日本史の暗記戦略(3)難関私大対策編②モデルケース2教科書


このページでは、難関私立大学志望で、日本史を受ける人を対象に、日本史の通史暗記のモデルケースを2つ、書いていきます。通史暗記の全体像についてはこちらに書いています。

1.通史暗記:モデルケース(2)軽量級:最初にセンター試験レベルの教材を習得し、次に難関大レベルの教材に取り組む場合

1.1.軽量級のオススメ参考書

(1)教材の選択肢1:センター試験レベルの流れ理解用教材

金谷の日本史 なぜと流れがわかる本」(4冊943ページ、ナガセ)
学校の教科書
「みんなのセンター教科書 日本史B」(496ページ、旺文社)
「きめる!センター日本史」(363ページ、学研教育出版)

(2)教材の選択肢2:センター試験レベルの用語暗記用教材

書き込み教科書 詳説日本史B」(山川出版社)
時代と流れで覚える! 日本史B用語」(165ページ、文英堂)
スピードマスター日本史問題集―日本史B」(122ページ、山川出版社)
「センター攻略よくでる一問一答日本史」(2300項目、山川出版社)
「いちばんよく出る日本史一問一答」(1100項目、金谷俊一郞著)

(3)教材の選択肢3:センター試験レベルの問題集

センター試験日本史B重要問題集(ベストセレクション) 」(159ページ、実教出版)
センター試験への道 日本史」(156ページ、山川出版社)

(4)教材の選択肢4:難関大レベルの流れ理解用教材

石川晶康 日本史B講義の実況中継」(4冊1550ページ、語学春秋社)
これならわかる!ナビゲーター日本史B」(4冊945ページ、山川出版社)

(5)教材の選択肢5:難関大レベルの用語暗記用教材

日本史B一問一答 完全版」(東進)
山川 一問一答日本史」(山川出版社)
一問一答 日本史Bターゲット4000」(石川晶康著、旺文社)
入試に出る 日本史B 一問一答」(Z会)

(6)教材の選択肢6:難関大レベルの問題集

実力をつける日本史100題」(Z会)
日本史問題集 完全版」(金谷俊一郎著、東進)
日本史B標準問題精講」(石川晶康著、旺文社)
HISTORIA[ヒストリア] 日本史精選問題集」(学研)

1.2.軽量級のオススメ参考書ルート

(1)オススメ参考書ルート1

■センター試験レベル:「時代と流れで覚える! 日本史B用語」+「金谷の日本史 なぜと流れがわかる本」⇒「センター試験日本史B重要問題集(ベストセレクション)
■難関大レベル:「東進 日本史B一問一答 完全版」+「石川晶康 日本史B講義の実況中継」⇒「実力をつける日本史100題

日本史が苦手な人には、このルートはオススメです。ページ数が少なく、流れや整理された表まで載っている「時代と流れで覚える! 日本史B用語」(176ページ)さえ覚えればセンター試験レベルには到達するので、目標がはっきりしています。

(2)オススメ参考書ルート2

■センター試験レベル:「山川の教科書」+「山川 書き込み教科書 詳説日本史B」⇒「センター試験日本史B重要問題集(ベストセレクション)
■難関大レベル:「東進 日本史B一問一答 完全版」+「石川晶康 日本史B講義の実況中継」⇒「実力をつける日本史100題

学校で山川出版社の「詳説日本史B」を使っている場合、用語暗記は「山川 書き込み教科書 詳説日本史B」(本文は山川教科書をそのまま使い、重要語を穴埋めにした教材)を使うのが最も効率的です。

そして、教科書だけで理解できない部分は「金谷の日本史 なぜと流れがわかる本」「石川晶康 日本史B講義の実況中継」や「日本史用語集」(山川出版社)を参考書として参照し、理解していきます。

ただ、教科書を読み進めるのが困難な受験生も多いので、その場合は他のルートにします。

1.3.軽量級の暗記戦略

ここでは「オススメ参考書ルート1」の具体的な暗記戦略を書いていきます。

(1)暗記の目標:「時代と流れで覚える! 日本史B用語」(165ページ)の赤字をまず全部暗記し、次に左ページの表も全部暗記する。

赤字はみんな暗記すると思いますが、左ページの表も全部暗記すれば、頭が整理され、忘れにくくなります。ぜひ表も暗記してください。

(2)1週間で完全暗記する量を決める

まず、「時代と流れで覚える! 日本史B用語」(165ページ)の全体を何ヶ月で暗記するかを決め、1週間で暗記するページ数を割り出します。

例えば、3ヶ月で暗記すると決めると、1週間で約14ページ暗記する必要があると分かります。これにかかる時間は8時間前後。「金谷の日本史 なぜと流れがわかる本」の該当箇所約80ページを2周読むのにかかる時間は約3時間、合計11時間(個々の記憶力・現状の暗記量などの条件により、かかる時間には個人差があります)。

