DUO3.0を70時間で記憶する方法


英語学習中の大学生・大人の方の中で、必要な英単語・英熟語・英文を自習ではなかなか覚えられないあなたへ。

このページはあなたのためのものです。

このページで、日本で最も有名な英単語集の一つである「DUO3.0」(アイシーピー)を短期間で完全暗記する方法をお教えします。

瞬間英作文を使えば、あなたも、2600英単熟語が含まれる560本の英文を約70時間で完全記憶できます

※このページは大学生・大人の方用です。高校生用のDUO3.0のページはこちらです。

1.DUO3.0とは

1.1.DUO3.0とは

DUO3.0」とは日本で最も売れている圧縮例文型英単語熟語集です。DUOでは、平均12ワードの560英文の中に、大学受験に必須の1600英単語+1000英熟語が含まれており、大変効率的に英単語・熟語を暗記することができます。

1.2.到達語彙レベル

DUOの対応語彙は9000語レベル(大学入試偏差値65、TOEIC780点、英検準1級、TOEFL90点程度)です。

1.3.DUOの多大な効果

瞬間英作文という例文暗記法を使えば、DUOの560英文を全て、70時間前後で暗記することができます。また平行してシャドーイング、リスニングをすれば、以下のような能力アップが見込めます。

①語彙力:560英文全てをスラスラ訳せて、英作文できるようになるので、2600単語・熟語全てを暗記できます。

②和訳力:560英文をスラスラ訳せるようになるので、和訳力がアップします。

③リーディング能力:英文をスラスラ音読できて、スラスラ意味が分かるようになるので、リーディング能力がアップします。

④英会話力・英作文力:英文を暗記し、日本語から英語を瞬間的に言えるようになるので、英作文力・英会話力がアップします。

⑤英文法力:560英文中にはTOEICや英検に必要な文法・構文の多くが含まれ、その英文を訳せて暗記できるので、英文法力もアップします。

⑥リスニング能力:音読してスラスラ意味が分かる状態にしたあと、シャドーイングとリスニングをすれば、聴いてスラスラ意味が分かる状態にすぐなります。

一つの教材で、ここまで万能の効果を短期間で達成できる教材は他になかなかありません。ぜひDUOを暗記してください。

瞬間英作文の効果

(「英語上達完全マップ」森沢洋介著、ベレ出版、92ページ)

(瞬間英作文の)最も目立った効果は英語が話せるようになるということですが、それ以外にもリスニング読解力も向上します。自在に使える構文、フレーズが多いということは、英語力全体を底上げしてくれるのです。

DUOの瞬間英作文でリーディング能力も伸びる

DUOと瞬間英作文 ツウさん(TOEIC925)

瞬間英作文は、前から英文を作っていくことになるので「返り読み」を矯正する効果があり、また、トレーニングの過程で英文を音読することになるので、リーディング力も伸びていきます。DUOでのトレーニングをやってから、あらゆるジャンルの英文が読みやすくなりました。

1.4.DUOを暗記する時期

DUOの英文を読んで、文法的に意味が分からない英文が2割以上ある場合は、DUOと平行して、英文法問題集を10周して暗記しましょう。

安河内の新英語をはじめからていねいに1&2」(安河内哲也著、東進)
新TOEICテスト 英文法をはじめからていねいに」(安河内哲也著、東進)
TOEICテスト英文法 プラチナ講義」(ジャパンタイムズ、濱崎潤之輔監修)
TOEIC TEST やさしい文法レッスン」(霜村 和久著、アスク)
新TOEICテスト中学英文法で600点!」(小石裕子著、アルク)

1.5.DUOの利点

DUOは、例文の中で覚えることで、単語・熟語の使い方が分かります。特に熟語は単体で覚えても使い方が分からないので、例文ごと暗記する必要があります。

この用途に、DUOは非常に適しています。なぜなら、通常の英熟語集では、1000英熟語に対して1000例文なので、とても覚えられないからです。DUOなら、2600英単語・熟語に対して560例文なので、すさまじく効率的です。

