アプリでTOEIC:「TOEICL&Rテスト 精選模試 リスニング」

このページでは、abceedという英語学習アプリを使って、最も売れているTOEIC用リスニング模試問題集の一つである「TOEIC L&Rテスト精選模試 リスニング」シリーズ(ジャパンタイムズ出版)を習得する際の、設定・操作法を書いていきます。この設定・操作法は、他のabceed版リスニング問題集でも基本的に同じです。

アプリも進化していて、今や紙の書籍で習得するよりずっと効率的に英語リスニング問題集・英語教材を習得することができます。下記を読み、abceed版「TOEIC L&Rテスト精選模試 リスニング」シリーズをTOEICリスニング習得の選択肢に入れるのもオススメです。

1.abceed

1.1.abceedとは

abceedは、iPhone(iOS)、Androidの両方で使える英語学習アプリです。

abceed自体は無料でインストールでき、「TOEICテスト 精選模試 リスニング」、「金のフレーズ」(TEX加藤著、朝日新聞出版)などの個別の教材を購入して使用する形態です(下記のように月額課金形態もあります)。

教材をabceedのサイトで購入すれば、iPhone・ipad(iOS)でもAndroidでも使え、複数の端末で使用可能で、端末同士を自動で同期できます。

インストールはAppStore、Google Playで、教材の購入は【abceed】からできます。

1.2.abceedの2つの使用形態

abceedには、個別の教材を購入する形態と、数千円の月額課金の形態があります。その違いは以下。

(1)教材:月額課金では、abceedに掲載されている数百の市販の英単語熟語帳・リスニング問題集(TOEIC・英検・大学入試用等)の多くを利用可能です。一方、購入する形態では、当然、購入した教材のみ使用可能です。

(2)問題レコメンド機能:月額課金では、TOEICについて、自分が解いた問題の正答率等から、AIが、スコアアップするのに適した問題をオススメし、また忘却曲線に則って適切な時期に再出題されるので、復習も自動化されています。個別購入では、このレコメンド機能はありません。

(3)辞書機能:月額課金では、教材を暗記したり解いている最中に、abceed搭載の辞書を引くことができます。個別購入では、この機能は少しだけ使えます(1~2つの日本語訳が見られます)。

(4)TOEIC予測スコア機能:月額課金・個別購入共に、TOEIC用教材を暗記・習得していくと、TOEICの予測スコアが変化していきます。これはモチベーションを維持し高める画期的な機能です。

(5)教材の使用期限:個別購入した教材はずっと使えますが、月額課金では、課金している間だけ使用可能で、課金を終えたら、全部使えなくなります。これは月額課金の大きなマイナス点です。

(6)音声:abceedに登録してある数百の教材の音声は、無料で誰でも使用可能です。

1.3.個別購入と月額課金、結局どちらが良いか?

月額課金は数千円です(課金期間により変動、詳しくは【abceed公式サイト】参照)。

TOEICを真剣に受験していて、月額数千円の出費は惜しくなくて、短期間(3~6ヶ月前後)で最大の結果を得たい場合は月額課金の方が良いかもしれません。

一方、TOEICを数年受け続けるので、延々と月額課金するのはコスパが悪いと思う方、一気に大量の問題を解かない方、並行して多数の問題集・英単語熟語帳を使わない方、また、教材をずっと使用したい方は、個別に買うのが良いでしょう。

1.4.書籍ではなくabceedで暗記するメリット

(1)超絶便利:載っている情報は書籍と同じですが、音声をすぐ聴けますし、日本語訳・解答・解説の画面もワンタッチで切り替えできます。

(2)いつでもどこでもできる:スマホがあれば、本を持ち歩くことなく、いつでもどこでもできます。

(3)復習しやすい:abceed版「TOEICテスト 精選模試 リスニング」では、間違えた問題だけを連続して復習することができます。紙の書籍よりabceedが優れている最大の特長の一つです。

(4)TOEIC対策に最適:英検・大学入試用教材もありますが、特にTOEIC用教材が充実しています。市販のTOEIC有名書籍の多くがabceedで使用可能です。

(5)TOEICスコア予測機能が秀逸:TOEIC用教材を解いていくと予測スコアが変動するので、モチベーションが続きます。

(6)メモ帳:abceedにはメモ帳機能があり、便利です。

(7)操作性が優秀:今まで多くの英単語アプリ・英語アプリを使ってきましたが、操作性に不満があることが多かったです。

 しかし、abceedは、”理想的”とまではいきませんが、”紙の書籍よりはかなり使えるレベル”になっています。TOEICスコアを短期間で劇的に上げたい方、TOEIC用リスニング問題集を効率的に習得したい方、英単語を大量に暗記したい方、今までアプリや書籍での暗記がうまくいかなかった方は、一度試してみることをオススメします。

