英語長文を6ヶ月でスラスラ読めるようにする方法


中学生が英語長文を得意にするのは簡単です。「理解しながら」音読を実践すれば良いのです。99%の中学生は「理解しながら」音読をしていません。音読を徹底的に実践すれば、あなたも6ヶ月で初見の英文でもスラスラ読めるようになり、成績は飛躍的に上がります。

1.英語長文を6ヶ月(180時間)で得意にする方法

1.1.英語長文を得意にするにはどうしたらよいか

英語長文問題を得意にするには、初見の英文をスラスラ読めるようにすれば良く、そのためには「音読」が最適です。

英語教科書・長文問題集・過去問など、学習した英文を一つ一つ音読でマスターしていく(スラスラ読めるようにする)ことで、初見の英文もスラスラ読めるようになります。

1.2.音読は「理解しながら」行う

音読をしているという中学生に、音読をした直後に、「理解しながら音読をしていましたか?」と聞くと、ほとんどの中学生が「……」となります。

理解しているか理解していないか、気にせずに音読をしているからです。

しかし、理解せずに音読をしても、効果はほとんどありません。それは例えば、全く理解できないフランス語の文章を、発音だけ教えてもらって1万回音読したとしても、全く効果がない(理解できるようにはならない)のと同じです。

彼らの理解度は、自己申告で、0~30%です。理解度が10%であれば100回音読したとしても10回分の効果しかありません。逆に言えば、70~100%理解していたら、ライバルたちの2~10倍の効果があるのです。

音読は理解しながら行いましょう。

1.3.理解しながら音読するにはどうしたらよいか

では「理解しながら音読する」にはどうしたらよいのでしょうか?

それは以下のようにしていったら良いのです。

【理解しながら音読する方法:日本語訳を頭の中で言いながら、情景をイメージしながら、音読する】

日本人が英語を「理解しながら音読する」には、まずは「日本語で理解する(日本語を介して理解する)」しかありません。「日本人は英語を英語のまま理解することはできない」からです(音読に慣れたらできるようになります。下記「英語回路」参照)。よって、最初は音読時に頭の中で日本語訳を重ねて言うことで英文を理解していきます。

また、「日本語訳を頭の中で言う」には、以下のようにする必要があります。

【日本語訳を3回音読⇒3回口頭和訳⇒10回音読】

こうすることで初めて、日本語訳をしっかり記憶し、理解し、スラスラ訳せるようになり、音読時に日本語を重ねることができるようになります。

音読の詳しいやり方については【英語勉強法(3)音読・シャドーイング・リスニング】で解説しています。

理解しながら音読するのは、複雑で難しそうに見えますが、順を追って実践したら、1ヶ月で習得できます。

1.4.英語長文を6ヶ月で得意にするには、具体的に何を何時間勉強すればよいか

中学生の場合、ライバルたちも毎日1~1.5時間は普通に英語を勉強していますから、毎日音読最低30分、できれば1時間以上した方が、より速く英語の成績は上がります。

30分だと少し少なく、成績が上がるまで3~6ヶ月かかります(個人差があります)。毎日1時間音読すれば3ヶ月で成績が上がり始め、6ヶ月で明らかな差ができます。

音読は教科書を中心に30~100回音読します。余裕のある人・受験生は、教科書に加えて、英語長文問題集、過去問も音読して「スラスラ理解できる状態」にしましょう。

【英語長文を6ヶ月で得意にするには:毎日音読1時間】

1.5.「いつ読んでもスラスラ読めて理解できる状態」を目指す

学習した英文は基本的に全て、「いつ読んでもスラスラ読めてスラスラ理解できる状態」になるまで音読します。ここまで習熟すれば、なかなか忘れない記憶(長期記憶)になり、数ヶ月、数年覚えておけるからです。

この状態になるまで、音読初心者で30~100回必要で、音読に慣れると10~30回で済むようになります(個人差があります)。

「英文を和訳し理解するのが最終目標ではない。理解のあと、音読を繰り返して知識を内在化させなければならない。」(國弘正雄、同時通訳者・英語教育家)

