日本史暗記法(2)年代暗記法

このページでは、代表的な日本史年代暗記本である「元祖 日本史の年代暗記法」を例に、年代暗記本の具体的な習得法を書いていきます。

1.年代暗記

1.1.年代は暗記すべきか

日本史では年代暗記は必須です。

直接問われることは少なくても、知っていれば、歴史の流れ(因果関係)を把握しやすくなり、正誤問題や並び換え問題を解きやすくなり、共通テストでも国公立二次・私立大入試でも大変役立ちます。

1.2.年代暗記の時期

時期的には通史暗記と並行して、もしくは通史暗記後が良いです。

年代を覚える出来事の内容が分からず、年代と出来事名だけ覚えようとしても、覚えにくいからです。

1.3.年代暗記本

年代暗記本には以下のようなものがあります。基本的にゴロ合わせなので、自分に合うゴロ本を暗記してください。

元祖 日本史の年代暗記法」(旺文社)
まんが必修年代暗記法日本史」(文英堂)
高校100%丸暗記 日本史年代」(受験研究社))
トマスの日本史-1000ダケヨ―日本史総合図解年表と年号暗記法」(聖文新社)
新 日本史 頻出年代暗記」(学研教育出版)

中でも「元祖 日本史の年代暗記法」が最もオススメです。年代だけでなく、全ての用語に関係する歴史の流れがまとめられていて、理解しやすくなっています。

2.暗記の細目

2.1.暗記の目標

全部で約700の年代が載っており、3段階で表示されています(必須、重要、差が付く年代)。

超難関大(早慶上智大、東大京大等の文系)志望者と、年代問題が出る難関大志望者は全てを、それ以外の大学志望者は「必須・重要」まで覚えれば良いでしょう。

2.2.セット法

約200ページ、約700の年代を、全体として1周、2周と暗記していっても、いつ暗記できるか分かりませんし、負担が重すぎて挫折する可能性が高くなります。

よって当塾では、セット法を推奨しています。セット法とは、全体を5~10前後のセットに分けて、1セットごとに暗記していく方法です。

ここでは、全9章を、1章ごとに暗記していく方法を書いていきます。

2.3.時間を決める

1日30分など、時間を決め、できるだけすき間時間を利用して、1章を7日前後で暗記していきます。

2.4.どこまで覚えるか

本書は年代だけでなく、「(章の初めの)概観、ポイント、まとめ、(左ページの)ゴロの年代暗記、(右ページの)前後の流れ、(章末の)まとめて確認」など、多くの内容が書かれています。

それら全てを最初から暗記するのは負担が重いので、まずは「(左ページの)ゴロの年代暗記」だけを暗記していきます。他の内容はそれを暗記した後、チェックのために使います。

2.5.暗記する順番

入試問題を解くときには、「年代⇒用語」と「用語⇒年代」の両方が必要ですが、「用語⇒年代」の方が遙かに重要です。

よって、暗記する際には、「卑弥呼、魏に遣使(用語)、文来(フミク239)るかと卑弥呼、魏に期待する(ゴロ)」のように「用語、ゴロ」の順に暗記するのがオススメです。

2.4.ゴロの自作

ゴロは自分が覚えにくいと思えば、自己流に変えて作り、暗記します。その際は、上記の理由で、「用語⇒年代」の順でゴロを作ります。

例えば、「元祖 日本史の年代暗記法」で、「1467年、応仁の乱始まる」のゴロが「人世むな(ヒトヨむな1467)しい応仁の乱」になっていますが、「応仁の乱、人世むな(1467)しい」、もしくは「応仁の乱、イヨムナ(1467)」にして覚えます。

私はゴロの意味よりゴロの音を重視して作ります(イヨムナに意味は無い)。各自、自分が覚えやすいゴロを作っていったらよいと思います。

3.習得法

元祖 日本史の年代暗記法」習得法

(1)1章を20周暗記

 ①暗記の目標:「用語⇒年代」「年代⇒用語」を両方即答できるように暗記します。

 ②暗記法:【ゴロの年代暗記ページの各ページ×3周×1章全体の「ゴロの年代暗記ページ」1日3周×7日

 ③1章1周目:「(章の初めの)概観」を一度読んだらすぐにゴロの年代暗記ページに進み、暗記していきます。

 書いてあるゴロや自分で作ったゴロを「卑弥呼、魏に遣使、フミクる(239年) 」「応仁の乱、イヨムナ(1467年)」のように「用語、ゴロ」の順に10回前後音読し、暗唱できるようにします。

 暗唱できたら次へ進み、1ページの暗記を1周終えたら、すぐに同じページの2周目の暗記に入り(暗記法は同じ)、そのまま3周暗記します。

 そして、「用語⇒年代」「年代⇒用語」のテストをし、言えない用語には印を付けて、暗記し、次のページへ。時間のある限り先へ進み、1章を1周終えたらすぐに2周目に入ります。

 ④前後の流れ:ゴロの年代暗記ページの次の前後の流れのページは、1周目に1回だけ読んで理解します。

 この段階ではテストしたり暗記したりはしません。負担が重くなるからです。本全体のゴロの年代暗記ページの暗記を優先するのが賢明です。

 ⑤1章2周目以降:暗記法は同じ。できれば1日に1章を3周暗記します(時間があれば4周でも5周でも)。

 ⑥即答できた用語は外す:1章を3~5日で10~15周ほど暗記して、だいたい暗記できたと思ったら、その日から毎日、最初に、1章分、「用語⇒年代」「年代⇒用語」の両方をテストし、即答できなかった用語に印を付け、その日はそれだけを暗記します。

 以後、毎日最初にテストをし、暗記していきます。

 ⑦全部暗記したら2章へ:毎日の最初のテストで、「用語⇒年代」「年代⇒用語」の両方を、ほぼ全て即答できるようになったら、2章に進みます。

(2)2~9章(全体1周目)

 ①暗記法は同じ:同様に3~7日前後で2章を10~20周して全て暗記したら3章へ進みます。以後同様に最後の章まで進めます。

 ②既習全セットを復習:先へ進むと同時に、既習部分を【1章×1日10分復習×週2回×既習全章】など復習します。

(3)全体2周目以降

 ①全体2周目:最後の章まで進んだら、すぐに全体2周目に入り、1章ずつ、【「用語⇒年代」「年代⇒用語」両方のテスト⇒即答できない用語に印⇒1章を3周暗記⇒次の章へ】のように暗記していきます。

 毎日、時間のある限り、数章分を暗記していきます。

 ②ゴロの年代暗記ページ以外の暗記:全体を3~5周し、ほぼ全て即答できるようになったら、ゴロの年代暗記ページ以外の「ポイント、まとめ、(右ページの)前後の流れ、(章末の)まとめて確認」で「用語⇒年代」「年代⇒用語」両方のテストをし、即答できなかった用語に印を付け、暗記します。

 ③全体を10周以上復習:数日で全体(9章分)を復習し、2ヶ月以上かけて、全体を10周以上復習し、長期記憶(数ヶ月~数年以上もつ記憶)に入れていきます。

 ※長期記憶に入れるには2ヶ月以上の復習が必要です。

4.終わりに

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

この文章があなたのお役に立てれば幸いです。

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