勉強法(11)英単語熟語暗記法


このページでは英単語・英熟語の超効率的な暗記法、そして暗記した英単語熟語全てを長期記憶に入れる復習法を書いていきます。

これを読んで英単語暗記を「毎日30分×1年間」続ければ、あなたも年2400英単語熟語を確実に長期記憶に入れられます。

1.英単語集の種類と暗記のしやすさ

1.1.英単語集の5つの種類

英単語集には主に、単語単体形式、フレーズ形式、圧縮例文形式、英語長文形式、語源形式の5種類あり、それぞれで暗記法が異なります。以下、長所・短所を含めて書きます。

1.2.単語単体で暗記する

最も一般的な英単語集の形式で、左に英単語、右に日本語訳が載っているタイプ。

長所は、フレーズ暗記等に比べて情報量が少ないので(フレーズ暗記だと2~4英単語になる)、暗記が比較的容易であること、短所は、英単語と日本語訳に関連性がないのでかなり忘れやすい点です。

忘れやすいですが、単語単体の暗記はどうしても必要です。なぜなら、フレーズや長文で覚えても、日本語の語義は1つしか覚えられず、それでは大学受験は戦えないからです。難関大学になればなるほど、マイナーな語義が勝負を分けますから、語義は2~4つ覚えるしかありません。

また、英語教科書や過去問の英単語を覚えるときなども、英単語帳に自分でまとめて単語単体で覚える必要があります。

「英単語ターゲット1900」(旺文社)シリーズ、「データベース3000基本英単語・熟語」(桐原書店)シリーズ、「単語王2202」(中澤一著、オー・メソッド出版)、
鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁」(角川)、「必携英単語LEAP」(竹岡広信著、数研出版)、「キクタン【Advanced】6000語レベル」シリーズ(アルク)、「ユメタン1 大学合格必須レベル」シリーズ(アルク)、「英単語FORMULA1700」(安河内 哲也著、東進)シリーズ、「フェイバリット英単語・熟語コーパス4500」(投野由紀夫著、東京書籍)シリーズ

1.3.フレーズで暗記する

2~5ワード前後のフレーズで覚える形式。

長所は、フレーズの英単語間に関連があるので覚えやすく忘れにくいこと、英単語の使い方も覚えられること、短所は、1つの語義しか覚えられないので、フレーズで一通り覚えたら、単語単体の暗記法で2~4つ目の語義を暗記する必要があることです。

「システム英単語」(駿台文庫)シリーズ「英単語ピーナツ金メダル」(清水かつぞー著、南雲堂)シリーズ「コロケーションで覚える英単語」(ピアソン桐原)「チャンクで英単語 Standard」(投野由紀夫著、三省堂)シリーズ

1.4.圧縮例文で暗記する

比較的短い例文の中に暗記すべき英単語熟語を5つも6つも詰め込んだ画期的な英単語集の形式。ほぼ「DUO3.0」の独壇場。

長所は、例文の英単語間に関連があるので覚えやすく忘れにくいこと、英単語の使い方も覚えられること、圧縮例文方式の代表格である「DUO3.0」と「ALL IN ONE」は、圧縮率が高いのでムダが少ないこと、英熟語も1000前後載っており、大学入試には十分であることなどです。

短所は、1つの語義しか覚えられないので、例文で一通り覚えたら、単語単体の暗記法で2~4つ目の語義を暗記する必要があること、英文に難しい英単語がオンパレードなので、英単語集を1冊終えた後でないと挫折する可能性があることです。

覚えやすく忘れにくいので、創賢塾で最もオススメの英単語集形式です。

「DUO3.0」(アイシーピー)シリーズ、「ALL IN ONE」(高山英士著、Linkage Club)シリーズ、「英単語WIZ」(Z会)

1.5.英語長文の中で暗記する

50~150ワード前後の比較的短い英語長文の中に、暗記すべき英単語をちりばめた英単語集形式。

長所は、長文の意味の流れの中で覚えると忘れにくいこと、長文の練習もできることです。

短所は、他の形式より英単語出現頻度が低い(覚えるべき英単語と全英単語数の比率が、単語単体では1:1,フレーズでは1:3前後,圧縮例文方式では1:2前後、長文形式では1:7前後)ので効率が悪いことと、英語長文中の意味を一通り覚えたら、単語単体の暗記法で2~4つ目の語義を暗記する必要があることです。

速読英単語」のような長文の中で覚える形式の英単語集は、偏差値70以上の人を除いて、時間効率が悪いのでオススメしません。

当塾の生徒でも、学校が「速読英単語」を採用して暗記している人はいますが、長文を読んで暗記する時間のある人はいないので、単語単体で皆暗記しています。これでは「速読英単語」である必要がありません。

