英語勉強法(1-6)音読の効果


英語の成績を上げるのに最も役立つ勉強法の1つは「音読」であり、創賢塾では音読と同時に、「和訳+リスニング+シャドーイング」もしてもらいます。それが英語力と英語の成績を最も効率よく飛躍させるからです。

このページでは「英語音読+和訳+リスニング+シャドーイング」の効果について書いていきます。

1.音読の効果

大人の英語上級者(英検1級保持者やTOEIC900点以上の方)の間では音読の高い効果は広く知られ、ほとんどの方が実践していますが、中学生で常時音読をしている人はまだ多くありません。

残念なことです。これは学校や学習塾の英語教育がいかに遅れているかを示しています。

よって、中学生は音読の効果もよく分からない人が多いので、ここでまとめておきます。

音読の7つの効果

(1)初見の英文で理解力が上がる:「毎日30分×3ヶ月」以上音読すると、初見の英文を読んだとき、「前よりずっと理解できる」という感覚ができます。

(2)初見の英文を速読できるようになる:毎週300ワード分の英文を音読で習得し、6~8ヶ月で「300ワード×30英文」(3年英語教科書3冊分)以上を習得することで、初見の英文を理解しながら音読・黙読するスピードが今よりずっと速くなります。

(3)リスニングが上達する:30回以上「スラッシュ訳+音読」した英文を「毎週300ワード×30回(毎日10分)」リスニングし、「300ワード×30英文」以上を聴けるようにすることで、初見のリスニング理解力が飛躍的に上達します。

(4)英語を英語のまま理解できる部分が増える(英語脳=英語回路ができていく):50~100回以上音読した英文数が増えることで、既習の英文や初見の英文を読むとき、日本語に訳さずに英語のまま読める割合が「10%⇒20%⇒……⇒50%⇒……」と増えていきます。

 そうすれば英語をより速く読むことができるようになります。同様に、リスニングでも英語のまま理解できる割合が増え、リスニング能力が上がります。

(5)英単語を長期記憶に入れる:同じ英文を2ヶ月以上音読し続けることで、英文や英文中の英単語熟語の意味を長期記憶に入れられます。また、英単語熟語を文脈の中で(=使い方を含めて)暗記できるので、暗記が短時間ででき、忘れにくくなります。

(6)英文法を長期記憶に入れる:文法的に完全に理解した入試レベルの英文を「300ワード×30英文(3年教科書3冊分)」以上音読すると、「入試英語長文に出る英文法」を網羅的に習得することができ、長期記憶に入れられます。

(7)英会話が上達する:音読・リスニング・シャドーイングを続けると英会話力が上がり、大学や仕事で大いに役立ちます。

2.初見の英文理解力が上がる

2.1.初見の英文理解力を上げるには

初見の英文を読むときの理解力を上げるには以下のことが役立ちます。

(1)100回音読する:英語教科書などを毎日30分、「毎週300ワード×35回音読」し、以後も2ヶ月復習して、合計100回以上音読し長期記憶に入れる。
(2)大量に音読する:100回音読して90%の理解度で分速150ワード以上で読める英文を「300ワード×30英文」以上にする。
(3)英単語力:高校入試用英単語帳1冊の全英単語熟語の意味を即答できるようにする。
(4)英単語推測力を身に付ける。
(5)英文法力:高校受験用英文法問題集1冊を習得する。
(6)英文解釈力:「S(主語)+V(動詞)」という英語独特の語順を理解する。

2.2.音読で初見英文の理解力を上げられる理由

上記のように、100回以上音読して習得(=90%の理解度で分速150ワードで音読・黙読できるように)した英文を「毎週300ワード(3年英語教科書1レッスン分)」増やし、「300ワード×30英文(約7ヶ月)」(3年英語教科書3冊分)以上にし、更に、高校入試用英単語帳1冊と高校受験用英文法問題集1冊を暗記・習得すると、初見の英文も、今よりずっと高い理解度で音読・黙読できるようになります。