2.DUO3.0の3つの暗記法

DUOには、目的によって、幾つかの使用法(暗記法)があります。

2.1.和訳:英文をスラスラ訳せるようにする(約30時間)

これは必須でしょう。訳せるようにすることで、英単語・熟語の意味を速やかに暗記できます。これはリーディング(英文読解)に役立ちます。

全文をスラスラ和訳できるようにするには、口頭和訳(文字通り口頭で和訳すること)を「1日3回×7日」など続ければOKです。

560英文を全てスラスラ訳せるようにするのにかかる時間は、現状の英語力・語彙力にもよりますが、TOEIC500点の方で、約30時間です。700点以上の方であれば20時間で可能でしょう。

2.2.瞬間英作文で英文を暗記する(約70時間)

DUOでは普通、これがメインになります。DUOは例文を暗記してこそ価値があります。英単語・熟語を例文ごと暗記することで、長期記憶に入れることができ、英文読解にも英会話・英作文にも使える、生きた語彙・生きた例文を獲得できます。

英文をスラスラ訳せるようにし、かつ、暗唱でき、英作文できるまでかかる時間は、現状の英語力・語彙力にもよりますが、TOEIC500点の方で、約70時間です(具体的暗記法は以下に)。

2.3.英単語・熟語の意味を暗記(約60時間)

1600英単語と1000英熟語のうち、3割知っていた場合、全部暗記するのに、効率的な記憶法であるクイック・レスポンス法で150時間前後かかります。

ただ、単語・熟語を単体で覚えるなら、DUOを使う必要性はありません。以下のような語彙集で十分です。

英検1級でる順パス単」(旺文社)
キクタン英検1級」(アルク)
TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ」(朝日)
新TOEIC TEST英単語・熟語高速マスター」(高山英士著、Linkage Club)
TOEICテスト英単語ターゲット3000」(旺文社)

よって、DUOは、最初から単語・熟語を単体で暗記するのではなく、例文ごと暗記したあと、2つ目、3つ目の日本語訳を暗記するためにクイック・レスポンス法で暗記するのがオススメです。これにかかる時間は約60時間です。

2.4.音読し暗唱できるようにする(約60時間)

これは(2)英文を暗記するでも達成できますが、音読・暗唱だけを目的にDUOを勉強することも可能です。英文読解力を伸ばすには「音読ー暗唱」が役立ちます。暗記にかかる時間は、約60時間です。

ただ、これは単独で勉強するより、瞬間英作文で英文を暗記すれば、付随的にできるようになり、時間も節約できます。

2.5.リスニング:聞いて意味がスラスラ分かるようにする(約30時間)

これは(2)英文を暗記するまたは(4)音読・暗唱のあとで行うと、意味が分かって音読・暗唱できているので、簡単に聴ける(聴いて意味がスラスラ分かる)ようになります。聴くときは、リスニングだけでなくシャドーイング(聴きながら発音するトレーニング)も行うと、リスニングだけより効果的です。

英文を暗記してから、聴いて意味がスラスラ理解できるまで、約30時間です。

中学英語から2ヶ月間DUOだけでTOEIC700点突破

ある社会人英語学習者のかたのブログより

2012,2月下旬
学生時代英語が大苦手だった私が、仕事の都合でTOEIC700点を突破せねばならないことに。
とりあえず公式問題集で模試を自分で受けてみるものの、あまりに解らなすぎて最後まで解ききることすら断念。……

2012,4月
ひたすら単調な(DUOの)基本的学習(音読)を繰り返していたが、流石に飽きてきた頃。
勉強のモチベーションにと一度本番を受けてみることに。5月の試験に申し込み。

