英語長文を6ヶ月でスラスラ読めるようにする方法


高校生が英語長文を得意にするのは簡単です。音読と英文解釈を実践すれば良いのです。この2つを徹底的に実践すれば、あなたも6ヶ月で初見の英文でもスラスラ読めるようになり、成績は飛躍的に上がります。

1.英語長文を6ヶ月(180時間)で得意にする方法

1.1.英語長文を得意にするにはどうしたらよいか

英語長文問題を得意にするには、初見の英文をスラスラ読めるようにすれば良く、そのためには「音読」が最適です。

教科書・英文解釈書・長文問題集・過去問など、学習した英文を一つ一つ音読でマスターしていく(スラスラ読めるようにする)ことで、初見の英文もスラスラ読めるようになります。

1.2.英語長文を6ヶ月で得意にするには、具体的に何を何時間勉強すればよいか

高校生の場合、全国のライバルたちも毎日1~2時間は普通に英語を勉強していますから、毎日音読最低30分、できれば1時間以上した方が、より速く英語の成績は上がります。

30分だと少し少なく、成績が上がるまで3~6ヶ月かかります(個人差があります)。毎日1時間音読すれば3ヶ月で成績が上がり始め、6ヶ月で明らかな差ができます。

音読は教科書を中心に30~100回音読します。余裕のある人・受験生は、教科書に加えて、英語長文問題集、過去問も音読して「スラスラ理解できる状態」にしましょう。

音読1時間だけでも成績は上がりますが、英文解釈30~60分もプラスすると、英文の読み方が分かるので、長文読解力が加速度的に付いていき、6ヶ月で以前とは全く違った英語力が身に付きます。

【英語長文を6ヶ月で得意にするには:毎日音読1時間】

【英語長文を3ヶ月で得意にするには:毎日音読1時間+英文解釈30分以上】

1.3.「いつ読んでもスラスラ読めて理解できる状態」を目指す

学習した英文は基本的に全て、「いつ読んでもスラスラ読めてスラスラ理解できる状態」になるまで音読します。ここまで習熟すれば、なかなか忘れない記憶(長期記憶)になり、数ヶ月、数年覚えておけるからです。

この状態になるまで、音読初心者で30~100回必要で、音読に慣れると10~30回で済むようになります(個人差があります)。

「英文を和訳し理解するのが最終目標ではない。理解のあと、音読を繰り返して知識を内在化させなければならない。」(國弘正雄、同時通訳者・英語教育家)

1.4.【300ワードの英文30本を各100回音読】すれば英語力は飛躍

では、どのくらいの数の英文を「いつ読んでもスラスラ読めてスラスラ理解できる状態」にすれば、初見の英文でもスラスラ読めるようになるのでしょうか。

それは大学受験の場合、300ワードの大学受験レベルの英文にして30本以上です。30本読めば英語力、英語の読解力は格段に上がり、センター試験レベルを超えます。50本読めば難関大学受験レベルに達します。100本読めば受験レベルを遙かに超える英語力を獲得できます。

1.5.音読で初見の英語長文もスラスラ読めるようになる理由

学習した英文をスラスラ読めるようにすれば、その英文に含まれる「英単語・英熟語・英文法・英語構文」を全てスラスラ理解できます。そして、同じ英文は出ませんが、同じ「英単語・英熟語・英文法・英語構文」は、初見の英文にも受験の英文にも当然出ます。

30本の英文をスラスラ読めるようにすれば、初見の英文の中の「英単語・英熟語・英文法・英語構文」は90%以上重複し、50本になれば95%以上重複します。こうして「スラスラ理解できる」部分が増えるので、初見の英文でもスラスラ読めるようになるのです。

1.6.【毎日1時間×6ヶ月】の音読で英語長文を得意にできる

普通の高校生が、学習した英文をスラスラ読めるようになったら、分速120~150ワードで読むことができるようになります。最初は50~80ワードの人も多いでしょうから、平均で言うと分速100ワード前後です。つまり、300ワードの英文なら平均3分で読めます。

100回音読すると300分=5時間、30本を100回音読すると150時間。多少の余裕を入れると180~200時間で300ワードの英文30本を100回ずつ音読できます。これは偏差値50~55くらいの人の場合で、英語が得意な人、記憶力が良い人の場合は100回も必要ないので、50~100時間で初見の英文でもスラスラ読めるようになります。

180時間とは、毎日30分の場合1年、毎日1時間で6ヶ月、毎日90分で4ヶ月です。6ヶ月で英語長文を得意にできるという根拠は、ここにあります。

「君の英語号は空へ舞い上がれるか?」 

清水かつぞー(ベストセラー「英単語ピーナツ」シリーズ著者)(國弘正雄著「英語の話しかた」所収、たちばな出版)

わからない単語が1ページに10もあり、一つひとつ辞書を引く。そのあとで一生懸命にノートに日本語訳をでっちあげる。授業中に教師が言う訳を参考にして、自分の訳を訂正する。文法的な説明その他も全てノートする。家に帰って、少し復習して、それでおしまい。