それは、これらを達成すれば、初見の英文中の英単語熟語の9割以上は習得した英単語熟語と重複し、英文法についてはほぼ100%重複するからです。重複した部分についてはすぐに意味が分かるため、初見英文の理解度が上がるのです。

2.2.音読教材

音読する教材は、中学生の場合、学校の英語教科書がベストです。なぜなら、教科書には、自分の学年で習得すべき英単語熟語・文法が網羅され、授業やテストがあるので理解しやすく、強制的に復習する機会があり、音声があってリスニングできるからです。

教科書を軽んじ、難しい問題集をやりたがる人が多いですが、それは間違いです。簡単だと思っても、全てを正確に和訳できる人は少なく、また、簡単な英文を音読することで英語の地力が付いて、英文を英語のまま理解できる割合が増えていくなど、「和訳+音読」するメリットは多数あるからです。

3年英語教科書の先取りが終われば、(できればCD付きの)英語長文問題集や過去問を音読するのがオススメです。

2.3.音読時間の目安

毎日30分以上音読することをおススメします。

「毎日30分×3ヶ月」以上音読すると、初見の英文を読んだとき、「前よりずっと理解できる」という感覚ができます。まずは3ヶ月(100日)を目標に続けましょう。

一方、毎日10~15分しか音読しないと、効果が出るまでに4~6ヶ月掛かってしまい、途中で挫折する可能性が高まります。

音読で英語偏差値を70以上にした人の多くは、毎日1時間以上音読しています。多ければ多いほど成績は上がりやすくなります。

2.4.音読回数の目安

創賢塾では以下のような音読指導をしています。詳しくは理解しながらの音読に書いています。

【初週「3回口頭和訳⇒5回音読」×7日(35回音読)】

⇒【翌週から「1回口頭和訳+5回音読」×週3回×2ヶ月以上(総計100回以上音読)】

1つの英文を読む回数の目安は、以上のように、初週「1日5回×7日(合計35回)」、次週から「1日5回×週3回(合計週15回)×2ヶ月間」、トータル150回以上です。

ただ、実際には定期テストや行事があって目標通り行かない場合も多いので、とりあえず100回を目安にしています。100回音読すれば、英文を習得でき、長期記憶に入れられ、入試で使える記憶になります。

2.5.英文を習得する

創賢塾では、学習した英文のうち、毎週300ワード(3年教科書約1レッスン分)を「習得」してもらっています。

習得とは、ここでは「音読+スラッシュ訳スラッシュ・リーディング」して、英文を90%の理解度で、分速150ワード以上で読めるようにすることを言います。

(1)スラッシュ訳=3~5ワード前後の意味のまとまりで、前から前から訳す方法:「スラッシュ訳+理解しながらの音読(スラッシュ訳の日本語訳を思い浮かべながら音読する方法)」により、英文を出てきた順番に理解し、音読することができるようになります。

 具体的な音読法はこちらに書いています。

(2)スラッシュ・リーディング=3~5ワード前後の意味のまとまりで、前から前から読む方法:スラッシュ訳を繰り返した後、スラッシュ訳の日本語訳を思い浮かべながら音読する訓練を続けると、音読時や黙読時にスラッシュ・リーディングできるようになります。

(3)90%の理解度:英語としてはほぼ完全に理解できる状態。「100%の理解度=日本語訳を読んだときの理解度」「50%の理解度=分からない部分が20%ほどあり、20%程理解も遅れる」などと考えます。