1.6.【300ワードの英文30本を各100回音読】すれば初見の英文をスラスラ理解できるようになる

では、どのくらいの数の英文を「いつ読んでもスラスラ読めてスラスラ理解できる状態」にすれば、初見の英文でもスラスラ読めるようになるのでしょうか。

それは高校受験の場合、200ワードの高校受験レベルの英文にして30本以上です。

30本「スラスラ状態」にすれば、英語力、英語長文読解力は格段に上がり、公立高校入試レベルの英文を初見でスラスラ読めるようになります。50本で難関高校受験レベルをスラスラ読め、100本で高校受験レベルを遙かに超える英語力を獲得できます。

1.7.音読で初見の英語長文もスラスラ読めるようになる理由

学習した英文をスラスラ読めるようにすれば、その英文に含まれる「英単語・英熟語・英文法・英語構文」を全てスラスラ理解できます。そして、同じ英文は出ませんが、同じ「英単語・英熟語・英文法・英語構文」は、初見の英文にも受験の英文にも当然出ます。

30本の英文をスラスラ読めるようにすれば、初見の英文の中の「英単語・英熟語・英文法・英語構文」は90%以上重複し、50本になれば95%以上重複します。こうして「スラスラ理解できる」部分が増えるので、初見の英文でもスラスラ読めるようになるのです。

逆に、普通の中学生がしているように、「教科書を和訳して訳せるようにし、数回読み、傍用問題集を数回解く、試験が終わったら復習はしない」「英語長文問題集の問題を解き、解答解説を読んで理解したら、2~3回読んで次へ行く」、このような勉強法だと、理解し記憶したことを1~2週間で速やかに忘れるので、入試の時には使えません。

覚えては忘れ、覚えては忘れ」を繰り返す、無駄が多い勉強法ではなく、「長期記憶に入れて入試の時に使える勉強法」を実践しましょう。

1.8.【毎日1時間×6ヶ月】の音読で英語長文を得意にできる

普通の中学生が、勉強した英文をスラスラ読めるようになったら、分速100~150ワードで読むことができるようになります。最初は50~60ワードの人も多いでしょうから、平均で言うと分速100ワード前後です。つまり、300ワードの英文なら平均3分で読めます。

100回音読すると300分=5時間、30本を100回音読すると150時間。多少の余裕を入れると180~200時間で300ワードの英文30本を100回ずつ音読できます。これは偏差値50~55くらいの人の場合で、英語が得意な人、記憶力が良い人の場合は100回も必要ないので、50~100時間で初見の英文でもスラスラ読めるようになります。

180時間とは、毎日30分の場合1年、毎日1時間で6ヶ月、毎日90分で4ヶ月です。6ヶ月で英語長文を得意にできるという根拠は、ここにあります。

「君の英語号は空へ舞い上がれるか?」 

清水かつぞー(ベストセラー「英単語ピーナツ」シリーズ著者)(國弘正雄著「英語の話しかた」所収、たちばな出版)

わからない単語が1ページに10もあり、一つひとつ辞書を引く。そのあとで一生懸命にノートに日本語訳をでっちあげる。授業中に教師が言う訳を参考にして、自分の訳を訂正する。文法的な説明その他も全てノートする。家に帰って、少し復習して、それでおしまい。

もし君が英文解釈でこのような勉強法をしていたら、残念ながら長文を何題やろうが、あまり実力はつかないだろう。残酷な話だが本当だ。それはちょうど、飛行場の滑走路をグルグル回っているジェット機のようなものだ。地面を滑走し続けるだけで、空に舞い上がることは永遠にない。……

それ(英語の加速度を生み出すもの)は「スラスラ感」なのである。「この英文はスラスラわかるぞ!」という感じなのである。そうなのだ。英文解釈の勉強とは、スラスラわかる英文を1つずつ作り上げていくことなのだ。……

「スラスラ感」を味わうためには、地道に音読を繰り返すという復習が欠かせない。ほとんどの生徒がそこから逃げようとする。いや、そのことに気づきもしない。教師もその必要性を教えない。繰り返すが、うわべの勉強を何題やっても君の英語号が空に飛び立つことはない。

ところが、たった3題の長文でも、君が日本語を読むときの「スラスラ感」の半分くらいを英語でも感じることができれば、飛躍の可能性が生まれてくる。最初から量を焦ってはいけない。「スラスラ感」さえ獲得すれば、量はあとから、あっという間についてくる。……