1.5.abceed・アルクsanta・スタディサプリTOEIC対策コース

abceedと似たTOEIC用英語学習アプリにアルクsantaとスタディサプリTOEIC対策コースがあります。

後2者は月額課金のみです。内容の詳細は省きますが、基礎的なリスニングから学びたい方はスタディサプリTOEIC対策コースがオススメです。問題量はabceedが最多です。

いろいろな比較サイトがありますので、検索してみて下さい。

2.abceed版「TOEICテスト 精選模試 リスニング

2.1.「TOEICテスト 精選模試 リスニング」とは

TOEICテスト 精選模試 リスニング」は、TOEICのリスニング対策問題集として最も評価が高く、売れているシリーズの1つで、1冊当たり、TOEICリスニングパート5回分(500問)が掲載されています。

2.2.abceed版「TOEICテスト 精選模試 リスニング

abceed版「TOEICテスト 精選模試 リスニング」には、書籍版の内容が全て掲載され、「問題⇒解答・解説・語注・正答の根拠」をワンタッチで見ることができ、音声もすぐ聴くことができます。間違えた問題だけを連続して復習することや、ランダムに問題を解くことも簡単で、スマホ・タブレットさえあればどこでもできます。

また、ゲーム感覚でパッパと進められ、問題を解いていくと、正答率によってTOEIC予測スコアが変動するので、高いモチベーションを維持できます。

つまり、もう書籍版「TOEICテスト 精選模試 リスニング」で勉強する意味はほとんど無いということです。

【リスニングの効果的な勉強法を教わり、リスニングが得意になった

Sさん(高校2年生、東京都)

私はリスニングがかなり苦手で、毎回模試の点数が悪く(60%未満)、嘆いていました。

そこで授業で相談してみたところ自分が聴き取れなかったところを何回も聴くということをすすめられました。自分にとってどういう単語が聴き取りづらいのか弱点を知ることが、ただ英語をだらだらと流して耳慣れするよりも効果的なんだとわかりました。

この学習法を毎日繰り返して、最近受けた模試では1問ミスで50点中48点をとれました。内容もはっきりわかって答える事ができました。

本番では満点を目指して頑張りたいです。

創賢塾の英語勉強法を習得されたい方のために、自宅で受講できる英単語帳1冊を全部暗記する3ヶ月自宅集中セミナー】【超効率的英語勉強法を習得する3ヶ月集中オンラインセミナー】【オンライン長期勉強法コース】を開講しています。関心ある方はご参照ください。

2.3.目標

【abceed版「TOEIC 精選模試 リスニング」】の習得目標

(1)全問、音声・意味が問題なく聴き取れる。

(2)全問、問題が※スラスラ解ける。

(3)問題中の、知らなかった英単語熟語・表現の意味を全て※即答できる。

(4)全問、しっかり意味を理解しながら※シャドーイングできる。

(5)間違えた問題の英文の聴き取り、英単語熟語・表現を長期記憶に入れる。

※即答:スラスラ訳せたり、即答できれば、中期記憶に入り、数週間~数ヶ月忘れません。

長期記憶:数ヶ月~数年以上もつ記憶。詳しくは下記、もしくは【記憶の原理】参照。リスニングを長期記憶に入れるとは、半年後、1年後でもしっかり意味と音声を聴き取れて、問題が解ける状態を維持する、という意味です。

※シャドーイング:英語音声を聴き、テキストを見て(上級者は見ないで)、理解しながら、それを完全コピーして約0.1秒遅れて発音する勉強法。リスニング、スピーキングに多大な効果があります。

