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【「中学 まとめノート 古文」習得法】

(1)勉強法

　①勉強法：毎日１節から始め、時間の限り先へ進めます。１節を７～10日学習し、全部暗記したら、１節を外し、２節から始めます。

【初日：１節⇒２節……、２日目：１節⇒２節……、７日目：１節⇒２節……。８日目(１節を覚えたら)：２節⇒３節……。】

　②時間を決める：毎日15分、もしくは「週３回×20分」など、時間を決めて暗記します。

　③復習：毎週末に既習範囲を１回復習します。例えば５週間目には１～４節を１回復習し、記憶を維持します。

(2)１節：歴史的仮名遣い

　①解説を読む：重要部分・暗記すべき部分にマーカーを引きます。２周目以降はマーカー部分だけを読んで覚えます。これは２節以降も同じ。

　②ルーズリーフにまとめる：歴史的仮名遣いは最重要なので、以下のようにルーズリーフに一問一答式でまとめ、暗記します。

【語中・語尾の「はひふへほ」の読み方は｜「ワイウエオ」】
【あはれ、にほひ、わらふ、いにしへ、の読み方｜あワれ、にオイ、わらウ、いにしエ】

　③単語暗記カード：ルーズリーフとは別に、単語(あはれ｜あワれ等)を小さい単語暗記カードに書いてランダムに暗記します。問題の中の単語もまとめます。そして１回暗記したらシャッフルして暗記します。

　④問題：問題を解き、間違えた単語をルーズリーフや単語暗記カードに書いて暗記します。

　また、問題の古文の現代語訳を暗記します(２節以降も全て同じ)。現代語訳の暗記法は後述。

(3)２節：古語の省略

　①解説を読む：同上。以下も同じ。解説中の古文の現代語訳を暗記します(３節以降も全て同じ)。

　②問題を解き、理解し、暗記し、問題の古文の現代語訳を暗記します。

(4)３節：活用する古語

　①活用は暗記しない：公立高校入試では普通、そこまで必要とされません。ただ、活用の問題は解いて、理解・暗記します。

　②例題：(赤シートを使って覚えられるように)答えを赤で書いて、現代語訳を暗記します。

(5)４～５節：解説を読み、理解し、暗記し、問題を解き、現代語訳を暗記します。

(6)６～７節：重要古語

　①古文単語暗記：毎日15分、もしくは「週３回×20分」など時間を決め、週20単語など暗記量を決め、以下のように暗記します。

【「古文単語⇒現代語訳」×３回音読×20単語を１日６周×７日(覚えるまで)】

　②例文の現代語訳を暗記。

(7)８～16節：暗記しないで飛ばします。公立高校入試では普通、必要とされません。過去問に出ていたら暗記します。

(8)17～49節：古文の長文問題

　①習得法：週１問など、問題を読み、解き、現代語訳の暗記をします。

　②違う話を習得：できれば、同じ話は続けず、違う話を習得していきます。例えば、「竹取物語１つ⇒枕草子１つ⇒平家物語１つ」など。

　③古文の実力を上げるには：訳せる(意味が分かる)ようにした古文文章を増やすことが古文の実力を上げることなので、20～30古文を訳せるようにすれば、公立高校の入試は大丈夫になります。

【古文の現代語訳の暗記法】

(1)暗記法：【点・マルなどの意味のまとまりごとに、「古文⇒現代語訳」×３回音読⇒次へ⇒１文章終わり】×１日３周×７日(暗記するまで)。

(2)テスト：【４～５日目から(だいたい覚えたと思ったら)古文を見て現代語訳を言うテスト⇒訳せない箇所に印⇒印部分を「古文⇒現代語訳」×３回音読×１文章全体×１日３周×４日(暗記するまで)】

(3)復習法：毎週末に既習範囲の古文全部を１回復習します。

　例えば５週間目には１～４節の古文を【現代語訳を言うテスト⇒訳せない箇所に印⇒印部分を「古文⇒現代語訳」×３回音読×１文章全体×１日３周】のように復習し、記憶を維持します。