このページから数回にわたって、国語力を上げる方法、国語問題集の具体的な解き方、問題文の論理的な読み方、普遍的な解き方(同種の問題形式であればどの問題でも通用する効果的な解き方)、そして国語問題集の習得法について書いていきます。
ここではまず、「国語力を上げる5つの勉強法」と「国語力を上げるための問題集習得法」について書きます。
1.国語力を上げる5つの勉強法
1.1.国語力を上げる方法
このページでは、国語力を上げる方法、国語問題集の習得法を書いていきますが、そもそも、あなたは何のために国語問題集を解いているでしょうか。
それはもちろん、「国語の成績と国語力を上げるため」でしょう。
では、あなたは、「国語力を上げられるように問題集を勉強している」でしょうか。
おそらく、あなたはそんなことを考えもせずに問題集をただ解いていることでしょう。
だから、あなたの国語の成績は思ったほど上がらないのです。また、ほとんどの中学生も何も考えずに解いているので、現実に国語の成績を上げている人が少ないのです。
よって、ここではまず、「国語力を上げる5つの勉強法」と「国語力を上げるための問題集習得法」を書いていきます。
1.2.国語力を上げる勉強法
【国語力を上げる5つの勉強法】
(1)言葉の意味を暗記する
国語の問題文に出てくる、難解な言葉の意味の多くを知らなければ、文章の意味が分かりにくく、問題を解きにくくなります。よって、言葉の意味を暗記する必要があります。「言葉の意味の暗記」は以下の2つの方法で行います。
①語彙集の暗記:学校で語彙集(言葉の意味を暗記するための問題集)が配られている場合はそれを、配られていなければ自分で語彙集を買って暗記します(オススメ語彙集は下記)。
②言葉の意味をまとめ、暗記する:自分が解いた国語問題集や教科書に出てきた難しい意味の言葉をルーズリーフにまとめて暗記していきます。
(2)漢字を暗記する
①漢字帳を暗記:漢字の読み・書き・意味は受験に出ますし、漢字の意味が分からなければ文章の意味が分からなくなるので、漢字帳を1冊暗記します。
学校で漢字帳が配られている場合はそれを、配られていなければ自分でレイアウトやネット書店の評価をもとに選んで、暗記します(オススメ漢字帳は下記)。
②漢字をまとめる:自分が解いた国語問題集や教科書に出てきた漢字をルーズリーフにまとめて暗記していきます。
(3)読解力を上げる
読解力とは「文章の意味を深く理解できる能力」のことです。文章の意味が分からなければ、いくら解き方を習得しても正解できませんし、キーワードとキーセンテンスを付けられません。よって、読解力を上げることは最重要です。
読解力を上げる方法として創賢塾が推奨しているのは以下の4つです。
①読書:読書を大量にしている人は、たいてい、国語の成績も良いものです。読書をすれば、語彙力・知識が増え、読書をする中でいろいろ考えるので思考力が発達し、文法力も上がるからです。
ただし、今の中学生は忙しいのであまり読書をしない人が大半です。よって、創賢塾では、読解力を上げる方法として、読書の代わりに、「10分音読」を生徒には勧めています。
②言葉の意味を覚えること:文章は「言葉(単語)」から成り立っていますから、意味が分からない言葉が多ければ、文章の意味も分からなくなっていきます。よって言葉の意味の暗記は必須です。
③毎日10分音読:読解力を上げるため、毎週1つの文章(学校の教科書の文章や国語の長文問題の文章)を「毎日10分×7日」音読します。1週間は同じ文章を読み、次の週はまた別の文章を音読します。
「毎日10分×7日」で国語の2~3ページの文章なら30回ほど読めます。30回も読めば、読んだ文章はとても深く理解できるようになります。
これを1年続けると、30回音読して深く理解した文章が約50文章になりますが、30回音読した文章数が30~50を超えたら、(読んだ文章だけでなく)初見の文章の理解度も上がります。つまり、一般的な読解力が上がり、他の国語の初見の問題文も、より深く理解できるようになります。
④国語問題集の「本文解説」をよく読む:優れた国語問題集の「本文解説」には、その問題文の深い意味、背景知識などが解説されています。それを熟読することで、国語の読み方が上達し、読解力が上がり、背景知識を身に付けることができ、国語の成績が上がります。
(4)「論理的に読む能力」を上げる
あなたも「論理的に読め」とか「論理的に考えろ」とよく言われるかもしれませんが、しかし、「どうすれば論理的に読めるか」を教えてくれる先生はいません。無責任ですよね。
では、どうすれば論理的に読めるようになるのか--それは以下です。
①「適切なキーワードとキーセンテンス(重要部分)」に印を付けられるようにする(詳しくは下記)。