2012,5月27の結果(715点)
私自身が五月までに使用した教材はDUOのみにも関わらず、まさかの目標達成。

2.6.最適なDUO3.0勉強法

大学生・大人の方がDUOを暗記しようとする目的は様々ですから、ご自分の目的により、上記のどれかの暗記法を取ればよいでしょう。

ここでは、創賢塾が考える、最も短期間で英単語・英熟語を覚えられ、かつ英語力が上がる勉強法と順番を解説していきます。

【(1)瞬間英作文で英文暗記+(2)リスニング⇒(3)英単語・熟語の2個目以上の意味を暗記】

(1)瞬間英作文で英文暗記(約70時間):英文を暗記して英文読解・英作文・英会話に役立てる。英文をスラスラ訳せて、英文に入っている英単語・熟語の意味をスラスラ言えるようにする。

(2)リスニング(約30時間):全ての英文を、聴いて意味がスラスラ分かるようにする。

(3)英単語・熟語を暗記(約60時間):英文に入っていない英単語・熟語の意味を覚える。

以下ではそれぞれの暗記法について具体的に書いていきます。

3.DUO3.0の560英文を瞬間英作文で暗記する(約70時間)

3.1.瞬間英作文の達成目標

(1)和訳:英文をスラスラ訳せるようにする。

(2)音読:英文を音読して意味が即座に分かるようにする。

(3)単語・熟語暗記:英文に入っている単語・熟語の意味を、個別にスラスラ言える。

(4)暗記・暗唱:英文を暗唱できるようにする。

(5)瞬間英作文:日本語から英語を瞬間的に言えるようにする。

3.2.DUO用 瞬間英作文の実際

DUO3.0の全560例文を瞬間英作文で覚える方法

【(1)英文を理解⇒(2)日本語訳を3回音読⇒(3)口頭和訳3回⇒(4)音読・暗唱⇒(5)瞬間英作文】

(1)英文を文法的に完全に理解する

文法的に理解できていない英文を覚えても応用が利かないので、文法的に完全に理解します。文法が分からなければ、文法書で調べるなどして理解します。

(2)日本語訳を3回音読する

これは訳を覚えるためと、日本語で意味をしっかり理解するためです。

(3)スラッシュ訳で3回口頭和訳する

スラッシュ訳(下記説明)で、3~5ワード前後の意味のまとまりごとに、前から前から口頭で和訳します。3回前後口頭和訳すると、意味がスラスラ理解できるようになります。

(4)音読・暗唱する

ここが重要です。何度も英文を音読して、詰まらずにスムーズに言えるようにします。そして、暗唱できると思ったらテキストから目を離して暗唱します。言えたら瞬間英作文へ進み、言えなかったら再度音読・暗唱します。

(5)瞬間英作文

ここは狭義の瞬間英作文です。日本語訳を見て、英語を言います。目標は「日本語を見たら瞬間的に英文が口をついて出てくる状態」です。瞬間的に言えたら次の英文へ。言えなかったら、言えるまで「音読・暗唱・瞬間英作文」をします。

以上(1)~(5)を1英文あたり1~2分で終えるようにします。特に2周目以降は1英文1分で終えられるようにします。サッサと進めます。

(6)次々進め、その日の分を2周する

1日1時間であれば、40分で進めるだけ進み、残りの20分で2周目をします。2周目は「(5)瞬間英作文」だけを行います。瞬間的に英作文できなければ「(4)音読・暗唱⇒(5)瞬間英作文」を行います。

1日に2周した方が記憶に残りやすいですが、時間がない場合は1周でも構いません。

(7)翌日以降、先へ先へ進める

10~14日間は先へ先へ進めます。14日以上たつと急速に忘れていくので、14日を限度に、復習に入ります。1日20英文覚えたとして、14日で280英文、ちょうど半分になります。3分の1か半分くらいが、1セットとしてちょうど良い分量です。

(8)2周目:瞬間英作文⇒口頭和訳⇒音読

2周目以降は、まず「(5)瞬間英作文」を行います。瞬間英作文がスムーズにできなければ、「(4)音読・暗唱⇒(5)瞬間英作文」を行います。

瞬間英作文ができたら、(3)口頭和訳(4)理解しながらの音読を行って、スラスラ訳せる状態、音読して意味がスラスラ分かる状態にします。復習のたびにこれを行えば、4~5周でスラスラ口頭和訳できるようになり、音読して意味がスラスラ分かるようになります。

