過去問のすべて(4)和文英訳を書けるようにする方法


本気で志望校合格を考えている大学受験生にとって、夏休み以降の最も重要な問題集は過去問です。

このページでは過去問の「和文英訳(英作文)問題」を書けるようにする方法について詳しく書いていきます。

【英語過去問のすべて】は以下のページに書かれています。

第1章 過去問が重要な理由と解き方 はこちら
第2章 過去問の習得すべき内容・知識の暗記法・リスニング習得法は こちら
第3章 英語長文の習得法・長期記憶に入れる復習法 はこちら
第4章 和文英訳を書けるようにする方法 はこのページ
第5章 自由英作文を書けるようにする方法 はこちら
第6章 要約を書けるようにする方法 はこちら

1.英作文問題の種類

英作文問題は、以下の4つの形式があり、この順に難しくなります。

(1)和文英訳:日本文が提示されている形式。

(2)条件付き自由英作文:図表・グラフ・英文等から読み取ったことを書く形式。

(3)自由英作文:あなたの意見・考えを書きなさい、という形式。

(4)英英要約:英文を読んで英語で要約する形式。これについては【過去問の要約問題を書けるようにする方法】に書いています。

2.過去問の和文英訳を書けるようにする方法

2.1.過去問が和文英訳の場合の習得法

習得する内容と習得法は以下です。

(1)解き方・書き方【過去問を「5年分×5回」以上書く】

 過去問を何度も解いていくと、解き方・書き方に慣れて、だんだん書けるようになります。高校生は英作文を書くことをほとんどしていないので、まずはたくさん書いて、慣れていきます。

(2)模範解答を暗記する【過去問5年分以上の模範解答を暗記】

 模範解答の暗記法は以下の通り。瞬間英作文については詳しくはこちらを参照してください。

 ①英文が15ワード未満の場合:瞬間英作文【英文を2回口頭和訳⇒7回前後音読⇒暗唱⇒瞬間英作文(日本語から英語を即答する)】

 ②英文が15ワード以上の場合【英文全体を1日10回音読×10日】

(3)添削を受ける

 英作文は自分の回答が模範解答と違っていて、自分では正しいかどうか分からないことも多いので、学校や塾の先生に添削を受けることを強くオススメします。

 特に受験終盤の9月以降は、週1回1年分の添削を受けるなど、定期的に書き、直してもらうと、実力が伸びていきます。

 添削を受けた英文も瞬間英作文で暗記していきます。

2.2.必ず2ヶ月以上復習する

模範解答をいったん暗記しても復習しなかったら忘れるので、いったん即答できるようにし、翌週から以下のように復習して長期記憶に入れます。

【1年分×10分音読・瞬間英作文×週2回×2ヶ月以上】

3.過去問に和文英訳が出る場合の習得ルート

3.1.過去問・和文英訳の習得ルート

英作文は、過去問だけやっていれば受験も大丈夫だという基礎がある人はマレです。よって、2年夏休み~3年4月などの早期に以下の対策を始めるのが良いでしょう。

習得順序の全体像は以下のようになります。

【中学英文法例文暗記⇒高校英文法例文暗記⇒過去問⇒和文英訳問題集1冊⇒和文英訳問題集or他大学・学部の過去問】

3.2.中学英文法例文暗記

英作文の基礎は「英文法例文の暗記」です。仮定法を書く必要があっても、仮定法の文法例文が思い浮かばなかったら書けません。文法例文が思い浮かべば、主語や動詞などのパーツを換えれば書けます。

英文法例文の暗記は、できれば中学英文法例文の暗記から始めるのが望ましい。中学レベルの例文は基礎であるにもかかわらず、即答できる人は少なく、また、中学レベルの例文を暗記していなかったら高校英文法例文の暗記はしづらく、また忘れやすいからです。

「高校入試 短文で覚える英単語1900」(文英堂)
99パターンでわかる中学英語文型の総整理」(学研)
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」(森沢洋介著)