2.4.abceed版「TOEICテスト 精選模試 リスニング」の2つの解き方

(1)模試として解く:土日など、時間があるときに、TOEICテスト1回分のリスニング問題(100問)を一気に解き、その後、復習していきます。

(2)1問1問バラで解く:隙間時間などに、バラバラで解き、復習します。

どちらで進めるかは個人の状況・好み次第です。以下では分けて書いていきます。

3.模試として解くときの設定・操作・習得法

3.1.設定・操作・習得法

【abceed版「TOEICテスト 精選模試 リスニング」を模試として解くときの設定・操作・習得法】

(1)設定

 ①基本設定:abceed上で「TOEICテスト 精選模試 リスニング」⇒「学習トップ」をタップ。

 最下部に「習得モード」「一覧モード」「総復習モード」がありますが、「一覧モード」をタップ。

 ページ上部の「学習範囲(すべて)」⇒「TEST1(もしくは自分が習得したい模試番号)」にチェック⇒「学習範囲を表示」で模試が始められます。

 ②問題数設定:右上の「設定の歯車(丸に3点)マーク」⇒真ん中あたりの「1回の学習問題数(問題)」⇒「110(100以上)」⇒下部の「設定完了」。

 ③間違えた問題のみ復習するための設定法:abceed版「TOEICテスト 精選模試 リスニング」では、間違えた(もしくは曖昧な、分からない)問題のみ、復習することができます。

 「学習トップ」画面で、右上の「設定の歯車(丸に3点)マーク」⇒復習条件で「要復習」+「?を付けた問題」にチェックを付ける⇒下部の「設定完了」。

 そうすると、「学習トップ」画面で、「未学習〇〇問(ランダム)」の右の「復習〇〇問」の中に、「直近で間違えた問題(一度正解すると『復習』から外れます)」と「?を付けた問題」が収容されていますから、復習すべき問題だけを復習することができます。

 ちなみに、「設定の歯車(丸に3点)マーク」⇒復習条件で「間違えた問題」にチェックを付けると、一度でも間違えた問題全部が「復習〇〇問」の中に表示されます。

 ④音声ダウンロード:ページ真ん中の「ダウンロード」をオンにし、音声をダウンロードします。

 ⑤解説:TEST1の最初に、リスニング問題の解き方の解説があります。これを読みたいときは、「学習トップ」画面で、「未学習(ランダム)」⇒「カテゴリ選択」⇒「読み物」で読めます。ここは、模試とは別に、最初に読み、問題に慣れたらまた読み、解き方も習得していきます。

(2)問題を100問解く

 「学習トップ」画面で、ページ真ん中少し上の「未学習(ランダム)」もしくはその下の「TEST1 PART1」をタップ⇒「カテゴリ選択」⇒「PART1」⇒「学習開始」。

 ⇒リスニング問題が出されますから、それを聴き、選択肢番号をタップします。聴き取れない箇所があるなど不明な点があり、復習する必要があると判断すれば、「?」をタップしてから選択肢をタップ。

 ⇒自動的に解説ページ⇒「次へ」をタップ(もしくは、右下の「採点」をタップ⇒「問題一覧」で右下の「次へ」をタップ)。以下同。Q100まで終わらせて、復習に入ります。

(3)再度解く

 ①復習の設定:最初は全問見直した方が良いので、「学習トップ」画面で、右上の「設定の歯車(丸に3点)マーク」⇒復習条件で「習得済」「要復習」「?を付けた問題」「間違えた問題」全部にチェック⇒下部の「設定完了」。これで全問の復習ができます。

 間違えた問題だけ復習したい場合は、「要復習」「?を付けた問題」「間違えた問題」にチェックします。

 ②再度解く:「復習」⇒「Part1」(もしくは自分が復習したいパート)、あるいは下の個別の問題番号(Q1等)をタップして再度解きます。解き方は上記と同じ。

 選択肢をタップ⇒自動的に解説ページ(もしくは、「採点」⇒「問題一覧」)で、間違いがあれば、もしくはよく分からなくて「?」をタップしていたら、左下の「もう一度」をタップし、再度解きます。

 これで1~5問の全問が正解したら(もしくは3~5回解いてもよく分からなかったら)、解説ページ(もしくは、「採点」⇒「問題一覧」⇒問題番号をタップ⇒解説ページ)。

(4)習得:リスニング・シャドーイング・解説を読む

 ①解説ページ:書籍版にあるのと同じ、スクリプト英文・日本語訳・語注、設問英文・選択肢英文・日本語訳、正解、解説が出てきます。ここで、日本語訳や解説を読む前に、「(英単語やフレーズ音声が)聴き取れなかった箇所」「意味が分からなかった箇所」を特定し、そこを聴き取れるようにするため、以下のようなリスニング・シャドーイングをします。

 ②リスニング:ページ下部の音声▲マークをタップし、スクリプト英文を見ずに音声を聴きます。「音声が聴き取れなかった箇所」「意味が分からなかった箇所」があれば、リピート③秒マークをタップし、音声・意味が聴き取れるまで、何度も聴きます。3~5回聴いても音声・意味が聴き取れない箇所は、スクリプト英文・日本語訳・語注を見ながら聴いて、理解します。