もし君が英文解釈でこのような勉強法をしていたら、残念ながら長文を何題やろうが、あまり実力はつかないだろう。残酷な話だが本当だ。それはちょうど、飛行場の滑走路をグルグル回っているジェット機のようなものだ。地面を滑走し続けるだけで、空に舞い上がることは永遠にない。……

それ(英語の加速度を生み出すもの)は「スラスラ感」なのである。「この英文はスラスラわかるぞ!」という感じなのである。そうなのだ。英文解釈の勉強とは、スラスラわかる英文を1つずつ作り上げていくことなのだ。……

「スラスラ感」を味わうためには、地道に音読を繰り返すという復習が欠かせない。ほとんどの生徒がそこから逃げようとする。いや、そのことに気づきもしない。教師もその必要性を教えない。繰り返すが、うわべの勉強を何題やっても君の英語号が空に飛び立つことはない。

ところが、たった3題の長文でも、君が日本語を読むときの「スラスラ感」の半分くらいを英語でも感じることができれば、飛躍の可能性が生まれてくる。最初から量を焦ってはいけない。「スラスラ感」さえ獲得すれば、量はあとから、あっという間についてくる。……

少々辛くても、次の3ステップをお踏みなさい。

・あらゆる武器を動員して、きちんと英文の意味を理解する。
・理解したものをひたすら音読復習してスラスラ感を獲得する
・スラスラ感を獲得した長文を一題一題増やしていく

この3つのステップをきちんと踏むと、ある時点で必ず飛躍があります。飛躍とは、全く初対面の英文(入試の本番の英文がそうです)でも、かなりのスピードで読めるようになることです。多読も可能になります。

1.7.英文解釈が精読力を加速する

音読に加えて、英文解釈も学習していくと、英文読解力が短期間で上達します。

英文解釈とは、英文を文法的に完全に理解して読むためのトレーニングです。具体的には、読解英文法が網羅された英文解釈書を用いて、英文にSVOCMを振っていき、和訳を書いていきます。そうすることで、英文を精読することができるようになります。

英文解釈した英文も100回音読することで、読解英文法を長期記憶に入れることができ、英文を速読できるようになります。

2.音読と英文解釈で可能になる8つのこと

2.1.正確に和訳できるようになる

英文解釈をマスターすることで、英文の構造を見抜けるようになり、英文を正確に和訳し理解できるようになります。

英文は全て、「五文型」で書かれていますから、意味が分からない英文を理解したいときには、その英文が五文型のどれに当たるかを確定させればよいのです。言い換えれば、各語句が「主語S・動詞V・目的語O・補語C・修飾語句M」のどれに当たるのかを確定させ、修飾語がどの語句に掛かっているかを確定させればよいのです。これを習得するのが英文解釈です。英文解釈についてはこちらに書いています。

2.2.英文を返り読みしないで速く読めるようになる

英文を読むときは必ず、スラッシュ訳(フレーズ・リーディングとも言います)をするようにします。スラッシュ訳とは、3~5ワードの意味のまとまりごとに、前から前から、口頭で和訳し、理解し、読んでいくことです。

スラッシュ訳に慣れることで、初見の英文でも、返り読みをしないで、前から前から意味を理解し、訳し、読むことができるようになり、英文を速く読むことができるようになります。つまり、英文速読が可能になります。

最近では、例えば以下のように、英文解釈書・英語長文問題集・教科書ガイドにもスラッシュ訳が載っているものが増えています。良い傾向です。

「入門英文解釈の技術70」シリーズ(桐原書店)
「英語長文ハイパートレーニング」シリーズ(安河内哲也著、桐原書店)
「イチから鍛える英語長文700」シリーズ(内川貴司,武藤一也著、学研)
「教科書ガイド 啓林館版 エレメント English CommunicationⅠ」(文研出版)

2.3.全ての英単語・英熟語・英文法・英語構文を記憶できる

英文を100回音読すると、ほとんどの人はその英文に入っている全ての英単語・英熟語・英文法・英語構文をスラスラ訳せるようになり、記憶することができます。英単語・英熟語・英文法・英語構文は英文と共に記憶することで使用法も記憶できるので、使える英語を身に付けることができます。

2.4.学習した英文は「いつでもスラスラ理解でき、訳せる状態」になる

英文解釈をした英文や教科書・問題集の英文を100回音読することで、学習した英文は全て「いつでもスラスラ理解でき、訳せる状態」になります。100回音読することで、記憶に深く入り、数ヶ月以上忘れなくなるのです。

2.5.初見の英文も正確に速く読めるようになる

英文解釈と100回音読を30英文、50英文と積み重ねることにより、瞬間的に理解できる英単語・英熟語・英文法・英語構文がどんどん増えるので、初見の英文でも正確に速く読めるようになります。