 「スラッシュ訳15回+理解しながらの音読30回」以上で、90%の理解度で音読できるようになります。

(4)分速150ワード:300ワードの英文を2分で読めるスピードです。

 上記のように音読を続けると、2~3週間で、音読した英文については、90%の理解度で分速150ワードで音読・黙読できるようになります。

 普通の中学生の「きちんと理解しながらの音読スピード」は分速50~70ワード前後ですから、2~3倍の速さで読めるということです。

 また、「英語の語順で、返り読みせずに、前から前から理解できる状態」にもなります。

2.6.習得する英文量の目安

創賢塾では、中学生は、「ハイパー英語教室 中学英文法」(安河内哲也著、桐原書店)などで中学英文法全体を先取りで習得するのと平行して、英語教科書を毎週300ワード(1レッスン分)習得し、教科書1冊当たり3~4ヶ月で先取りを終わらせています。

中学英文法を習得していたら自力で先取りできます。

中3英語教科書の先取りが終わったら、高校入試がある生徒は、高校受験英語長文問題集2~3冊(300ワード×20英文前後)を夏休み~10月頃までに習得し、次に、志望校過去問10年分(300ワード×20英文程度)を入試までに習得します。

以上のように、入試までに、入試レベルの英文を「300ワード×30~50英文」以上習得すると、初見の入試英文を読んでも理解できるようになります。

「音読から多読へ」

英語の話しかた」(國弘正雄著、たちばな出版、49ページ)

ある高校1年生の話です。普通通りの受験勉強をして中学生になった。夏休みにたまたま「英語の話しかた」を読んだ。一夏だけ、試してみようと、前年使った中3の教科書を何回も音読してみた。9月になって、別の中学から来た友達が自分とは別の教科書を使っているのを確かめると、貸してくれと頼み込んだ。教科書の種類は5種類ある。借りた4種類はそれぞれ一晩で読むことが出来たそうです。自分なりに発音も出来たという。

 
ほんの半年前、友人が1年間かけて終えた教科書を自分は一晩でできた。中学生の喜ぶ姿が目に浮かびます。もちろん、こうしたことが可能なのは、夏休みの間に、自分が学校で使った教科書の習熟度を深めたからです。……

ふつう学校で多読指導と称しているものは、精読⇒多読らしい。精読したものを繰り返して音読して、身に付けるという作業を抜かしてしまう。これでは有意義な多読に進めません。……

 
9割以上の人は功を焦って、そのステップを省こうとします。欲に駆られてと言ってもよい。案の定、そういう人は後で伸びません。私は、中学の教科書の音読を500回などという、常識的に考えたら、壮大な無駄としか思えないようなステップをきちんと踏んだので、その後で大いなる飛躍が可能でした。

高校のリーダー(長文教科書)も同じです。1種類のリーダーを本当に身につければ、他の会社の同じレベルのリーダーは一晩で次々と読めるのです。それが本当の多読というものです。

 
夏休みは復習に当てた方が長い目で見て有効でしょう。

2.7.初見英文の理解力を上げるその他の能力

(1)英単語力:英単語熟語を多く暗記すればするほど、当然、初見の英文の理解力は上がります。
 
(2)英単語推測力:初見の英文では必ず、意味の分からない英単語は出てきますから、英単語推測力を身に付けることは非常に重要です。英単語推測力は、英語教科書などの英文を最初に読むときに、前後関係から1英単語10秒推測することを習慣にすれば上達していきます。
 
(3)英文法力:「受験用英文法問題集1冊+中3英語教科書+受験用英語長文問題集2冊(300ワード×約20英文)」を習得して、英文法例文を素速く訳せて英作文もできるようにすれば、初見の英文を文法的に理解できる確率が格段に増えます。
 