②文章のパーツ分けができ(ここはテーマ・主張・根拠だと指摘でき)、論理関係(対比・譲歩・因果関係)が分かるようにする。
この2つができるようになると、文章の論理の流れ・筋道・主旨・主張・重要部分が分かるようになり、そうすれば、これらが問題に出るので、国語の成績が上がります。
(5)「国語問題の普遍的な解き方」を習得する
①問題種類に応じた普遍的な解き方があると知り、意識し、注目する
選択肢問題には「選択肢問題の普遍的な解き方(どの選択肢問題でも通用する解き方)」があり、同様に、記述問題・接続詞問題・脱落文問題など、高校・大学入試に出る各問題には、その問題形式に応じた、特有の「普遍的な解き方」があります。
それは【国語問題集習得法(4)選択肢問題の「普遍的な解き方」習得法】等にも書いていますし、それが書かれた優れた問題集もあります(オススメ問題集は下記)。
この「問題種類に応じた普遍的な解き方」を習得すれば、設問を読んだらすぐに解き方の手順が分かり、問題が解きやすくなり、成績が上がります。
これを習得するには、まずは「問題種類に応じた普遍的な解き方」がある、ということを知り、それに注目します。
②創賢塾の「問題種類に応じた普遍的な解き方」を暗記する
次に、これからの数ページに書かれている創賢塾の「問題種類に応じた普遍的な解き方」を暗記し、問題集を解くときにそれを使います。
③国語問題集の「問題種類に応じた普遍的な解き方」を習得する
問題集の解説を読むときに、その問題集の「問題種類に応じた普遍的な解き方」に注目し、マーカーを引き、ルーズリーフにまとめ、自分の「普遍的な解き方」を完成させていきます。
1.3.「論理的な読み方」とは
【2つの論理的な読み方】
(1)「適切なキーワードとキーセンテンス(重要部分)」に印を付けられるようにする
普通の中高生は、国語の文章を読むときに、「ここは重要、ここは重要でない」という区別を付けられません。1行目も10行目も最後の行も等価で、平板にしか読めていません。
しかし、論説文・評論文にしても小説にしても、重要な箇所と重要でない箇所があり、その重要箇所が、問題に出たり問題の根拠になったり解答になったりするので、そこに印を付けられていれば、確実に問題が解きやすくなり、偏差値が上がります。
重要箇所に印を付ける方法は、【適切なキーワードとキーセンテンスを見つけられる論理的読解法】に書いています。それを参考にしたり、「キーワードとキーセンテンスに印が付けられた優れた国語問題集」で練習すると良いでしょう(オススメ問題集は下記)。
(2)文章のパーツ分けができ、論理関係が分かるようにする
論説文・評論文の文章は、主に、「テーマ・主張・根拠」の3つのパーツに分かれます。
テーマとは、主題・話題と同義で、「何について書かれているか」ということです。例えば、環境問題、言語論、建築論、などです。
主張とは「テーマについて筆者が一番言いたいこと・意見・結論」です。
そして根拠とは、主張を補強するための「理由、説明、定義、分類、具体例、体験談、科学的データ、引用、比喩」などです。
また、論理関係には「対比、譲歩(予想される反論とそれへの反駁)、因果関係」などがあります。
論説文・評論文を読んで、「ここはテーマ・主張・具体例が書かれている」「ここは対比・譲歩が使われており、重点はここだ」と指摘できれば、論理的に読めていると言えますし、これができれば成績が上がります。
1.4.オススメ語彙集・漢字帳・国語問題集
(1)オススメ語彙集
一番のオススメは「国語力を伸ばす語彙1700」です。
「国語力を伸ばす語彙1700」(文英堂)
「中学 国語力を高める語彙1560」(増進堂)
「中学生のための 語彙力アップ 厳選1000語」(すばる舎)
(2)オススメ漢字帳
「高校入試出る順中学漢字スタートアップ基本漢字1400」(現文舎)
「高校入試 出る順中学漢字スタートアップ 受験漢字1900」(現文舎)
「つがわ式世界最速漢字記憶ドリル」(津川博義著、講談社)
(3)キーワードとキーセンテンスに印が付けられた要約問題集
「国語の読みテクトレーニング 説明文・論説文」(早瀬律子著、文芸社)
残念ながら、中学レベルでは、キーワードとキーセンテンスに印が付けられたり要約が載っている国語問題集は皆無ですが、高校レベルでは以下のような問題集があります。国語の成績の良い人はぜひ使ってみて下さい。
「論理でわかる現代文 基礎編」「同 発展編」(出口汪著、水王舎)
「現代文 基礎問題精講」(旺文社)
「柳生好之の現代文ポラリス 1基礎レベル」「同 2標準レベル」(角川)
「現代文と格闘する」(河合出版)
「現代文読解力の開発講座」(霜栄著、駿台文庫)
(4)国語問題の普遍的な解き方が書かれた優れた問題集