長文を読む練習ができると言っても、コミュ教科書や英文解釈書の方が優先なので、「速読英単語」で長文を勉強する必然性がありません。

以上の理由で、創賢塾では英語長文方式の英単語集はオススメしません。よってこのページではこの形式の暗記法は書いていません。

速読英単語」(Z会)シリーズ、「速読速聴・英単語 Core1900」(Z会)シリーズ、「話題別英単語リンガメタリカ」(Z会)

1.6.語源で暗記する

文字通り、英単語を語源で暗記する形式。

語源本の長所は、英単語を意味から暗記できるので応用が利くことと、覚えやすく忘れにくいこと、短所は、全ての大学受験用英単語やその訳語が語源で覚えられるわけではないので、メインの英単語暗記本にはならないことです。

高校生で語源本で暗記している人はほとんどいないでしょうが、英単語集の中には「鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁」(角川)、「必携英単語LEAP」(竹岡広信著、数研出版)のように語源の知識をメインではなく、暗記のサポートとして使う英単語集は結構多い。これは役立ちます。

また、受験に必要な英単語をほぼ全部覚えてから、英単語力強化として以下のような語源本を1冊覚えることは、特に知らない英単語を語源で推測することを前提で英文を出す早慶志望生には役立つでしょう。

つむぐ英単語―部品で覚える入試重要2300語」(河合塾)、「システム英単語Premium(語源編)」(駿台)、「英単語の語源図鑑」(かんき出版)

1.7.オススメの英単語集

できるだけ短時間で、長期記憶に入れやすい(長く覚えていられる、忘れにくい)」という観点から私がオススメする英単語帳の種類は以下になります。

【圧縮例文形式>フレーズ式>単語単体形式>英語長文形式。語源形式はサブ】

圧縮例文方式の代表である「DUO3.0」は、暗記すべき英単語熟語がほぼ入っている英単語カバー率の高さ、覚えやすく忘れにくい点、派生語・同義語・反義語が詳しい点、英熟語も同時に覚えられる点など、出来が良すぎるため、圧縮例文方式が一番オススメです。

フレーズ式も、忘れにくい点で単語単体より優れています。単語単体で覚える英単語集は、いったんは覚えるのですが、忘れやすく、なかなか長期記憶に定着しません。その点、圧縮例文方式とフレーズ式は忘れにくく、優れています。

英語長文方式は時間効率が悪いので、偏差値70以下の人にはオススメしません。偏差値70以上の人、記憶力の良い人は自分が好きな形式を選べばOKです。

語源方式は他の英単語集の中で語源解説があるのを読むことは意味がありますが、語源英単語集を暗記するのは、やるとしても最後です。大学入試に必須の英単語の多くは語源だけでは訳語を覚えにくいからです。

2.単語単体の英単語集の暗記法

2.1.クイック・レスポンス法

当塾では100英単語を「1日30分×7日間(合計3.5時間)」で記憶できる方法(クイック・レスポンス法)を教えています。これは英語通訳も使っている現実的な暗記法です。

100英単語なら「毎日30分×7日」で、300英単語なら「毎日90分×7日」or「毎日30分×3週間」で暗記できます。50英単語なら毎日15分です。

クイック・レスポンス法は以下の通りです。

ここでは「毎日30分×1週間で100英単語を暗記」する場合を書いていきます。また、「英単語⇒日本語訳」を言えるようにすることを目標とします。つまり、「日本語訳⇒英単語」を言えるようにしたり、スペルを書けるようにはとりあえずしない場合を書きます。

【進化型クイック・レスポンス法】

(1)テスト:最初に「英単語⇒日本語訳」のテストをして、「即答」できなかった英単語、日本語訳で言えなかった意味がある英単語にはすべて印を付け、暗記します。

 印が付いた英単語を100個にします。つまり、100英単語をテストして即答できない英単語が80個あるとして、そのままテストを続け、即答できない英単語を100個にし、それを最初の1セットにします。

(2)クイック・レスポンス法【「英単語⇒日本語訳」×「即答できるまで1~5回音読」×100英単語×30分×7日】

 速く正確に読みます。日本語訳は2つまで暗記します。3つ目以上は、2つを暗記したら入れ替えます。

(3)4日目から毎日テスト:「英単語⇒日本語訳」のテストをし、即答できた英単語は外します。そして残りの英単語を、時間を減らさずに30分暗記します。ただし、6~7日目で残りが10~30個になったら時間を減らします(20英単語なら8分前後)。