 ③解説を理解:最後まで終わったら、解説・日本語訳等を読んで理解し、日本語訳・英単語熟語の意味等を確認し、いったん知らなかった英単語熟語や表現を暗記します。

 ④シャドーイング:その後、再度、ページ下部の音声▲マークをタップし、音声を聴きながらシャドーイングをします。このときも、音声・意味が聴き取れなかった箇所・発音がうまくできなかった箇所は、リピート③秒マークをタップし、音声・意味が聴き取れるまで、シャドーイングがうまくできるまで、何度も聴いてシャドーイングします。それでも意味が分からない箇所、シャドーイングがうまくできない箇所は日本語訳・語注を見ます。

 ⑤意味が分かりづらい場合:リスニング・シャドーイング中に、何度聴いても、意味が今ひとつ思い浮かばない場合、和訳をします。

 【スラスラ和訳できるまで、1文ずつ3回前後和訳⇒全体】。これをすることで、リスニング・シャドーイング中に意味が分かるようになります。それでも意味が分かりづらい場合は、下記「リスニング上達法」参照。

 ⑥シャドーイング・リスニング:その後、聴き返さずに、通して意味が分かるまで、数回ずつ、シャドーイングとリスニングをします。

 ⑦次の問題へ:問題の音声・意味を全て聴き取れるようにしたら、「次へ」(もしくは、ページ上部左の「←解説(<解答・解説)」⇒「問題一覧」⇒右下の「次へ」)をタップ⇒次の問題へ。以下同。

 ⑧次の模試へ:1回分の模試を復習し、音声・意味を全て聴き取れるようにしたら、次の模試へ進みます。

(5)設定・進め方

 ①先読み時間設定:標準では15秒に設定されていますが、自分の能力に応じて自由に設定します。

 問題画面で、右上の「設定の歯車(丸に3点)マーク」をタップ⇒「先読み時間」で時間設定⇒左上の「×履歴(学習設定)」でok。

 ②文法的に完全に理解する:スクリプト英文・日本語訳・解説・語注を読んでも、文法的に理解できない場合、英文法参考書やネットで調べたり、誰かに聴いて、必ず完全に文法的に理解します。

 abceed版「TOEICテスト 精選模試 リスニング」を通して文法的に分からない箇所が多い場合、高校英文法の復習をするのがオススメです。勉強法については【「総合英語」で英文法をマスターする方法】参照。

 ③暗記:知らなかった英単語熟語・表現は、abceed版「TOEICテスト 精選模試 リスニング」で復習しても、数回ですから、長期記憶(数ヶ月~数年以上もつ記憶)には入らず、すぐ忘れます。

 よって、できるだけ、知らなかった英単語熟語・表現は全て、自作単語帳や英単語登録アプリ(後述)に書いて、別途暗記します。

 理想的には、最終的に、abceed版「TOEICテスト 精選模試 リスニング」の内容は全て、音声・意味を聴き取れて、問題を解けて、文法的に分かるようにし、知らなかった英単語熟語・表現は全て、暗記します。

 ④メモ帳:問題について、情報を追加したければ、メモとして書くことができます。

 問題解説の画面で、最上部右の「ペンと紙」マークをタップ⇒メモしたい内容を書く⇒「メモ帳へ追加(完了)」。

 そうすると、解説画面で、最下部にメモ帳の内容が表示されます。

(6)進め方・復習法

 abceed版「TOEICテスト 精選模試 リスニング」は以下の5つの勉強を並行して進めます。

 ①模試を1回分ずつ解く:模試を解き、上記のように復習したら、次の模試に進みます。

 ②直近で間違えた問題の復習:(「学習トップ」画面で、右上の「設定の歯車(丸に3点)マーク」⇒)復習条件で「要復習」+「?を付けた問題」にチェックを付けている場合、「学習トップ」画面の「復習〇〇問」に入っている問題は、直近で「間違えた問題、?を付けた問題」です(一度でも正解すると「復習」から外れます)。

 その「復習〇〇問」の問題を、「毎日30分」「週末1時間」など決めて、復習します。復習法は、上記の、「解いて⇒習得・シャドーイング・リスニングする」のと同じです。

 ※復習する必要性:新規に進めるだけで、(当日~その週に復習したとしても)定期的に復習しなかったら、最後まで終わった時点で、「最初に音声・意味が聴き取れなかった箇所」は聴き取れなくなりますから、実力はほとんど上がりません。よって、忘れる前に、定期的に復習した方が良いのです。