(4)英文解釈力:英文を文法的に理解できないとき、「S(主語)+V(動詞)」という英語独特の語順を知っておくと理解しやすくなります。具体的には以下になります。
 
【英文の一番最初に出てきた、もしくは動詞の直前の、(前置詞の付いていない)名詞が主語で、主語だと分かれば「~は、が」で訳す】
 
 これは高校で習う「英文解釈」という技法の一部になります。

3.英文速読ができるようになる

3.1.英文を速く読めるようにするには

高校入試レベルの初見の英文を、今よりずっと速く読めるようにするには、以下のような学習が役立ちます。

(1)100回音読する:英語教科書などを毎日30分以上音読して毎週300ワードを習得し、以後も2ヶ月復習して、合計100回以上音読し長期記憶に入れる。
(2)大量に音読する:100回音読して90%の理解度で分速150ワード以上で読める英文を「300ワード×30~50英文」以上にする。
(3)スラッシュ訳:英文を前から前から訳せるようにする。
(4)英語回路:英語を英語のまま読める部分を増やす。
(5)時間を計って英文を読む。
(6)速聴
:速聴ソフトなどで1.5~3倍速で聞いていると、慣れて音と意味が聞き取れるようになり、速読もできるようになる。
(7)英単語力:高校入試用英単語帳の全英単語熟語の意味を即答できるようにする。
(8)英単語推測力を身に付ける。
(9)英文法力:中学英文法の例文を素速く訳せて英作文もできるようにする。
(10)英文解釈力:「S(主語)+V(動詞)」という英語独特の語順を理解する。

3.2.音読で初見英文を速読できる理由

1つの英文を100回以上音読して習得し(=90%の理解度で分速150ワードで音読・黙読できるようにし)、習得した英文を「毎週300ワード」増やし、「300ワード×30英文(約7ヶ月)」(3年英語教科書3冊分)以上にすると、初見の英文も、今よりずっと速いスピードで理解しながら音読・黙読できるようになります。

それは、初見の英文中の英単語熟語の9割以上は習得した英文のものと重複し、英文法についてはほぼ100%重複するからです。重複した部分についてはすぐに意味が分かるから、速く読めるのです。

3.3.スラッシュ訳で英文が速く読める理由

スラッシュ訳は英文速読に必須です。

日本の中学生のほとんどは英語を、漢文のように、「返り読み(関係代名詞節や形容詞句・副詞句の後置修飾など、後ろから前に掛かる場合に、後ろから先に訳す方法)」しています。それは、英語と日本語の語順が違うためなのですが、返り読みをすると、目の動きが逆になり(左⇒右⇒左⇒左⇒右……)、遅くしか読めません。

また、返り読みをすると、音読で意味が分かりにくく、リスニングも上達しません。

一方、「スラッシュ訳+音読」をすれば、出てきた順番に意味が分かるので、速く読めます。

「300ワード×30英文」(3年英語教科書3冊分)を「英語の語順で前から前から訳せる・読める状態」にできれば、同程度のレベルの英文なら、初見の英文でも「英語の語順で前から前から訳せる・読める状態」になり、速く読めます。

3.4.英語回路

英語回路(英語脳)」とは、「英語を英語のまま(日本語に訳さずに)読める・聴ける・会話できる能力」のことで、英語学習の1つの到達点です。これは「100ゼロ」で突然そうなるのではなく、少しずつ英語のまま理解できる部分が増えていきます。

英語を英語のまま理解できる部分が増えたら、もちろん速く読めますし、リスニングも得意になります。

英語回路を作るには、100回以上音読することが有効です。理解しながらの音読を50回、100回、150回と続けると、最初は【英語⇒日本語訳⇒理解】と理解していたのが、だんだんと【英語⇒理解】、つまり英語のまま理解できるようになります。これが英語回路ができた状態です。