(9)10周する(35時間前後)

1セット目280英文の瞬間英作文は10周まで行います。5~6周目から加速度的に覚えていきます。常識になった英文は外していきます。10周まで行くと、ほとんどの人で全英文を瞬間的に言えるようになります。

(10)第2セット(後半)を瞬間英作文する

全く同じように進めていきます。後半を終えるのも30~40時間なので、全体で70時間前後で終えられます。この後は(11)復習を続けながら、リスニング、単語・熟語暗記に入ります。

(11)全体を更に10周する

人間は忘れる生き物なので、その後も毎週末に瞬間英作文を続けていきます。スムーズに言えるようになったものは外し、残りを集中的に言えるようにします。

以上、複雑に見えますが、同じことの繰り返しなので、1週間で慣れます。約70時間で560英文を完全暗記できます。ぜひトライしてみてください。

3.3.かかる時間

(1)初回にかかる時間

初回は文法的に理解する必要があるので、どうしても時間がかかります。どのくらいかかるかは、その時点での文法力、英語力次第です。文法的に理解できれば、あとは英単語・熟語の意味は載っているので、理解は簡単です。

1英文あたり、初回は2分、2回目以降は1分で終えるのが標準時間です。時間配分としては、1時間勉強するとして、40分で20英文進め、残り20分で同じ20英文の2回目の瞬間英作文をします。

(2)復習のたびに時間は短くなる

2周目は1周目の6割前後の時間で、3周目は2周目の6割前後の時間で進められます。こうしてどんどん短い時間で1周できていきます。

(3)280英文を10周するのにかかる時間=35時間前後

【1回目14日14時間+2回目8日8時間+3回目5日5時間+4回目3日3時間+5回目2日2時間+……10周目10分≒35日35時間】

瞬間英作文のテキストは10回復習する

(「英語上達完全マップ」森沢洋介著、ベレ出版、112ページ)

学習の中でもトレーニング性の高いものは必ず同一のテキストを何度か繰り返します。これを、サイクルを回すと言います。……

サイクルトレーニングの特長は、サイクル数が増すにつれトレーニングの負荷が減っていくということです。何度も繰り返す、と聞いただけでうんざりとした顔をする人がいますが、実際にはトレーニングはどんどん容易にかつ快適になっていくのです。

(瞬間英作文で)サイクルを回していると、5~6回目からスムーズに短文が口から出てくるようになりますが、ここですぐにサイクル回しを止めないで下さい。たやすくできることを楽に繰り返すことにより「熟成」が起こり、深い刷り込みが起こるのです。……

サイクルは楽になってからさらに4~5回、回すのが標準です。つまり10回くらいは回すことになりますね。

3.4.スラッシュ訳

(1)スラッシュ訳とは

スラッシュ訳とは、フレーズ・リーディングとも言われ、また英語通訳の訓練法であるサイト・トランスレーションとしても知られています。これは英語速読やリスニングには必須の読み方です。

具体的には、3~5ワード前後の意味のまとまりごとに、前から前から、返り読みせず訳して(読んで)いきます。

(2)スラッシュ訳のやり方

以下のような感じです。

Since I was in a hurry, I put my gloves on inside out by mistake.
Since I was in a hurry, / I put my gloves on / inside out / by mistake.
私は急いでいたので、 /   私は手袋を付けた  /  裏返しに /   間違えて
(通常訳:私は急いでいたので、手袋を間違えて裏返しにはめてしまった。)

上記のように、意味のまとまりごとに訳していく方法をスラッシュ訳と言い、意味のまとまりごとに理解しながら英文を読んでいく方法をスラッシュ・リーディングと言います。

要するにスラッシュ・リーディングとはアメリカ人やイギリス人のような英語ネイティブの人の読み方なわけです。ほとんどの日本人英語学習者は返り読みをしていますが、返り読みをしているうちは英文速読はできません。