 ③一度でも間違えた問題の復習:復習条件で「間違えた問題」にチェックを入れると、一度でも間違えた問題が全て「学習トップ」画面の「復習〇〇問」に入ります。

 上記②の「要復習」+「?を付けた問題」にチェックを付けている問題がほとんど無くなってきたら、「間違えた問題」にもチェックを入れ、総復習します。復習法は②と同じ。

 ④全問の復習:復習条件で「習得済」にチェックを入れると、最初に正解した問題が全て「学習トップ」画面の「復習〇〇問」に入ります。

 上記③の「要復習」+「?を付けた問題」+「間違えた問題」にチェックを付けている問題がほとんど無くなってきたら、「間違えた問題」にもチェックを入れ、総復習します。復習法は②と同じ。

 ⑤英単語熟語・表現の暗記:暗記すべき重要英単語熟語・表現を自作単語帳・英単語登録アプリ(後述)に書き、abceedと並行して暗記していきます。

(7)卒業

 以上の復習を延々と2~3ヶ月以上続け、全問スラスラ解けるようにし、音声・意味を全て聴き取れるようにしたら、とりあえずabceed版「TOEICテスト 精選模試 リスニング」1冊は終了し、次のTOEICリスニング問題集に移行します。

3.2.英単語登録・暗記アプリで暗記する

TOEICで800~900点以上取りたい場合、abceed版「TOEICテスト 精選模試 リスニング」で、知らなかった英単語熟語・表現は全て、できるだけ全部暗記します。その場合、以下の3つの方法があります。

(1)「TOEICテスト 精選模試 リスニング」の復習時:復習時だけだと記憶が浅いので、単語帳を作って暗記するのがオススメです。

(2)紙の自作単語帳:ルーズリーフや自作英単語帳にまとめて暗記します。

(3)英単語登録アプリ:今は、AppStore、Google Playで検索、もしくはGoogle、Yahoo!で検索すれば、使いやすい無料・有料の英単語登録・暗記アプリが沢山あります。WordHolic、分散学習帳、Anki、Quizlet、単語帳メーカー等々。

 オススメは「Anki(Google PlayではAnkidroid)」です。パソコンで英単語熟語・表現を登録でき、暗記もしやすいです。ただし、iOS版は有料です(Android版は無料)。

4.バラで解くときの設定・操作・習得法

ここでは、模試としてTOEIC1回分(100問)一括ではなく、毎日30~60分で10~20問などバラバラで進めるときの、abceedでの設定・操作・習得法を書いていきます。

【abceed版「TOEICテスト 精選模試 リスニング」をバラで解くときの設定・操作・習得法】

(1)設定

 ①基本設定:abceed上で「TOEIC L&Rテスト精選模試 リスニング」⇒「学習トップ」をタップ。

 最下部に「習得モード」「一覧モード」「総復習モード」がありますが、「一覧モード」をタップ。

 ページ上部の「学習範囲(すべて)」⇒「TEST1(もしくは自分が習得したい箇所)」にチェック⇒「学習範囲を表示」で学習を開始できます。この「学習範囲」は、習得が終わるたびに、1つずつ追加していくのが良いでしょう。

 ②問題数設定:右上の「設定の歯車(丸に3点)マーク」⇒真ん中あたりの「1回の学習問題数(問題)」⇒「20(もしくは自分が1セットで暗記したい問題数)」⇒下部の「設定完了」。

 ③間違えた問題のみ復習するための設定法:abceed版「TOEICテスト 精選模試 リスニング」では、間違えた(もしくは曖昧な、分からない)問題のみ、復習することができます。

 「学習トップ」画面で、右上の「設定の歯車(丸に3点)マーク」⇒復習条件で「要復習」+「?を付けた問題」にチェックを付ける⇒下部の「設定完了」。

 そうすると、「学習トップ」画面で、「未学習〇〇問(ランダム)」の右の「復習〇〇問」の中に、「直近で間違えた問題(一度正解すると『復習』から外れます)」と「?を付けた問題」が収容されていますから、復習すべき問題だけを復習することができます。

 ちなみに、「設定の歯車(丸に3点)マーク」⇒復習条件で「間違えた問題」にチェックを付けると、一度でも間違えた問題全部が「復習〇〇問」の中に表示されます。

 ④音声ダウンロード:ページ真ん中の「ダウンロード」をオンにし、音声をダウンロードします。

 ⑤解説:TEST1の最初に、リスニング問題の解き方の解説があります。これを読みたいときは、「学習トップ」画面で、「未学習(ランダム)」⇒「カテゴリ選択」⇒「読み物」で読みます。