3.5.初見英文の速読力を上げるその他の方法&能力

(1)時間を計って英文を読む:音読時に時間を計り、記録することで、速く読む意識が生まれ、自然と速く読めるようになります。

(2)速聴:速聴ソフトなどで「1.5倍速⇒2倍速⇒3倍速」で聞いていくと、慣れて音と意味が聞き取れるようになり、速読も可能になります。

(3)英単語力:初見の英文を読むとき、意味が分かる英単語熟語が多いほど、当然、速く読めます。

(4)英単語推測力:初見の英文を読むとき、英単語推測力が高ければ、より速く読めますし、英文理解力も高くなります。

(5)英文法力:英文法力が高ければ、初見の英文を文法的に理解できる割合が高くなり、速く読めます。

(6)英文解釈力:「S(主語)+V(動詞)」という英語独特の語順を理解して、【英文の一番最初に出てきた、もしくは動詞の直前の、(前置詞の付いていない)名詞が主語で、主語だと分かれば「~は、が」で訳す】ことができれば、あれこれ悩む時間が減るので、速く読めます。

4.音読でリスニングが上達する

4.1.リスニング能力を上げるには

リスニング(初めて聴いた英文が理解できる)には2つの壁があります。その2つの壁と対策法は以下の通りです。

(1)音の壁:単語や連語の音が聞き取れない

 ①対策1:リピート・リスニング:英語教科書や英語長文問題集・リスニング問題の音声を聴き、聞き取れない音の部分に印を付け、5~10回リピートして聴けるようにすると、英単語の音が少しずつ聞き取れるようになります。

 ②対策2:シャドーイング(英語音声に少し遅れて聴いたまま発音するトレーニング):シャドーイングでは聞いた音を自分で発音しなければならず、受動的なリスニングよりしっかり聴こうとしますから、リスニング能力が上がります。

 ③対策3:発音練習:英語上級者の間では「発音できたら音は聞き取りやすくなる」ことは常識です。正確な英語発音をマスターしたら、英語音声が聞き取れるようになります。

 ④対策4:ディクテーション(英文を聴いてそのまま書き取る訓練):ディクテーションで「聞き取れない英単語を特定」できますから、それを5~10回聴いて聞き取れるようにすれば、音の壁は越えられます。

(2)意味の壁:速くて意味が分からない

 ①対策1:音読:リスニングテストのスクリプト(英語原稿)や英語教科書を30回以上音読した上で、その音声を10~30回以上聴くと、意味が分かるようになります。

 「音読⇒リスニング」して「聴いて理解できる英文」が一定量(300ワード×20~30英文以上)を超えると、初見の英語音声を聴いて理解できる割合が飛躍的に上がっていきます。

 ②対策2:スラッシュ訳:音読時にスラッシュ訳(3~5ワード前後の意味のまとまりで、前から前から訳す方法)を取り入れれば、英語を読んだ順番に、また聴いた順番に理解できるようになるので、リスニング理解度も飛躍的に上がります。

4.2.音読とリスニング

リスニング能力は、基本的に「聴いて理解できる英文の量を増やす」ことで上がっていきます。

よって、メインのリスニング勉強法は「音読した英文の音声を聴いて理解できるようにする」ことです。聴いて理解できない音声を何十回聴いても、理解度はたいして上がりません。

具体的には、英語教科書などを【「3回口頭和訳+5回音読」×7~14日】をして「90%の理解度で、音声CDより速いスピードで音読できる」ようにした上で、音声を10~30回以上聴きます。

4.3.リスニング時間の目安

リスニングは毎日10分行います。

高校受験ではリスニングの重要性はそこまで高くないので、3年の夏休みまでは、リスニング専用の問題集を勉強するのではなく、英語教科書の音声を毎日10分聴くぐらいで仕方ありません。

4.4.聴いて理解できる英文量の目安

創賢塾では、音読について、毎週新規で300ワード分(3年英語教科書1レッスン分)を「習得する=90%の理解度で、分速150ワード以上の(音声CDより速い)スピードで音読できる」ように指導しています。

そして習得した英文を10~30回ほど聴けば「聴いて理解できる」ようになりますから、音読した英文を毎日10分聴くよう指導しています。

そうすると、聴いて理解できる英文量は毎週300ワード分増えます。それが「300ワード×30英文」以上になれば、初見の英文を聴いたときの理解度(=リスニング能力)が飛躍的に上がります。