(3)スラッシュ訳の利点

スラッシュ訳をマスターすれば、英語を英語の語順のまま、返り読みせずに読めるようになるので、英文速読が可能になります。

また、これはリスニングでは必殺技とも言えるほど威力を発揮します。というのも、音声は消えていくので、聞こえた順番に理解できないと理解が追いつかないからです。

(4)スラッシュ訳の載っている教材

最近では、例えば以下のように、社会人用・大学受験生用テキストにもスラッシュ訳が載っているものが増えています。良い傾向です。

「速読速聴・英単語」シリーズ(松本茂著、Z会)
「All in One」「新TOEIC TEST英単語・熟語高速マスター」シリーズ(リンケージクラブ)
「大学入試東大英語長文が5分で読めるようになる」シリーズ(小倉慶郎著、 語学春秋社)
「同時通訳方式で鍛える ネイティヴ英語脳・育成大特訓50」(長尾和夫著、三修社)

3.4.音声は必ず聴く

英文は正しい発音で暗記する方が良いので、音声を聴くのは必須です。瞬間英作文の前後に、必ずCDを聴きましょう。

瞬間英作文は最も効果が高い英語勉強法

瞬間英作文について ツウさん(TOEIC925)

今まで約5500時間英語を勉強してきて痛感していることなのですが、「英文をただ読む」「英語から日本語に訳す」「英単語を見て日本語訳を言う」トレーニングだけでは効果が薄く、実りも少ないです。

例えるなら、フランス料理のフルコースを食べに来て、前菜だけ食べて帰るくらいモッタイナイ。

瞬間英作文の効果を知ってしまうと、「英文を精読して読む」トレーニングだけでは、英文を2~3割しか吟味できていない感覚があります。ものすごく不完全な感じ。

4.DUO3.0を聴いてスラスラ意味が分かるようにする(約30時間)

4.1.リスニングをする

大学生・大人の方が英語を学ぶ目的は、TOEICや英検のようなテスト、留学や英会話のような実用英語でしょうから、リスニングは必須です。

また、言語はもともと音なので、正しい音声を聴いて発音するということが非常に重要であり、リスニングは隙間時間(電車・自動車・自転車・散歩・勉強の合間)にできるという利点もあります。

4.2.シャドーイング・リスニング

上記の瞬間英作文の途中から、時間を取れるときにシャドーイング・リスニングをしていきます。

シャドーイングとは、【テキストを見ながら、音声を聴きながら、音声をまねて発音する】トレーニングです。慣れたら、テキストを見ないでシャドーイングします。シャドーイングはリスニングだけするときより、リスニングに多大な効果があります。

シャドーイングについてはこちらで解説しています。

4.3.回数の目安:30回

現状のリスニング能力や音読の経験量にもよりますが、【シャドーイング15回⇒リスニング15回】で、ある程度、聴いて意味が分かり、すらすらシャドーイングできるようになります。

逆に言えば、「聴いてスラスラ意味が分かり、すらすらシャドーイングできる状態」になるまで、シャドーイング、リスニングを続けます。

長期記憶は繰り返しによる刷り込みの結果起こる

(「英語上達完全マップ」森沢洋介著、ベレ出版、93ページ)

外国語の駆使能力を身につけようとする場合、意識的なゴリゴリ暗記は禁物です。なにごとも一回で強引に暗記しようとしないことです。こうした記憶はいわゆる短期記憶、中期記憶で、学校のテストでは有効であったかもしれませんが、外国語を自由に操る力をつけるためにはほとんど役に立ちません。

なぜなら、外国語を駆使するための基盤としての文法、構文、語彙は永久に忘れず、瞬時にアクセスできる長期記憶としてストックされなければならないからです。

この長期記憶はごりごりした暗記ではなく、自分の名前、家族や友人の顔、学校や仕事場への道順の記憶などと同じように、繰り返しによる刷り込みの結果起こるのです。

5.DUO3.0の全2600英単語・熟語の意味を暗記する(約60時間)

5.1.複数の意味を暗記する必要性

瞬間英作文やリスニングを繰り返すことで、DUOに収録されている2600英単語熟語の1つの意味は暗記できます。ただ、特に単語には、多くの場合2つ以上の意味があり、TOEICや英検、英会話にはそれも必要になります。