少々辛くても、次の3ステップをお踏みなさい。

・あらゆる武器を動員して、きちんと英文の意味を理解する。
・理解したものをひたすら音読復習してスラスラ感を獲得する
・スラスラ感を獲得した長文を一題一題増やしていく

この3つのステップをきちんと踏むと、ある時点で必ず飛躍があります。飛躍とは、全く初対面の英文(入試の本番の英文がそうです)でも、かなりのスピードで読めるようになることです。多読も可能になります。

2.音読で可能になる7つのこと

2.1.英文を返り読みしないで速く読めるようになる

英文を読むときは必ず、スラッシュ訳(フレーズ・リーディングとも言います)をするようにします。スラッシュ訳とは、3~5ワードの意味のまとまりごとに、前から前から、口頭で和訳し、理解し、読んでいくことです。

スラッシュ訳に慣れることで、初見の英文でも、返り読みをしないで、前から前から意味を理解し、訳し、読むことができるようになり、英文を速く読むことができるようになります。つまり、英語速読が可能になります。また、スラッシュ訳での音読やシャドーイングを続けることで、「英語音声を聴いた順番に理解できる」ようになるので、リスニング能力も飛躍的に上がります。

最近では、例えば以下のように、教科書ガイド、英語長文問題集にもスラッシュ訳が載っているものが増えています。良い傾向です。

「中学英語レベル別問題集」シリーズ(CD付き、安河内哲也著、東進)
「ハイパー英語教室 中学英語長文」シリーズ(CD付き、安河内哲也著、桐原書店)
「高校入試 実戦!英語長文はこう読む!!」(富士教育出版社)
「高校受験 英語長文を論理的に読み解く本」(中経出版)
「教科書ガイド トータルイングリッシュ」(学校図書)
「教科書ガイド サンシャイン」(開隆堂)

2.2.全ての英単語・英熟語・英文法・英語構文を記憶できる

英文を30~100回音読すると、ほとんどの人はその英文に入っている全ての英単語・英熟語・英文法・英語構文をスラスラ訳せるようになり、記憶することができます。英単語・英熟語・英文法・英語構文は英文と共に記憶することで使用法も記憶できるので、使える英語を身に付けることができます。

2.3.学習した英文は「いつでもスラスラ理解でき、訳せる状態」になる

英語教科書・英語長文問題集の英文を30~100回音読することで、学習した英文は全て「いつでもスラスラ理解でき、訳せる状態」になります。この状態になった英文は長期記憶に入るので、入試の時にも使える記憶になります。

2.4.初見の英文も正確に速く読めるようになる

30~100回音読を30英文、50英文と積み重ねることにより、瞬間的に理解できる英単語・英熟語・英文法・英語構文がどんどん増えるので、初見の英文でも正確に速く読めるようになります。

2.5.英語回路ができる(英語を英語のまま理解できる)

上で書いたように、日本人が「英語を理解しながら読む」には、音読するときに、「日本語の意味を頭の中で言い、かつその情景をイメージする」ことが必要です。この正しい音読を30~100回続けることで、日本語の意味と英文が結びつき、イメージと英文が結びつき、英文を読むとき、日本語に訳さなくても「英語を英語のまま理解できる(直読直解)」ようになります。

【音読で(英文+日本語訳+意味)を結びつける⇒100回音読⇒音読で(英語+意味)が直接結びついていく⇒英語を英語のまま理解できる】

これができるようになった頭の状態が、いわゆる英語回路です。

そして、英語のまま理解できるようになった英文が頭の中に10文、30文、50文と蓄積されることにより、初見の英文も英語のまま理解できるようになります。200ワードの英文にして50~100本の英文を100回音読すれば、たいていの英文は英語のまま理解できるようになり、英語速読ができるようになります。

2.6.リスニング能力が上がる

創賢塾の英語指導では、音読した英文を、シャドーイング(音声を聴きながらの音読)、リスニングしていきます。この3つをセットでトレーニングすると効率が良いからです。

【音読トレーニング:音読70回⇒シャドーイング30回⇒リスニング30回】

このトレーニングと、上記のスラッシュ訳(英文を書かれている順番に前から前から理解していく読み方)により、「音声を聞こえた順に理解していく能力」や聴解力が上がり、リスニング能力が飛躍的に上がっていきます。