 毎日全部テストします。今日即答できた英単語でも、翌日即答できるとは限らないからです。

(4)中期記憶:6日で90%、7日でほぼ100%暗記できますが、これはまだ中期記憶(数週間~数ヶ月もつ記憶)にしか入っておらず、1~2ヶ月経ったら徐々に忘れていきます。

 よって以下の自作英単語帳などで2ヶ月以上復習を続け、長期記憶(数ヶ月~数年以上もつ記憶)に入れていきます。

(5)覚えにくい英単語を自作英単語帳にまとめる:100ワードのうち、どうしても覚えにくい英単語が5~15%前後あります。それを6~7日目に自作英単語帳にまとめ、書いた日から毎日復習します。

 暗記法は上記クイック・レスポンス法です。完全に暗記するまで3~20日暗記を続けます。ここでも3日に1回程度テストし、即答できた英単語は外します。

(6)姿勢を変えると続きやすい:机の前に座って暗記するとストレスがたまりやすく、15分以上続きにくい人も多い。その場合は、立ったり、歩いたりして姿勢を変えると良い。

 一番オススメなのは、直径1メートルくらいの円周を5~8秒かけてゆっくり歩くことです。これでストレスが溜まるにくく、疲れず、集中が続きます。

2.2.「日本語訳⇒英単語」を暗記したい場合

4日目から、30分のうち、「英単語⇒日本語訳」を15分、「日本語訳⇒英単語」を15分にします。

2.3.英単語の綴りの暗記法

綴りも暗記したい場合、7日で音読で暗記した後、綴りを以下のように暗記します。

【テスト(日本語訳⇒英単語を書く)⇒「書けなかった英単語を5~10回前後書いていったん暗記」×7日】

1~2日書いて暗記したと思っても、短期記憶にしか入っていないので、数週間後には数割忘れてしまいます。7日間書き、中期記憶に入れましょう。ただし、3日連続正解した英単語は、その日は書きません(翌日もテストし、書けなかったら暗記する)。

そしてその後も「週末に1回×2ヶ月以上」復習し、長期記憶に入れます。

2.4.英単語暗記に1日3時間使えれば週600英単語でも暗記できる

ちなみに、このクイック・レスポンス法だと、1日何セットでも可能なので、例えば夏休みに、「1日3時間(6セット600英単語)×7日間」のようにすれば1週間で600英単語でも暗記できます。5週間だと3000英単語を実際に暗記できます。

つまり、夏休みだけで、大学入試に必要な英単語のほとんどを暗記することも可能です。

ただし、上にも書いたように単語単体だと忘れやすいので、いったん暗記してからも復習を地道に徹底的にする必要があります。

2.5.長期記憶に入れる復習法

クイック・レスポンス法で中期記憶(数週間~数ヶ月もつ記憶)に入れた記憶を長期記憶(数ヶ月~数年以上持つ記憶)に入れるためには、暗記した翌週から以下のように2ヶ月以上復習します。

【長期記憶に入れる英単語の復習法】

(1)自作英単語帳で覚える:覚えにくく忘れやすい英単語をまとめた自作英単語帳を、暗記できるまで7~20日前後、毎日暗記します。そうすればどんなに暗記しにくい英単語でも暗記できます。

 途中、3日に1回などテストして、完全に暗記した英単語は外していきます。

(2)長期記憶に入れる:毎週新規で100英単語ずつ暗記しながら、平行して復習をしていき、忘却を防ぎます。具体的には、毎日既習範囲の100~200英単語をテストして、即答できなかった英単語を自作英単語帳に追加し、クイック・レスポンス法で暗記します。

 例えば、11週目で1000英単語を復習する場合は、以下のようにします。

【毎日150英単語をテスト⇒即答できなかった英単語を自作英単語帳に追加⇒自作英単語帳は毎日全部をクイック・レスポンス法で暗記】

 自作英単語帳の全部と言っても、即答できる英単語は外すので、実際はそれほど多くなりません。こうすれば1週間で既習範囲全部を1周復習ができます。

(3)1冊を1周終わった後、10周する:1冊を1周終わった時点で、暗記しにくい英単語はほぼ自作英単語帳に記載され、何十周も暗記していますから、ほぼ全部暗記していますが、これはまだ全部が長期記憶に入ってはいません。

 よって、毎日200英単語をテストし、即答できなかった自作英単語帳に追加し、自作英単語帳に書いた英単語は(即答できて外した英単語を除いて)全て毎日クイック・レスポンス法で暗記します。

