世界史の過去問分析法


このページでは、世界史の教科書類(自分のメインの暗記本)をどこまで暗記すればいいのかを知るための「過去問分析法」を紹介します。

世界史の教科書類を暗記しようとするとき、受験生は、「どこまで覚えればいいのか」「どういうところに注目して読めばいいのか」迷います。太字だけでいいのか、本文全部か、欄外は? 資料や絵・写真の説明は? 年号暗記は必要か? 

これは受験する試験・大学によって違いますから、「過去問分析」をする必要があります。自分の受ける入学試験--センター試験・二次試験・私立大学試験--の過去問と教科書類を照らし合わせて、どこまで必要か、どういうところに注目して読めばいいかをチェックするのです。

1.過去問・教科書類分析法

【過去問・教科書類分析法】

(1)過去問を用意:問題部分にも印を付けるので、過去問をコピーするか、東進の過去問サイトなどからプリントアウトします。

(2)過去問と教科書類に印:通史の暗記が終わっていない場合は、過去問を、大問ごとに分かる範囲で解き、すぐに解答解説を見ます。通史の暗記が終わっている場合は、時間通り解き、解答解説を見ます。そして、解答解説の、問題を解くのに必要な用語・内容に印(アンダーラインか丸印)を付け、それを教科書類(自分のメインの暗記本)で調べます。

教科書類のその用語にアンダーラインを引き、「セ16-25(センター試験16年25番、という意味)」「東大16-1(東大16年大問1)」「W16-2(早稲田大学16年大問2)」などと書いていきます。

教科書類にない用語は、関連用語が書かれたページにその用語を書き込み、上記のように書きます。

(3)用語集にも印:「世界史用語集」(山川出版社)には用語の出現頻度(世界史教科書7冊のうち何冊にその用語が出ているか)が書かれています。どこまでの用語を暗記したらよいか調べるため、印を付けた用語を「用語集」で調べ、その頻度を教科書に書きます。出ていない用語には×を書きます。「セ16-25⑦」「東大16-1③」「W16-2×」など。

用語集のチェックは必須ではありません。夏休みなどに少しずつで結構です。

(4)俯瞰的知識:単純に用語だけではなく、俯瞰的知識(出来事の意義・統治の特徴・因果関係など)を問うていて、それが教科書類に書いていなかったら、例えば「ネルチンスク条約」にアンダーラインを引き、その上に「東大16-1意義」などと書きます。

(5)「世界史まとめ帳」に傾向をまとめる:分析をしている途中に気づいたことを「世界史まとめ帳」(ルーズリーフに縦線を引き、左に質問、右に答えの形式で書く)に書いていきます。

また、1年分終わるごと、5年分終わったあとに、教科書類を見ていき、センター試験、二次論述、私大試験ごとに、どこまで、どういう知識を暗記したらいいか、用語の出題頻度はどうかを見ていき、「世界史まとめ帳」に、傾向を書いていきます。

例えば、「○○大学二次論述の深さ|教科書の欄外、写真の説明書きもあり、用語頻度は5~7が8割、3~4が2割、1~2はゼロ。」など。

(6)対策をまとめる:傾向が分かっていったら、それへの対策法も「世界史まとめ帳」に書いていきます。

2.過去問分析の詳細

2.1.過去問分析をする時期

過去問分析は、通史の暗記を始めたら、できるだけ早くに始めます。どういう部分に焦点を当てて覚えればいいか分かったら、やる気も出ますし、本気で覚えようとしますから、暗記も進みます。

2.2.分析するのは3~5年分

自分の受ける入試(センター試験・二次試験・私大試験)の過去問を用意し、3年分、5年分と分析していきます。例えば、国公立大学志望で二次試験にも世界史がある場合、センター試験と二次試験をそれぞれ、3~5年分、分析していきます。5年分ずつ分析すれば、だいたいの傾向が分かります。

2.3.一週間で1年分を分析

分析はある程度集中的にたったほうがいいです。土日に集中して1時間などとやっても構いませんし、毎日10分と決めてやっても構いません。

目安としては、1週間に1年分、10週間でセンター試験と二次試験を5年分ずつ終える感じです。

3.過去問・教科書類分析のメリット

3.1.敵を知る

敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」(孫子の兵法)。早めに敵(入試問題)を知ることは、勉強の方向性を定める上で、大いに役立ちます。

過去問分析で、教科書類のどこまで覚えればよいかが分かれば、やる気も出て、決めた範囲をしっかり暗記しようとします。

3.2.論述対策法が分かる

論述試験がある受験生の場合、過去問分析をすると、「事件の原因・背景・結果・他の事件との関係(ヨコの歴史)・意義・文化の特徴」など、俯瞰的知識のどういう面が出やすいかが分かるようになります。

例えば、大きな歴史的事件の意義が出やすい大学の場合、教科書類の記述の中でも、事件の意義が気になり、意義を考えながら読むようになるので、深く理解・記憶できるようになります。


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