2.7.定期テスト対策は万全、模試の成績も良くなる

正しい音読を繰り返すことで、教科書の英文やその英文に含まれる語彙・英文法等を全て記憶でき、スラスラと訳せるようになるので、定期テスト対策は万全になります。

また、音読だけでなく、当塾でお教えしている例文暗記法、英単語記憶法なども習得することで、英語力そのものが飛躍的に上がり、模試や受験本番で英語を得点源にすることができます。

「要するに英語というのは頭だけでは無理です。スポーツと同じで練習が必要です。その練習の一番簡単なのが音読です。野球で言えば素振りでしょう。」(英語教育家・川村徹、国弘正雄著「英会話・ぜったい・音読」所収)

【体験談】

「偏差値が65以上に伸びた」

Sさん、中3女子、島根県

先生には5教科全部の勉強法を教えてもらっているのですが、英語が一番伸びました。以前は偏差値は良くて58くらいでしたが、音読を始めてから急に成績が上がり、65を超えることも珍しくなくなりました。

部活があるのでまだ毎日1時間は取れませんが、9月からはもっと頑張ろうと思っています。

「音読80回で英文を覚えた」

Hさん 中学2年生 新潟県

英語の成績が悪い娘のために、英語の成績を上げる方法を探していて、どうやら音読がいいらしいと知り、音読を教えてくれるネット家庭教師を探していて、偶然創賢塾のことを知りました。ホームページの内容も納得できるものでしたので、思い切って無料体験に申し込みました。

スカイプの体験授業では、英単語の記憶法と音読を教えていただきました。娘は、先生の分かりやすい勉強法の説明に強い印象を受けたようで、教科書の単語と教科書の音読を真面目に1週間取り組んでいました。

結果として、英単語はテスト範囲の60語を完全に言えるようになっていました。これには私も娘もビックリでした。

音読は、単語の読み方すら間違いが多く、私が付いて分かるところは訂正していきました。こういう基礎が出来ていなかったんだなあと私も勉強になりました。1週間で80回くらい読んで、最初よりはずっと速く読めるようになり、意味も分かると喜んでいました。英文もほとんど覚えたと言っています。

「なるほど、こういう風に英語は勉強していくのか」と親子で納得しました。今後の成績アップが楽しみです。これからよろしくお願いします。

「実力テストで90点以上に」

Mさん 中学3年生 長野県

◎「英語はおもしろい」

中3になるわが子が創賢塾の勉強法指導を受け始めて1年になります。正直に言いますと、「もっと早くに出会いたかった」と思っています(=^_^=) 。

成績も、英語は、1年前は平均点(70点前後)あたりを行ったり来たりでしたが、常時95点くらいは取れるようになりました。実力テストでも90点以上は取れています。着実に英語力が伸びたことを、本人が一番実感しています。

私の方は、何より、英語を苦しそうに勉強していたのが、「英語はおもしろい」と言っているわが子の変貌に、かなり驚くやら嬉しいやらです。本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いいたします。

◎先生のお話は一つ一つ突き刺さってきました

最初の体験授業から目から鱗の連続で、当時は音読さえやったことがなく、100回の音読という過酷な”修行”について行けるのか不安もありました。しかし、「勉強時間は取っているのに成績が上がらない」という悩みを抱えていた私たちに、先生のお話は一つ一つ突き刺さってきました。「ああそうか、勉強方法が間違っていたんだ」と思わざるを得ませんでした。

それまでのわが子の英語の勉強のしかたは、学校の先生に言われるがまま教科書を書き写し単語を辞書で調べる、英単語は書いて覚える、ただし復習はせいぜい2,3回で、どんどん忘れる、教科書を読みはするが、黙読で、せいぜい2~3回、教科書のワークをするも、これも復習は1,2回、もちろん例文暗記はしていませんでした。

どれもこれも、今から考えると、何も考えずに、ただ目の前の課題をこなすだけなのでした。それは他の科目も同じだったのですが。

◎音読100回

そういうわけで、復習5回(10回はまだわが子にはムリのようです)、音読100回(これは半分くらいは達成できるようになってきました)、例文暗記(「99パターン」を全部ほぼ覚えて英語の実力がグッと上がったようです)など、必死で先生の要求に応えようとしています。

これからが受験本番なので、8月からもまたよろしくお願いいたします。


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