つまり、1週間に11~12時間前後日本史に時間を取れる人は、まずこの分量でやってみて、暗記の進み具合により勉強時間を変えるか、勉強時間を固定して、1週間で暗記する量を調整します。

以下は週14ページ暗記するとして話を進めます。

1週間で暗記し切るこの方法のメリットは、「1週間でここを完全に覚える」という目標がはっきりしていること、1週間で例えば14ページ暗記できたとしたら、全体を暗記するのにかかる時間も計算できること(「時代と流れで覚える! 日本史B用語[165ページ]の場合、約3ヶ月)。

(3)かかる時間の目安

1週間で「時代と流れで覚える! 日本史B用語」の1パート14ページの赤字&表を暗記するのに約8時間、「金谷の日本史 なぜと流れがわかる本」の80ページを週2周黙読するのにかかる時間は約3時間、合計週約11時間、復習を入れると約12時間かかります。全史を暗記するのに、復習時間も入れて、約140時間かかります。

他の教材を使うよりだいぶ短期間で済みます。

センター試験日本史B重要問題集(ベストセレクション)」の該当箇所約13ページ暗記するのにかかる時間は、約4時間、全史で、復習時間も入れて、約50時間です。

この3つを使う場合、通史暗記に190時間ほどかかります。

(4)暗記箇所

通史暗記は「原始・古代」からする必要は全くありません。次のテスト範囲などでも結構です。

1.4.軽量級の暗記戦略の実際

通史暗記のモデルケース「時代と流れで覚える! 日本史B用語」

1.マンガで予備知識を入れる(約30時間)

新マンガゼミナール」(学研教育出版)を10周ほど読み、予備知識を入れると通史暗記がスムーズになる。かかる時間の目安は、2冊10周で約30時間。以後も、完全暗記するまで15~20周ほど読む。

2.通史暗記

2.1.一週間目(約11時間)

【「金谷の日本史 なぜと流れがわかる本」の80ページを2周黙読+「時代と流れで覚える! 日本史B用語」の14ページ分の赤字を暗記⇒表を暗記】

①「金谷の日本史」2周黙読(約3時間):まず1周黙読して流れを理解する。「金谷の日本史」の2周目に入るのと同時に「時代と流れで覚える」を暗記し始める。

②「時代と流れで覚える」の暗記(約8時間):「時代と流れで覚える」は赤字だけでなく、表・図版・系図等を全部暗記する。暗記法は下記参照。

以上、14ページ分を1週間で、約11時間かけて暗記する(記憶力・現状の暗記量などの条件により、かかる時間には個人差がある)。

③「センター試験日本史B重要問題集(ベストセレクション) 」を15周して習得する(約4時間)

以上の暗記を終えたら、「ベストセレクション」の該当箇所約13ページ分を15周して即答できるように暗記する。具体的な暗記法はこちらを参照

第一週目のみ、できれば「ベストセレクション」を入れる。問題演習をすると、どういう部分が受験に出るか、が分かり、どういう部分を暗記すればよいかが分かるようになる。また、問題演習をすることで、理解と暗記が進むので、ぜひやって欲しい。

2.2.二週間目以降(週約12時間)

【「金谷の日本史」の次の80ページを2周黙読+「時代と流れで覚える」を暗記】+【第一週目の「金谷の日本史」1周黙読+「時代と流れで覚える」を15分×2回復習】

①暗記方法は以後ずっと同じ:前の復習を入れながら、新たな箇所の暗記を進める。

2.3.三ヶ月トータル約160時間

通史暗記中の3ヶ月で金谷の日本史は全範囲5周前後黙読する。時代と流れで覚えるは赤字も表も全部暗記する。ベストセレクション」は最初の10ページのみ習得する。

2.4.「ベストセレクション」全史習得(約50時間)

3ヶ月で「時代と流れで覚える」を全部暗記した後、「ベストセレクション」の全体を4~8つくらいにパート分けし、それぞれ15周回し、全問即答できるように暗記する。具体的な暗記法はこちらを参照。これにかかる時間は約50時間。週13時間できれば1ヶ月で終わる。