 例えば、英単語帳の全2000英単語のうち、全体2周目を終わった時点で、自作英単語帳に記載した英単語が300個あり、その中で即答できて外した英単語が150個あるとして、残り150個を30分間暗記します。自作英単語帳も3日に1回テストして、即答できる単語は外します。

(4))夏休みに一気に暗記し、冬・春休みに復習する:夏休みは一気に暗記する絶好の機会ですから、毎日2~3時間など暗記します(毎日2時間なら5週間で2000英単語暗記できます)。そして、冬休み・春休みには既習の英単語を全て復習します。

 ここまで徹底的に復習すると、ようやく長期記憶に入って、ほとんどの英単語は半年以上忘れなくなります。

2.6.英単語帳の工夫

(1)同義語をまとめる:例えば、「considerable:かなりの」「significant:かなりの、大幅な、重要な」「substantial:かなりの、大幅な、実質的な」などの同義語、似た意味の単語はまとめて覚えるのが良い。また、英単語集(本)のconsiderable の所に「かなりの=significant」のように書き加え、一緒に覚えると良い。

(2)似た英単語をまとめる:例えば、「complement:補完する、合う」と「compliment:ほめる」と「implement:実行する」などの似ていて混同しやすい単語はまとめて覚えるのが良い。また、英単語集(本)のcomplement の所に「compliment:ほめる」「implement:実行する」のように書き加え、一緒に覚えると良い。

(3)どうしても覚えられない英単語はフレーズを覚えるのが良い:「reserve:予約する」「conserve:節約する、保護する」「preserve:保存する」が覚えにくい場合、「reserve a hotel:ホテルを予約する」「conserve energy:エネルギーを節約する、conserve nature 自然を保護する」「preserve a building:ビルを保存する」のような覚えやすいフレーズを、「システム英単語」や辞書から見つけて英単語帳にまとめ、暗記すると、覚えやすい。

2.7.英単語帳は1周で全部暗記できる

市販の英単語帳を暗記する場合、普通は先へ先へ進んで復習をおろそかにするので、1周終わってもかなり忘れていて、当然2~10周する必要があり、いつ全部暗記できるか分かりません。実際には1周目の途中か2~3周で力尽き、たいして覚えられないまま挫折する人が半数以上です。

しかし、上記のように復習(毎週既習部分を1周チェックし自作英単語帳で暗記)を続ければ、1周終わったらほとんど全ての英単語を覚えています(ただしまだ長期記憶には入っていません)。そして復習は自作英単語帳だけでOKで、大変復習がし易くなります。

2.8.単語単体の英単語集1冊を長期記憶に入れるのに掛かる時間

単語単体でいったん覚えるのに、単純計算で、100ワードで3.5時間なので、2000ワード収録の英単語集だと70時間。更にそれを長期記憶に入れるには、その後も3~4ヶ月復習して50時間、合計120時間ほどかかります。

毎日30分で240日(約8ヶ月)、毎日1時間で120日(約4ヶ月)掛かります。

3.フレーズ式英単語集の暗記法

フレーズ式英単語集の暗記法は【「システム英単語」100時間暗記法】に詳しく書いています。

4.圧縮例文方式の英単語集の暗記法

圧縮例文方式の英単語帳の暗記法は【「DUO3.0」の英単語熟語を56時間で暗記する方法】に詳しく書いています。

5.語源方式の英単語集の暗記法

語源式単語集の中では「つむぐ英単語」(河合塾)が最もオススメです。なぜなら、別冊の語源のまとめ(「部品を集めて」)が秀逸だからです。語源のまとめ(接頭辞と接尾辞)を先に覚え、後は時間がある限り、本編の英単語を語源に基づいて暗記していくと良いでしょう。

【「つむぐ英単語」の暗記法】

(1)「部品を集めて」の「Quick Finder」を暗記する【「部品(接頭辞と接尾辞)⇒意味・機能⇒英単語例」×「即答できるまで3~8回音読」×全部(60弱)×30分×7日】

 「Quick Finder(接頭辞と接尾辞のまとめの表)」の60弱の接頭辞と接尾辞を上記のように暗記します。

(2)「部品を集めて」の英単語を暗記する【「英単語⇒語源的意味⇒日本語訳」×「即答できるまで3~5回音読」×全部(約100)×30分×7日】

 「部品を集めて」の約100の語源解説された英単語を上記のように暗記します。

 例えば、「sympathy(同情)」には「sympathy:sym(同じ)pathy(心)」と書かれており、これを【「sympathy⇒同じ心⇒同情」×「3~5回音読」】のように音読し、これを約100個全部やり、後は時間の限り周回していきます。