 解き方の解説は、最初はサラッと読み、問題に慣れたらまた読み、解き方も習得していきます。

 以下ではこの解説部分は読んだとして、問題の進め方を書いていきます。

(2)問題を解く

 ①問題を解く:「学習トップ」画面で、ページ真ん中少し上の「未学習(ランダム)」もしくはその下の「TEST1 PART1(もしくは自分が習得したいページ)」をタップ。

 ⇒リスニング問題が出されますから、それを聴き、選択肢番号をタップ。

 ②はっきり分からないとき:聴き取れない箇所があるなど不明な点があり、復習する必要があると判断すれば、「?」をタップしてから選択肢をタップします。

 ③再度解く:間違いがあれば、もしくはよく分からなくて「?」をタップしていたら、左下の「もう一度」をタップし、再度解きます。

 ④解説へ:1~5問の全問が正解したら(もしくは3~5回解いてもよく分からなかったら)、選択肢⇒解説ページ(もしくは、「採点」⇒「問題一覧」⇒問題番号をタップ⇒解説ページ)。

(3)習得:リスニング・シャドーイング・解説を読む

 ①解説:書籍版にあるのと同じ、スクリプト英文・日本語訳・語注、設問英文・選択肢英文・日本語訳、正解、解説が出てきます。ここで、日本語訳や解説を読む前に、「(英単語やフレーズ音声が)聴き取れなかった箇所」「意味が分からなかった箇所」を特定し、そこを聴き取れるようにするため、以下のような作業をします。

 ②リスニング:ページ下部の音声▲マークをタップし、音声を聴きます。「音声が聴き取れなかった箇所」「意味が分からなかった箇所」があれば、リピート③秒マークをタップし、音声・意味が聴き取れるまで、何度も聴きます。3~5回聴いても音声・意味が聴き取れない箇所は、スクリプト英文・日本語訳・語注を見ながら聴いて、理解します。

 ③解説を理解:最後まで終わったら、解説・日本語訳等を読んで理解し、日本語訳・英単語熟語の意味等を確認し、いったん知らなかった英単語熟語や表現を暗記します。

 ④シャドーイング:その後、再度、ページ下部の音声▲マークをタップし、音声を聴きながら3~5回シャドーイングをします。このときも、音声・意味が聴き取れなかった箇所・発音がうまくできなかった箇所は、リピート③秒マークをタップし、音声・意味が聴き取れるまで、シャドーイングがうまくできるまで、何度も聴いてシャドーイングします。それでも意味が分からない箇所、シャドーイングがうまくできない箇所は日本語訳・語注を見ます。

 ⑤意味が分かりづらい場合:リスニング・シャドーイング中に、意味が今ひとつ思い浮かばない場合、和訳をします。【スラスラ和訳できるまで、1文ずつ3回前後和訳⇒全体】。これをすることで、リスニング・シャドーイング中に意味が分かるようになります。

 ⑥シャドーイング:リスニング:その後、聴き返さずに、通して意味が分かるまで、数回ずつ、シャドーイングとリスニングをします。

 ⑦次の問題へ:問題を全て聴き取れるようにしたら、ページ上部左の「←解説(<解答・解説)」⇒「問題一覧」⇒右下の「次へ」をタップ⇒次の問題へ。以下同。

(4)設定・進め方

 ①先読み時間設定:標準では15秒に設定されていますが、自分の能力に応じて自由に設定します。

 問題画面で、右上の「設定の歯車(丸に3点)マーク」をタップ⇒「先読み時間」で時間設定⇒左上の「×履歴(学習設定)」でok。

 ②文法的に完全に理解する:スクリプト英文・日本語訳・解説・語注を読んでも、文法的に理解できない場合、英文法参考書やネットで調べたり、誰かに聴いて、必ず完全に文法的に理解します。

 ③暗記:知らなかった英単語熟語・表現は、abceed版「TOEICテスト 精選模試 リスニング」で復習しても、数回ですから、長期記憶(数ヶ月~数年以上もつ記憶)には入らず、すぐ忘れます。

 よって、できるだけ、知らなかった英単語熟語・表現は全て、自作単語帳や英単語登録アプリ(後述)に書いて、別途暗記します。

 理想的には、最終的に、abceed版「TOEICテスト 精選模試 リスニング」の内容は全て、音声・意味を聴き取れて、問題を解けて、文法的に分かるようにし、知らなかった英単語熟語・表現は全て、暗記します。