3.難関大学用教材の習得

①「石川晶康 日本史B講義の実況中継

通史暗記後、「石川晶康 日本史B講義の実況中継」の4冊を週1冊黙読し(約7時間:毎日1時間)、1ヶ月で全史を1周黙読(約28時間)して、理解を深めていく。2周目以降は、入試まで、2ヶ月で全史1周黙読(毎日30分)していく。目標は、入試までに全史4周黙読。

②「東進 日本史B一問一答 完全版」(6000語を約85時間で暗記)

用語を難関私大レベルに引き上げる教材として「東進 日本史B一問一答 完全版」を用いる。センター試験レベルの4000語は「時代と流れで覚える」に出ているので知っているはず、よって、最初から星印1~3+赤字(約6000語)を暗記する。

暗記戦略として、最初に暗記する期間を決める。例えば、全史の「星印1~3+赤字」を3ヶ月で暗記すると決める。すると週34ページ。

暗記方法は上記と同じで、見開き2ページを3周していったん完全に暗記し、34ページ目まで進め、すぐに2周目に入る。1週間で34ページを全問即答できるようにする。回数の目安は20周、時間の目安は週6.5時間。1冊全部で、復習を入れて約85時間かかる。

東進 日本史B一問一答 完全版」の暗記法はこちらを参照。

(1)復習は2ヶ月間続ける

時代と流れで覚える」や金谷の日本史」は、必ず前の復習を入れながら、新たな箇所の暗記を進めます。復習が追いつかなくなったら(前の部分を忘れだしたと気づいたら)、1週間進むのをやめて、全体の復習をします。

同じ箇所の復習は2ヶ月間続けます。例えば、第一週に暗記した箇所は、翌週から2ヶ月間、【15分×2回】の復習を続けます。これくらい復習しないと長期記憶には入らないからです。

(2)復習しないと通史暗記が終わらない

いったん完全に暗記していれば、時代と流れで覚える」14ページ分は【15分×2回】程度で記憶を維持できますが、復習しなければ確実に忘れていくので、絶対に復習をし続けましょう。

いったん暗記するのは誰にでもできますが、問題は入試の時に暗記していることです。多くの受験生が復習をきちんと勉強計画に入れないのでどんどん忘れていき、通史暗記が終わりません。その轍を踏まないように。

(3)2週目以降「ベストセレクション」はカットしても良い

ベストセレクション」を習得すると理解と暗記が進み、教科書のどういう箇所が問題として出るか、重要かが分かるので、やった方が良いですが、2週目以降は復習が必要で、時間がきつくなるので、通史暗記中は省いても仕方ありません。

1.5.「時代と流れで覚える! 日本史B用語」の暗記法

以下、「時代と流れで覚える! 日本史B用語」(165ページ、文英堂)を3ヶ月で、つまり週14ページを約8時間で暗記すると想定して書いていきます。

「時代と流れで覚える! 日本史B用語」の暗記法

(1)赤字の暗記(約4.5時間)

①表の赤字の暗記:左ページの表・図版・系図等を赤シートで隠し、黒字を黙読していき、赤字を音読で言い、言えなかったら5回前後音読して暗記し、また隠して言う。言えたら次へ。

②穴埋めを暗記:表等の赤字を終えたら次は右ページの文章を黙読し、穴埋め箇所と赤字部分を音読で言い、言えなかったら5回前後音読して暗記し、また隠して言う。言えたら次へ。

③見開き2ページを3周暗記(約12分):右ページを暗記し終わったら、再度左ページ⇒右ページと、全部で見開き2ページを3~4周暗記していったん即答できる状態にする。

④14ページ1周目(約1.5時間):暗記方法は同じ。時間のある限り先へ進め、14ページまで暗記する。

⑤14ページを20周して暗記(約4.5時間):14ページを暗記したら、すぐに1ページ目に戻り、2周目。5~8周目にテストをして、完全に覚えた項目は鉛筆で×印を付けるなどして外す。1週間で全体を20周して全問即答できる状態にする。

(2)表・図版・系図全体の暗記(約3.5時間)

①表の暗記:赤字の暗記と平行して、左ページの表・図版・系図等を全て暗記していく。暗記方法は単純で、表であれば、その題名と左端の項目だけを見て、表の中味を全て言えるようにする。右の項目数を左側に書いておくと暗記に便利。系図なら、全てを言えるようにする。

例えば、86ページの「享保の改革」の表の場合、左端の「人材登用・財政再建」などの項目と右欄の項目数を見て、右の「側用人の廃止、譜代大名の重視、足高の制……」を全て言う。言えなかったものを音読で覚え、また隠して言う。表全部を言えるようにし、同じページに別の表・図版・系図等があればそれをまた暗記する。