2.6.英語回路ができる

日本人が英語を理解しつつ読むには、最初は、日本語を介して理解するしかありません。日本人は「英語を英語のまま理解できない」からです。

よって、音読するときに、「日本語の意味を頭の中で言い、かつその情景をイメージする」ことが必要です。この正しい音読を50~100回続けることで、日本語の意味と英文が結びつき、イメージと英文が結びつき、英文を読むとき、日本語に訳さなくても「英語を英語のまま理解できる(直読直解)」ようになります。

【音読で(英文+日本語訳+意味)を結びつける⇒100回音読⇒音読で(英語+意味)が直接結びついていく⇒英語を英語のまま理解できる】

これができるようになった頭の状態が、いわゆる「英語回路」です。

そして、英語のまま理解できるようになった英文が頭の中に10文、30文、50文と蓄積されることにより、初見の英文も英語のまま理解できるようになります。300ワードの英文にして50~100本の英文を100回音読すれば、たいていの英文は英語のまま理解できるようになり、英語速読ができるようになります。

2.7.リスニング能力が上がる

当塾の英語指導では、音読した英文を、シャドーイング(音声を聴きながらの音読)、リスニングしていきます。これと、上記のスラッシュ訳(英文を書かれている順番に前から前から理解していく読み方)により、「音声を聞こえた順に理解していく能力」や聴解力が上がり、リスニング能力が飛躍的に上がっていきます。

2.8.定期テスト対策は万全、模試の成績も良くなる

正しい音読を繰り返すことで、教科書の英文やその英文に含まれる語彙・英文法等を全て記憶でき、スラスラと訳せるようになるので、定期テスト対策は万全になります。

また、音読だけでなく、当塾でお教えしている例文暗記法、英単語記憶法なども習得することで、英語力そのものが飛躍的に上がり、模試や受験本番で英語を得点源にすることができます。

「要するに英語というのは頭だけでは無理です。スポーツと同じで練習が必要です。その練習の一番簡単なのが音読です。野球で言えば素振りでしょう。」(英語教育家・川村徹、国弘正雄著「英会話・ぜったい・音読」所収)

【体験談】

「音読に賭けた。そして賭けに勝った。」

Hさん、高2、鹿児島県

音読に賭けて、この6ヶ月間、英語は音読だけを毎日2時間以上継続してきました。

効果は明らかで、模試で今までは良くて偏差値50でしたが、今回、初めて60を超えました。賭けに勝ちました。長文はいつも大問1つ以上問題も読めず、読むスピードの遅さがネックでしたが、自分でも速く読めるようになったと分かります。いろいろな英語の本で音読がいいと書いてあったのですが、自分でやってみないとその良さは体験できませんね。

音読した英文は今45本ですが、受験まで100本の英文を音読してみたいと思います。どこまで行けるか楽しみです。

「音読のおかげで、センター過去問で160点取れるようになった」

Mさん、高3女子、北海道

英語は一生懸命勉強しているのにセンター試験の過去問が解けなくて困っていました。音読をして分かったのですが、自分の勉強が、「理解」で終わっていて、「使える」レベルまで復習していなかったのが原因でした。また、先へ先へ進むことばかり気にしていて、一つ一つを定着させていない「焦り」があったのだと思います。

このような問題を音読が解決してくれました。今まで6ヶ月で200時間くらい音読とシャドーイングをしたのですが、夏休み前までは100点前後をうろうろしていたのが、最近は160点をコンスタントに取れるようになりました。この調子で入試本番まで頑張ります。

「リスニングが音読で得意に」

Nさん 高2 神奈川県

◎英語偏差値45⇒60,リスニング偏差値30⇒60

私は英語が苦手で、どうにかしたくて創賢塾の勉強法講座に行き当たり、8ヶ月前に受講を始めました。当時、模試では英語偏差値はいつも40~45で、リスニングに至っては30を切るときもありました。

8ヶ月たって英語がどうなったかというと、偏差値が60を超えるようになり、リスニングも60を超えました。自分ではそれほど変化は自覚していなかったのですが、やはり長文は読んで理解できるようになり、それも速く読めるようになっています。前は時間内に大問一つ残す状態でしたが、今は見直しはできませんが、時間内にどうにか終わらせることができています。リスニングも聞いて何となく分かるようになりました。

◎音読を徹底的にやった

何をやってこんなに上がったのかですが、音読に尽きます。最初は英語の教科書を、教えていただいた通り、徹底的に音読、シャドーイング、リスニングしまくり、読んだら即訳すことができ、意味が分かる状態、CDを聴いてシャドーイングできる状態、CDを聴いて理解できる状態にしました。

具体的には、音読は初めは100回、シャドーイングは30~50回、リスニングは50回前後、繰り返しました。基礎学力がなかったので、これくらい繰り返さないと音読して即意味が分かるようにはなりませんでした。回数は2冊目は減らしていきましたが、「読んだらすぐ意味が分かる、聞いたらすぐ意味が分かる」状態になるまでやり続けたのは同じです。

「音読、シャドーイング、リスニング」を徹底した長文の数は、目標100本に対し、まだ40本弱です。効果は実感していますので、これからも怠けず続けようと思います。今後とも宜しくお願いします。


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