 ④問題を加える:先へ先へ進め、新規の問題がなくなったら、「学習トップ」画面のページ上部の「学習範囲(すべて)」で、次の問題箇所に1つずつチェックして、どんどん進めていきます。

 ⑤メモ帳:問題について、情報を追加したければ、メモとして書くことができます。

 問題解説の画面で、最上部右の「ペンと紙」マークをタップ⇒メモしたい内容を書く⇒「メモ帳へ追加(完了)」。

 そうすると、解説画面で、最下部にメモ帳の内容が表示されます。

(5)進め方・復習法

 abceed版「TOEICテスト 精選模試 リスニング」は以下の5つの勉強を並行して進めます。

 ①新規に先に進める:毎日30~60分、あるいは20問など、時間や問題数をある程度決めて、どんどん先に進めます。

 ②直近で間違えた問題の復習:(「学習トップ」画面で、右上の「設定の歯車(丸に3点)マーク」⇒)復習条件で「要復習」+「?を付けた問題」にチェックを付けている場合、「学習トップ」画面の「復習〇〇問」に入っている問題は、直近で「間違えた問題、?を付けた問題」です(一度でも正解すると「復習」から外れます)。

 その「復習〇〇問」の問題を、「毎日20分」「毎週末1時間」など、自分で決めて、復習します。復習法は、上記の、「解いて⇒習得・シャドーイング・リスニングする」のと同じです。

 ※復習する必要性:新規に進めるだけで、(当日復習したとしても)後日復習しなかったら、最後まで終わった数ヶ月後の時点で、「最初に音声・意味が聴き取れなかった箇所」は聴き取れないままですから(7~10日で全部終わったのなら別ですが)、実力はほとんど上がっていません。よって、忘れる前に、「毎日20分」「毎週末1時間」など、定期的に復習した方が良いのです。

 ③一度でも間違えた問題の復習:復習条件で「間違えた問題」にチェックを入れると、一度でも間違えた問題が全て「学習トップ」画面の「復習〇〇問」に入ります。

 上記②の「要復習」+「?を付けた問題」にチェックを付けている問題がほとんど無くなってきたら、「間違えた問題」にチェックを入れ、総復習します。復習法は②と同じ。

 ④全問の復習:復習条件で「習得済」にチェックを入れると、最初に正解した問題が全て「学習トップ」画面の「復習〇〇問」に入ります。

 上記③の「要復習」+「?を付けた問題」+「間違えた問題」にチェックを付けている問題がほとんど無くなってきたら、「間違えた問題」にもチェックを入れ、総復習します。復習法は②と同じ。

 ⑤英単語熟語・表現の暗記:暗記すべき重要英単語熟語・表現を自作単語帳・英単語登録アプリ(後述)に書き、abceedと並行して暗記していきます。

(6)卒業

 以上の復習を延々と2~3ヶ月以上続け、全問スラスラ解けるようにし、音声・意味を全て聴き取れるようにしたら、とりあえずabceed版「TOEICテスト 精選模試 リスニング」1冊は終了し、次のTOEIC用リスニング問題集に移行します。

5.リスニング上達法

5.1.リスニングの基礎力を付ける勉強法

以上に書いたのは、abceed版「TOEICテスト 精選模試 リスニング」(もしくはabceed版リスニング問題集)の勉強法ですが、リスニングの基本ができている人は、これだけでもスコアは上がっていくはずです。

ただ、これだけではリスニングが上達しない人、音声が聴こえるようにならない人、聴いても意味が分かるようにならない人は、別途、リスニングの基礎力を付ける勉強をする必要があります。それをこの章で書きます。詳しくは【リスニング上達法】参照。

5.2.リスニング問題の3つの壁とその対策法

リスニング問題が解けるためには3つの壁があります。その3つの壁と対策法は以下の通りです。

リスニング問題の3つの壁とその対策法

(1)音の壁:英単語や連語の音が聴き取れない

 ①対策1:英単語の意味と発音を暗記する:音声中の英単語を知らなければ、当然、聴き取れませんし意味が分かりません。よって、英単語帳を暗記し、発音も覚えます。

 ②対策2:発音記号・リエゾンを習得する:英語上級者の間では「発音できたら音は聴き取りやすくなる」ことは常識です。よって、発音記号を正確に発音できるようにし、英語の音声変化(リエゾン)の規則を覚えることは重要です。そのために、英語の発音教材を1冊習得します。