②1ページ分の表を3周暗記(約10分):1ページ暗記し終わったら、更に2~3周暗記していったん即答できる状態にする。

③表を1週間で20周暗記(約3.5時間):1ページを3周して暗記したら、次のページに。後は同じで、14ページ分の表を全て暗記し(約70分)、2周目に入り、1週間で20周する。

以上、14ページ分を1週間で、約8時間かけて暗記する(記憶力・現状の暗記量などの条件により、かかる時間には個人差がある)。

2.通史暗記:モデルケース(3)中量級2:教科書

2.1.教科書をメインにする場合の使用教材

ここでは、学校の教科書、「東進 日本史B一問一答 完全版」、「センター試験日本史B重要問題集(ベストセレクション) 」を使う場合の具体的暗記法を書いていきます。

教科書をメイン教材にする場合は、用語の意味や書いている内容が分からないとき、以下のような教材で調べて理解の助けにします。オススメは「日本史用語集」と「石川晶康 日本史B講義の実況中継」です。

日本史用語集」(山川出版社)
詳説日本史研究」(山川出版社)
石川晶康 日本史B講義の実況中継」(4冊1550ページ、語学春秋社)
金谷の日本史 なぜと流れがわかる本」(4冊943ページ、ナガセ)
これならわかる!ナビゲーター日本史B」(4冊945ページ、山川出版社)

2.2.暗記戦略

(1)暗記の目標

第一目標は「東進 日本史B一問一答 完全版」の星印2+3(センターレベルの約4000語)を暗記すること(全問即答)。同時に教科書の該当箇所を5周黙読。

東進 日本史B一問一答 完全版」の星印1+2+3(難関大学レベル:約6000語)をいきなり全部覚えようとするのは無謀。なかなか覚えきれるものではないし、忘れやすい。

(2)1週間で完全暗記する量を決める

まず、「東進 日本史B一問一答 完全版」の全体を何ヶ月で暗記するかを決め、1週間で暗記するページ数を割り出します。例えば、4ヶ月で暗記すると決めると、1週間で約24ページ暗記する必要があると分かります。これにかかる時間は約7.5時間。

教科書の該当範囲25ページを週5周黙読するのにかかる時間は約2.5時間、合計週約10時間、復習を入れると約12時間かかります(個々の記憶力・現状の暗記量などの条件により、かかる時間には個人差があります)。

つまり、1週間に11~12時間前後日本史に時間を取れる人は、まずこの分量でやってみて、暗記の進み具合により勉強時間を変えるか、勉強時間を固定して、1週間で暗記する量を調整します。

以下は週24ページ暗記するとして話を進めます。

1週間で暗記し切るこの方法のメリットは、「1週間でここを完全に覚える」という目標がはっきりしていること、1週間で例えば24ページ暗記できたとしたら、全体を暗記するのにかかる時間も計算できること(「東進 日本史B一問一答 完全版[約400ページ]の場合、約4ヶ月)。

(3)暗記箇所

通史暗記は「原始・古代」からする必要は全くありません。次のテスト範囲などがオススメです。

(4)かかる時間の目安

1週間で「東進 日本史B一問一答 完全版」の1パート24ページの星印2+3を暗記するのに約7.5時間、教科書の25ページを週5周黙読するのにかかる時間は約2.5時間、合計週約10時間、復習を入れると約12時間。全史を暗記するのに、復習時間も入れて、4ヶ月約190時間かかります。

センター試験日本史B重要問題集(ベストセレクション)」を約10ページ暗記するのにかかる時間は、約3時間、全史で、復習時間も入れて、約50時間です。

この3つを使う場合(教科書は5周音読、「東進 日本史B一問一答 完全版」は星印2+3を暗記、「ベストセレクション」は全史を習得)、通史暗記に240時間ほどかかります。

(5)勉強時間

難関大志望者なら、週15時間(平日1.5時間、土日合計7.5時間)は日本史を勉強したいところです。週15時間なら、最短4ヶ月で通史暗記を終わらせることが可能です。

(6)音読で暗記する

書くのは時間がかかる割に定着は良くないので、書かない(書けなそうな漢字がある場合も、言えるようになってから書いて暗記する)、音読の方が効率良く暗記できます。

2.2.教科書「東進 日本史B一問一答 完全版」を使う場合の暗記戦略

通史暗記のモデルケース3「教科書」

1.マンガで予備知識を入れる(約30時間)