「システム中学国語」シリーズ(出口汪著、水王舎)
中学レベルでは他にほとんどないので、これが終わって、意欲がある中学生は、以下の高校レベルの問題集をやってみて下さい。
「出口汪 現代文講義の実況中継」シリーズ(全4巻:語学春秋社)
「論理でわかる現代文 基礎編」「同 発展編」(出口汪著、水王舎)
「上級現代文」シリーズ(晴山亨著、桐原)
「現代文と格闘する」(河合出版)
創賢塾のコースの中では、国語力を上げたい方に適しているのは【長期勉強法コース】です。【長期勉強法コース・短期セミナー一覧】はこちら。関心ある方はご参照ください。
2.国語力を上げるための問題集習得法
2.1.国語問題集習得法
上記【国語力を上げる5つの勉強法】を国語問題集の観点からまとめると、以下のようになります。
【国語力を上げるための問題集習得法】
(1)言葉の意味の暗記
自分が解いた国語問題集に出てきた言葉、特に問題に関連する言葉の意味をルーズリーフにまとめて暗記します。
(2)漢字暗記
自分が解いた国語問題集に出てきた漢字、特に問題に関連する漢字をルーズリーフにまとめて暗記します。
(3)毎日10分音読+「本文解説」熟読
読解力を上げるため、自分が解いた国語問題集の中で難しかった問題文を「毎週1つ×毎日10分」音読し、また、本文解説を熟読します。
(4)国語問題集の「論理的に読む方法」を習得する
【適切なキーワードとキーセンテンスを見つけられる論理的読解法】に書いてある論理的読解法を自分でルーズリーフにまとめ、暗記します。ただ読むより、自分で要約し、まとめて書いた方が、遙かに理解と暗記が進みます。
それをもとに、国語問題集を解き、解説に書かれている「論理的に読む方法」を探し、マーカーを引き、ルーズリーフにまとめ、暗記し、次に解く時に使い、自分の「論理的に読む方法」を完成させていきます。
(5)国語問題集の解説の「問題種類に応じた普遍的な解き方」を習得する
【国語問題集習得法(6)各種記述問題の「普遍的な解き方」習得法】などに書いてある「問題種類に応じた普遍的な解き方」を自分でルーズリーフにまとめます。
国語問題集を、それを参照しながら解き、そして解説を読んで、そこに書かれている「問題種類に応じた普遍的な解き方」を探し、マーカーを引き、ルーズリーフにまとめ、暗記し、次に解く時に使い、自分の「問題種類に応じた普遍的な解き方」を完成させていきます。
2.2.国語問題集を解く目的
以上から分かる通り、国語問題集を解く主な目的は、「論理的な読み方と普遍的な解き方を習得するため」です。
この2つが良質な国語問題集には書かれており、それを習得することで、優秀な国語講師と同じように読み、解くことができるようになり、国語の成績が上がります。
逆に言うと、読み方、解き方を変えない限り、国語の成績はなかなか上がらないのです。
3.国語問題集の3つの選択基準
以上から考えると、国語問題集を選ぶときの選択基準は、以下の3つになります。
3.1.論理的な読み方が詳しい
国語の問題を解けるようにするには、「読み方の上達半分、解き方の上達半分」です。本文をきちんと読めていなかったら問題は解けません。
「本文をきちんと読めている」とは、「論理的に読める」と「内容を深く理解できる(=読解力がある)」の2つを意味します。
「論理的に読める」ようにするには、以下の2つが書かれている問題集を選びます。
(1)適切なキーワードとキーセンテンスに印が付いている:重要な箇所と重要でない箇所の区別が書かれている。
(2)論理関係が書かれている:ここはテーマの提示、ここは主張・具体例・引用、などと書かれている。
3.2.「本文解説」が詳しい
本文の「内容を深く理解できる」ようにするには、「毎日10分音読」や、国語問題集の「本文解説」を熟読することが役立ちます。
それぞれの箇所がどういう意味なのかを読み解いた解説を熟読することで、その文章の理解度が上がり、それを続けることで、国語の多くの分野の理解度も上がります。
3.3.「普遍的な解き方」が詳しい
その問題だけにしか通用しない解き方ではなく、選択肢問題・説明せよ問題・理由説明問題・文整序問題・接続詞問題・穴埋め問題などの同種の問題形式であればどの問題でも通用する「普遍的な解き方」が書かれている問題集が良い問題集です。
【成績が120位から80位に上がりました】
Sさん(中学3年生、愛知県)のお母様
いつも、お世話になっております。 8月の授業ありがとうございました。
8/20日に登校して受けた総復習テスト(1年~3年の既習が範囲)は80位でした(全体約270人)。
英語:受講前:63点(平均60点)⇒今回:72点(同59点)
数学:受講前:73点(平均66点)⇒今回:79点(同55点)