よって、英文を暗記したあと、単語熟語の意味を個別に暗記していきます。

5.2.クイック・レスポンス法

単語熟語の暗記は、クイック・レスポンス法で行います。これは音読で「英単語ー日本語訳」を素速く反射的に(クイック・レスポンス)言えるようにする記憶法です。クイック・レスポンス法についてはこちらで解説しています。

5.3.期間

ここにかかる期間は、個人差が大きいですが、DUOの前に大学受験の標準レベルの英単語集(「英単語ターゲット1900」や「システム英単語」)を終えていて、英単語・英熟語で暗記すべきものが3割(800弱)前後の場合、約60時間で完全暗記できます。

大切なことは軽めに何度も繰り返す

(「英語上達完全マップ」森沢洋介著、ベレ出版、107ページ)

学習の中でもトレーニング性の高いものは必ず同一のテキストを何度か繰り返します。これを、サイクルを回すと言います。文法であれ、構文であれ、語彙であれ、英語を駆使するためには瞬間的に記憶から取り出し(アクセスして)、自由に使いこなせることが必要です。

このような反射的で融通性に富んだ知識は、試験勉強のような一回限りのゴリゴリした暗記では獲得することができません。 大切なことは軽めに何度も繰り返すということです。これを行うことによって、知識が深く確実に刷り込まれ、使いこなすことのできる技術(スキル)に変化するのです。

6.2600英単語・熟語以外の語彙を暗記する

DUOには、見出し語2600英単語・熟語以外にも、派生語・関連語・熟語が約2200,同意語・反意語が約3000、載っています。このうち、同意語・反意語は少々覚えにくいので覚えなくてもいいですが、派生語・関連語・熟語には重要語・表現が多いので、覚えた方が良いでしょう。

左(見出し語の側)に転記して、クイック・レスポンス法で暗記していきます。

【体験談】

「瞬間英作文は本当に素晴らしい」

Hさん、社会人、東京都

仕事で英語が必要なので、以前から何度かDUO3.0にトライしてきましたが、毎回覚えられずに挫折していました。それで、独力では難しいと感じ、記憶をサポートしてくれるネット塾を探していました(通う時間が惜しいため)。そういうわけで、DUOを個別指導してくれる創賢塾は私にピッタリだと思い、受けてみることにしたわけです。

記憶法(瞬間英作文)を教えてもらい、週10時間くらいトレーニングし、順調に覚えていきました。2ヶ月で560本全部の瞬間英作文が言えるようになり、感激しました。今までの苦労は何だったのか?! もっと早く瞬間英作文と創賢塾を知っていれば、この3年の無駄な時間は無かったのに、と思ったものです。

瞬間英作文は本当に素晴らしいですね。こんなに英文が楽に覚えられるなんて知りませんでした。

今は瞬間英作文の復習を1日10分続けると共に、音読、クイック・レスポンス法に取り組んでいます。サポートしていただいて本当に感謝しています。今後ともよろしくお願いします。

「音読と瞬間英作文でDUO3.0を全て頭に入れた」

Kさん、37歳男性、自動車メーカー勤務、愛知県

英語を使う部署に配属され、どうにかして短い時間で英語力をアップさせたいと教材や勉強法を探していて、偶然、使おうと思っていたDUO3.0を記憶させてくれるという広告に惹かれて、受講を始めました。週1回というのはペースメーカーとしては非常にいいですね。モチベーションが落ちずに続けられたのはこのレッスンのおかげです。

1年かけて200回は音読、シャドーイングしたと思います。瞬間英作文も10周はしたでしょうか。英語漬け、DUO3.0漬けの1年でした。560本全部が頭に入り、語彙や文法はおさらいできました。

おかげさまで、基本的なコミュニケーションは英語ネイティブとも取れるようになりました。今後は仕事で使う語彙を集中して覚えて、もう少し複雑な英文を瞬間英作文していくつもりです。


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