 ③対策3:シャドーイング:シャドーイングでは聴いた音を自分で発音しなければならず、受動的なリスニングよりしっかり聴こうとしますから、リスニング能力が上がります。

 ※シャドーイング:英語音声を聴き、それを完全コピーして約0.1秒遅れて発音する練習。

 ④対策4:リピート・リスニング:TOEICリスニング問題集の音声を聴き、聴き取れない音を5~10回リピートして聴けるようにすると、リスニングが少しずつ上達します。

(2)意味の壁:(速くて)意味が分からない

 ①対策1:音読+リスニング:英語音声を聴いて意味が分かるようにするために、英語音声以上のスピードで、しっかり理解しながら、音読できるようにすることが非常に有効です。

 よって、普段から「音読⇒リスニング」をするのがオススメです。教材としては、abceed版「TOEIC L&Rテスト精選模試 リスニング」でもよいですが、もう少し長く難しい文章、例えば、以下のような、音声があるTOEIC用リーディング教材、英文解釈書がオススメです。音読のやり方は【英語音読法】参照。

関正生のTOEIC L&Rテスト 読解 神速108問」(ジャパンタイムズ出版)
TOEIC L&R TEST 読解特急」シリーズ(朝日新聞出版)
英文解釈の技術」シリーズ(桐原書店)

 ②対策2:「聴いて理解できる英文」を増やす:「聴いて理解できる英文」を「毎週500ワード」「TOEICリーディング教材2問分」など増やすと、初見の英語音声を聴いて理解できる割合が上がっていきます。

 ③対策3:スラッシュ訳:音読時に※スラッシュ訳を取り入れれば、英語を読んだ順番に、そして聴いた順番に理解できるようになるので、リーディング・リスニング理解度が飛躍的に上がります。スラッシュ訳のやり方は【英語音読法】参照。

 ※スラッシュ訳:3~5ワード前後の意味のまとまりで、前から前から訳す方法。

 ④対策4:英文法を習得する:英語音声のスクリプト英文を読んでも文法的に分からなければ、当然、聴いて意味が分かりません。よって、TOEICリスニング教材・リーディング教材を解いていて、文法的に分からない箇所が結構ある場合は、高校英文法の復習をするのがオススメです。

 高校英文法の習得については【「総合英語」で英文法をマスターする方法】参照。

(3)問題の壁:内容を覚えていなくて解けない。

 ①対策1:abceedで解く:TOEIC本番では、メモを取れないので、普段からメモを取らず、内容をある程度覚えて解く訓練をするのがオススメです。それにはabceedは最適です。スマホで解くときはメモが取れませんから。

 ②対策2:大量に解く:500問、1000問と大量に解いて、慣れることは重要です。その中で、どういう箇所が出やすいか、どういう内容を覚えておくべきか、がある程度分かってきます。

 ③対策3:解き方のテクニックを学ぶ:大量に解きながら、各問題集の解き方の技術や、以下のような攻略本を勉強するのは良い方法です。

TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術」(ロバート・ヒルキ著、アルク)
関正生のTOEIC L&Rテスト リスニング 神速100問」(ジャパンタイムズ出版)
世界一わかりやすい TOEICテストの授業(Part 1‐4 リスニング)」(関正生著、角川)

6.記憶の原理

6.1.記憶の原理

記憶には、短期記憶(数時間~数週間もつ記憶)、中期記憶(数週間~数ヶ月もつ記憶)、長期記憶(数ヶ月~数年以上もつ記憶)の3つがあり、英語力を上げるには、理解し暗記した勉強内容の多くを長期記憶に入れる必要があります。

全ての記憶は、最初は短期記憶に貯蔵されます。短期記憶から中期記憶に移行させるには7日間(7回)以上の復習が必要であり、中期記憶から長期記憶に移行させるには2ヶ月間以上の復習が必要になります。

【短期記憶⇒7日復習⇒中期記憶⇒2ヶ月以上復習⇒長期記憶】

6.2.中期記憶に入った印

中期記憶に入った印は「スラスラ・即答・瞬間的」です。

よって、勉強するときは、「スラスラ(問題をスラスラ解ける)・即答(英単語の意味を即答できる)・瞬間的(音声の意味が瞬間的に分かる)」を意識することが重要です。

創賢塾の勉強法は、全ての勉強内容を中期記憶・長期記憶に入れていくことを目的に組み立てられています。

7.終わりに

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

あなたの健闘を祈ります。

創賢塾の英語勉強法を習得されたい方のために、自宅で受講できる英単語帳1冊を全部暗記する3ヶ月自宅集中セミナー】【超効率的英語勉強法を習得する3ヶ月集中オンラインセミナー】【オンライン長期勉強法コース】を開講しています。関心ある方はご参照ください。

 

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