

英語は積み上げ科目で、1ヶ月だけ頑張っても、前の部分の英単語や文法を理解・暗記していなかったら上がるとは限りません。ただし、英語は「暗記が8割」なので、2~3ヶ月継続的に勉強時間を増やして英単語暗記・文法総復習・教科書の和訳・音読に励めば、成績は上がりやすいです。

一方、数学は「理解が8割」なので、数学が苦手な人は英語より成績は上がりにくく、数学の理解に問題ない人は数学の方が上がりやすいです。

以上をもとに重点科目を選んでください。

英語だけを勉強し学年トップになって自信がついた

親野智可等さん(教育評論家)

私は勉強が好きとか得意などとはとても言えないような子でした。特に数学と理科が全くできませんでした。

それで、こんなことではいけないと感じて、英語だけを勉強し始めました。すると、みるみる成果が上がって、英語だけは学年トップになりました。これで大いに自信がつきました。

【終わりに】

以上、「できること全て」やれば、あなたの成績は飛躍的に上がります。ご健闘をお祈りします。


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