3.3.高校英文法例文暗記

中学英文法例文を暗記したら、高校英文法の例文暗記をします。高校英文法の例文集としては、学校で使用している文法参考書「総合英語」が最適ですが、700例文前後あるので、時間がない場合は英作文問題集の例文を暗記するのでも構いません。

総合英語」の例文を全て暗記すれば、ほぼどんな英文でも書ける素地ができます。

総合英語(Be・Forest・デュアルスコープ等)
大学入試英作文ハイパートレーニング和文英訳編」(大矢復著、桐原)
英作文基本300選」(駿台)
英作文のトレーニング」シリーズ(Z会)
ドラゴン・イングリッシュ基本英文100」(竹岡広信著、講談社)

3.4.過去問の和文英訳を書く

和文英訳といっても、長さ・難易度など様々ですから、過去問の傾向を知ることが第一です。そのためには過去問を実際に【5年分×5回】など書くことが必要です。

過去問を解いたら必ずルーズリーフの【過去問まとめ帳】に傾向と自分の不足点、対策法を書いていきます。

3.5.和文英訳問題集を習得する

過去問を数年分解いて傾向が分かったら、その傾向に合った和文英訳問題集を探し、習得して基礎力を培います。

「習得する」というのは、和文英訳問題を3周ほど書き、模範解答を全部暗記し、解説を覚えるということです。

4.オススメ和文英訳問題集と習得法

4.1.オススメ和文英訳問題集

和文英訳をするには「日日翻訳(英訳しにくい日本語から、同じ意味で英訳しやすい日本語へ変換すること)」などのコツがあります。そういうコツを教えてくれる以下のような本を習得します。

「大矢復 英作文講義の実況中継」(語学春秋社)
「大学入試 英作文ハイパートレーニング 和文英訳編」(大矢復著、ピアソン桐原)
「 英作文のトレーニング はじめる編&必修編&実戦編」(Z会)
決定版 竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本」(角川)
「志望校の過去問」(教学社)

4.2.和文英訳問題集の習得法

「英作文ハイパートレーニング 和文英訳編」(約220問250ページ)を例にすると、以下のように進めます。

「英作文ハイパートレーニング 和文英訳編」の習得法&復習法】

(1)例題や練習問題を書く:自力で英単語熟語・文法が思いつかない場合は辞書を引いても構いません。「英作文力」を磨くための問題だからです。

 単語や文法が分かっても英作文が書けるとは限りません。

(2)解答解説を理解する:模範解答や解説を読んで理解し、自己添削し、暗記すべき部分にマーカーを引きます。

(3)暗記事項を暗記する:暗記事項(単語熟語・文法・構文)をまとめ、暗記します。

(4)例文暗記:模範解答・解説中の英文を瞬間英作文で全部暗記します。

【英文を2回口頭和訳⇒7回前後音読⇒暗唱⇒瞬間英作文(日本語から英語を即答する)】

 具体的には、例えば「英作文ハイパートレーニング 和文英訳編」の132例文を4週間で暗記したい場合は以下のようにします。

【「毎日15分×7日」で33英文暗記×4週間】

(5)問題集全体を3周:書き方に慣れ、解説の内容を思い出しながら書けるまで3~4周書きます。

(6)2ヶ月以上復習する:暗記事項や例文は、いったん暗記しても、復習しなければ徐々に忘れて入試では使えない記憶になりますから、必ず復習します。

 例えば、「英作文ハイパートレーニング 和文英訳編」の132例文を復習する場合は、以下のようにします。

【全体を暗記した翌週から「1日20分で33英文復習」×週4回×2ヶ月以上】

復習の仕方は以下の通り。

【日本語から英語を言うテスト⇒即答できたら次へ、即答できなければ瞬間英作文で暗記】

【最後に:合格したかったら過去問を解け!】

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

志望校に合格するには、長期記憶に入れる勉強法を実践し、過去問を問題集として解きまくることが役立ちます。

合格したかったら、過去問をガンガン解きましょう。

【英語過去問のすべて】は以下のページに書かれています。

第1章 過去問が重要な理由と解き方 はこちら
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