(3)本編の英単語を暗記する①語源解説がある英単語【「英単語⇒語源的意味⇒日本語訳」×「即答できるまで3~5回音読」×全部(約80)×30分×7日】

 毎日30分で80ワード前後を1セットにして暗記していきます。復習法等は上記クイック・レスポンス法と同じです。

(4)本編の英単語を暗記する②語源解説が無い英単語【「英単語⇒日本語訳」×「即答できるまで1~5回音読」×100英単語×30分×7日】

 上記クイック・レスポンス法で暗記します。

6.英熟語集の暗記法

6.1.英熟語と英単語の覚え方の違い

英熟語と英単語の覚え方には一つ大きな違いがあります。それは、英単語は単独で覚えても使えますが、英熟語・英語構文の多くは文かフレーズの形で覚えないと使いにくい点です。

<例>
(1)単独で覚えても大丈夫な英熟語
at times(時々)、more or less(だいたい)

(2)フレーズで覚える必要のある英熟語
~ to come(これから来る~)⇒for years to come(今後数年間)というフレーズで覚える
something of a ~(ちょっとした~)⇒something of a necessity(ちょっとした必需品)というフレーズの形で覚える

(3)文で覚える必要のある英熟語(英語構文)
no sooner A than B (AするとすぐにBが起こる)⇒No sooner had she come home than it started to rain.(彼女が家に帰るとすぐに雨が降りだした)という文の形で覚える。

できるだけ短い表現で覚えた方が効率が良いので、単独で覚えても大丈夫な英熟語は単独で、フレーズで大丈夫な英熟語はフレーズで、文で覚える必要のある英熟語・英語構文は英文を訳せるようにします。

よって、当塾で英熟語の暗記指導をするときは、クイック・レスポンス法(英熟語単独とフレーズ暗記)と、圧縮例文方式の英文和訳暗記法を併用します。

6.2.英熟語集の3つの種類

英熟語集には、熟語単体で覚える形式の英熟語集、圧縮例文方式、英語長文方式の主に3種類あります。

(1)熟語単体で覚える形式:ほとんどの英熟語集はこの形式です。

英熟語ターゲット1000」(旺文社)、「システム英熟語」(駿台)、「解体英熟語」(Z会)、「英熟語FORMULA1000」(安河内哲也著、東進)、「キクジュク―聞いて覚えるコーパス英熟語 Basic1800」(アルク)、「ユメジュク―夢をかなえる英熟語」(アルク)、「英熟語Always1001」(河合塾)

(2)圧縮例文方式:この方式の「DUO3.0」(アイシーピー)、「ALL IN ONE」(高山英士著、Linkage Club)には大学受験に必要十分な英熟語も入っていますので、オススメです。

 暗記法は同じですので、【「DUO3.0」の英単語熟語を56時間で暗記する方法】をご参照下さい。

(3)英語長文方式:この方式の英熟語集には「速読英熟語」(Z会)がありますが、英熟語でも英語長文方式は効率が悪いので、ここでは取り上げません。

6.3.熟語単体の英熟語集の暗記法

(1)単独で覚えても大丈夫な英熟語:上記クイック・レスポンス法で暗記します。

(2)フレーズで覚える必要のある英熟語:英熟語集の例文や辞書などを参考に短いフレーズを作り、英熟語集に書いて、クイック・レスポンス法で覚えます。

 例えば、「something of a ~(ちょっとした~)」の場合、「something of a necessity|ちょっとした必需品」の赤字の部分を英熟語集に付け加えて、このフレーズの形で覚えます。

(3)文で覚える必要のある英熟語(英語構文):英熟語・英語構文単体をクイック・レスポンス法で覚えるのと平行して、英語例文をスラッシュ訳でスラスラ和訳できるようにします。

6.4.大学入試必須英熟語1000語を120時間で暗記する

大半の英熟語集の収録数は約1000で、これだけ覚えれば大学受験はほぼ大丈夫です。

1000英熟語なら、上記の方法で、中期記憶に入れるのに70時間前後、長期記憶に入れるのに130時間ほど掛かります。

【終わりに】

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

英単語熟語暗記には時間がかかり、忘れやすいため、甘くありません。地道に頑張ってください。

もしあなた一人では挫折する場合は、創賢塾にご連絡下さい。当塾のような伴走者がいたら、挫折率は大幅に下がります。お金を払ってでも、半年で2000英単語を暗記し、長期記憶に入れられれば、あなたの将来に大きな財産になるはずです。

あなたの健闘を祈ります。


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