5.音読で英単語と英文法を長期記憶に入れる

5.1.音読で英単語を長期記憶に入れる

理解しながら音読することで、英文中の英単語の意味を暗記できますが、その英単語は、英単語単体で覚えたときより、忘れにくくなります。なぜなら、意味のある文脈中で覚えると忘れにくいからです。

また、英文の中で「使い方(目的語を取るとか、どの前置詞と一緒のことが多いとか)」を含めて暗記できるので、読解や英作文で役立ちます。

更に、1つの英文の音読を2ヶ月以上続けることで、英単語の意味を長期記憶に入れられます。

5.2.英文法を長期記憶に入れる

3年英語教科書や高校受験用英語長文問題集などの入試レベルの英文を、文法的に完全に理解した上で「週300ワード音読×8ヶ月(≒32週間)」で30英文以上(3年教科書3冊分)」を習得し、更に2ヶ月以上復習し続けることで、「入試英語長文に出る英文法」を網羅的に習得でき、長期記憶に入れられます。

そうすれば、入試の初見の英語長文を読むときも、どの英文法が使われているか気づきやすく、理解度、スピードが上がり、正答率・合格確率が上がります。

英文法は、英文法問題集や参考書で「頭で理解する」だけでは使いこなせません。30~50回以上音読して「身体に刷り込む」ことで初めて、初見の英語長文・音声の中で出てきた英文法を即座に理解できたり、英会話で瞬時に話すことができるようになります。

6.英会話が上達する

6.1.英会話力を上げるには

英語を流暢に話せるようにするには、以下のような学習が役立ちます。

(1)例文暗記:英会話に一番役立つのは英文法例文の暗記(日本語訳から英文を言えるようにする暗記)です。中学英語の約150の英文法例文を暗記すれば、主語や動詞などを入れ替えたら、中学レベルの英語については言いたいことが言えるようになります。

 例文暗記には瞬間英作文という暗記法が有効です。

【瞬間英作文:2回口頭和訳⇒英文を5~7回音読⇒暗唱⇒瞬間英作文(日本語を見て英語に訳す)⇒言えたら次へ、言えなかったら「音読⇒暗唱⇒瞬間英作文」⇒全部⇒週10周】

 瞬間英作文については詳しくは【英語勉強法(2)瞬間英作文】に書いています。

(2)音読・リスニング・シャドーイング:これらにより、聞いて理解する能力・発音が上達するので、英会話が上達します。

(3)英会話の実践:例文暗記・音読などのインプットに加えて、実際に暗記したもの英会話で使うアウトプットをすることで、英会話力は進歩します。

 今はネットで安価に英会話の練習をすることができますから、例文暗記しながら(orした後)、大量に英会話の練習をしましょう。

(4)英単語熟語暗記:例文暗記・音読・実践をしていったら英会話力はどんどん進歩しますが、しかし、半年ほどしたら頭打ちになります。日常会話程度なら話せるようになりますが、経済・政治・芸術など、込み入った内容の話をしようとすると、英単語を知らないので、内容のある話ができないのです。

 よって、語彙力の増強(ボキャビル)を平行して行う必要があります。

6.2.音読と英会話

音読が最も役立つ分野の一つは英会話です。「音読・シャドーイング・リスニング」を繰り返していくと、ネイティブに近い速度・リズム・発音で英語を発声できるようになり、聴いて理解できる能力も鍛えられるので、英会話力が上がります。

普段から音読・シャドーイングで英語を話していたら、英会話の練習にもなります。

高校入試・大学入試で英会話力は必要ありませんが、大学や仕事で英会話が必要な場合も今後多くなりますから、音読をぜひ続けてください。

【最後に】

以上、このページでは【音読の効果】について解説しました。

創賢塾では中高生などに、使える英語を身につけて、志望校に合格する方法を指導しています。気になった方は以下からお問い合わせ下さい。


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