国語:受講前:60点(平均63点)⇒今回:65点(同55点)
今までが120番くらいでしたから、ずいぶん上がりました。ありがとうございます。
数学を解くのがとても楽しいみたいで、口頭再現法も毎日やっています。国語は、「システム国語」や「読みテク」の要約、「200字意見文」などに取り組んでいるお蔭だと思いますが、学校での評価がとても上がりました。
全ての教科で力がついた事を彼自身が実感しているので、それがモチベーションになっていると思います。 先生の勉強法のお蔭です。 ありがとうございます。 これからもよろしくお願いいたします。
4.「論理的な読み方と普遍的な解き方」を身に付ける3つの方法
4.1.国語問題集で身に付ける
「論理的な読み方と普遍的な解き方」を習得するには問題集が最適です。なぜなら、良質な問題集には「読み、解くプロセス」が(ある程度)書かれており、学習者はそれを何度でも辿り、マーカーを引き、覚えることができるからです。
ただし、普通の中学生は問題集の解説を読んでも、どこが重要か、どこを覚えればよいか分からず、なかなか「論理的な読み方と普遍的な解き方」を習得できません。
ではどうすればよいか。
それは以下のように勉強していけば良いのです。
(1)創賢塾の「論理的な読み方と普遍的な解き方」を理解し暗記し使う
【適切なキーワードとキーセンテンスを見つけられる論理的読解法】や【国語問題集習得法(6)各種記述問題の「普遍的な解き方」習得法】などに書いてある創賢塾がまとめた「論理的な読み方と普遍的な解き方」を理解し暗記すると、問題集を解くときにどう読み、解くべきか、問題集の解説を読んだときに何に注目し覚えるべきかが分かってきます。
(2)問題集の解説を読み、「論理的な読み方と普遍的な解き方」をまとめ、暗記し、使う
問題集の解説を読むときに、各問題集の「論理的な読み方と普遍的な解き方」に注目し、創賢塾の「論理的な読み方と普遍的な解き方」に付け加える形でまとめ、またそれを次の問題を解くときに使います。
そうやって、自分の「論理的な読み方と普遍的な解き方」を完成していくのです。
4.2.予備校・塾・映像授業で身に付ける
塾・予備校・映像授業でも、「論理的な読み方と普遍的な解き方」を解説できる講師は一部います。運良くそういう講師を発見したら、その講師の「論理的な読み方と普遍的な解き方」を習得します。
しかし、塾・予備校・映像授業では、「論理的な読み方と普遍的な解き方」のプロセスは「口頭」や「プロセスが断片的に書かれた板書」でなされるので、把握しづらいです。
ではどうするか? それは以下のようにします。
(1)創賢塾の「論理的な読み方と普遍的な解き方」を理解し暗記し使う(同上)。
(2)問題集の解説を読み、著者の「論理的な読み方と普遍的な解き方」をまとめ、暗記し、使う。
塾・予備校・映像授業の解説を聞くときに、「この講師の論理的な読み方と普遍的な解き方は何か」に注目し、創賢塾の「論理的な読み方と普遍的な解き方」に付け加える形でまとめ、またそれを次の問題を解くときに使います。
そうやって、自分の「論理的な読み方と普遍的な解き方」を完成していきます。
4.3.創賢塾で身に付ける
創賢塾のスカイプ授業(個別指導)では、問題集の利点と授業の利点の相乗効果で成績を上げていきます。
すなわち、まず、創賢塾の「論理的な読み方と普遍的な解き方のマニュアル」を理解し暗記してもらいます。
次に、「論理的な読み方と普遍的な解き方」が書かれた、市販の良質な問題集の問題を、マニュアルを使って解いてもらいます。そして、授業で、「論理的な読み方と普遍的な解き方」を繰り返し教え、授業後には問題集の解説を「論理的な読み方と普遍的な解き方」に注目しながら読んでもらいます。
これを続けることで「論理的な読み方と普遍的な解き方」を確実に習得することができます。
5.終わりに
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
創賢塾の「論理的な読み方と普遍的な解き方」を理解し暗記し使っていけば、必ず成績は上がるはずです。
皆さんの中には、創賢塾の「論理的な読み方と普遍的な解き方」を読んだだけでは使い方が分からない、自分だけでは論理的に読み、普遍的な解き方を駆使できるようになれるか自信が無い方もいらっしゃると思います。
そういう方は、創賢塾にコンタクトを取ってみて下さい。定期的にスカイプ個別授業を受ければ、半年~1年で創賢塾の勉強法・テクニックを習得でき、国語の成績もどんどん上がっていきます。
この文章があなたの国語の成績アップにつながれば幸いです。
創賢塾のコースの中では、国語力を上げたい方に適しているのは【長期勉強法コース】です。【長期勉強法コース・短期セミナー一覧】はこちら。関心ある方はご参照ください。