新マンガゼミナール」(学研教育出版)を10周ほど読み、予備知識を入れると通史暗記がスムーズになる。かかる時間の目安は、2冊10周で約30時間。以後も、完全暗記するまで15~20周ほど読む。

2.通史暗記

2.1.一週間目

1週間で、教科書は25ページを5周音読、「東進 日本史B一問一答 完全版」は24ページ分の星印2+3を暗記、「ベストセレクション」は通史暗記中は最初のパートの10ページのみ習得する(時間がなければ「ベストセレクション」は省いても可)。

【教科書25ページ分を5周黙読+「東進一問一答」24ページ分を10周して完全暗記⇒「ベストセレクション」10ページ15周】

①教科書25ページを5周音読:時間の目安は1周約35分。5周で約3時間。2周目と同時に「東進 日本史B一問一答 完全版」の暗記を始める。

教科書や「東進 日本史B一問一答 完全版」で理解できない箇所があれば「石川 実況中継」「日本史用語集」などを随時参照する。

②「東進 日本史B一問一答 完全版」見開き2ページを3周:星印2+3(センターレベル)のみ暗記していく。見開き2ページを赤シートで隠して、覚えていなければ音読・暗唱・暗記する。見開き2ページを3~4周していったん即答できるようにする。

2ページ3周で12分前後。24ページで約150分(かかる時間は個々の記憶力や基礎知識による)。

③「東進 日本史B一問一答 完全版」1週間で20周:1~2日で24ページを1周終わったらすぐに2周目に入り、同じく見開き2ページを3周して即答できるようにする。

4~5日たつと完全に覚えたものが増えるので、一度テストし、即答できるものは外す。完全に暗記するのに約20周かかるので、1週間で20周以上行い、全てを即答できるようにする。

④「ベストセレクション」10ページ15周東進 日本史B一問一答 完全版」を即答できるようになったら、「ベストセレクション」の該当箇所約10ページ分を15周して即答できるように暗記する。具体的な暗記法はこちらを参照

2.2.二週間目以降

【教科書の次の25ページ5周音読+「東進 日本史B一問一答 完全版」暗記】+【第一週目の教科書1周音読+「東進 日本史B一問一答 完全版」を15分×2回復習】

①暗記方法は以後ずっと同じ:前の復習を入れながら、新たな箇所の暗記を進める。

②トータル:通史暗記中の4ヶ月で教科書は全範囲7周前後音読する。「東進 日本史B一問一答 完全版」星印2+3(センターレベル)の全問をほぼ即答できる状態にする。星印1+赤字は通史暗記後に暗記していく。星印無しは時間があれば暗記する。「ベストセレクション」は、通史暗記中は、最初の10ページのみ習得する。

2.3.「ベストセレクション」全史習得

「東進 日本史B一問一答 完全版」の星印2+3を全史暗記したあと、「ベストセレクション」の全体を4つくらいにパート分けし、それぞれ15周回し、全問即答できるように暗記する。具体的な暗記法はこちらを参照

3.通史暗記後の復習

通史暗記後も、入試まで、教科書は全範囲を2週間1周音読する。「東進 日本史B一問一答 完全版」は入試まで、2週間で1周復習する(1週間で全部復習するのはかなり大変なため)。ベストセレクション」は2ヶ月間、2週間で1周復習する。

4.通史暗記後の「東進 日本史B一問一答 完全版」の暗記

過去問などの問題演習と並行して、星印1+赤字(難関私大レベル:約2000語、星印3+2と合わせて約6000語)を暗記していく。暗記方法は同じ。暗記量は少ないので、週に50ページほど進めたい(約8週間で暗記終了)。その際、星印3+2の復習もしていく。

(1)復習は2ヶ月間続ける

「東進 日本史B一問一答 完全版」は、必ず前の復習を入れながら、新たな箇所の暗記を進めます。復習が追いつかなくなったら(前の部分を忘れだしたと気づいたら)、1週間進むのをやめて、全体の復習をします。

同じ箇所の復習は2ヶ月間続けます。例えば、第一週に暗記した箇所は、翌週から2ヶ月間、【15分×2回】の復習を続けます。これくらい復習しないと長期記憶には入らないからです。

(2)復習しないと通史暗記が終わらない

いったん完全に暗記していれば、「東進 日本史B一問一答 完全版」24ページ分は【15分×2回】程度で記憶を維持できますが、復習しなければ確実に忘れていくので、絶対に復習をし続けましょう。

いったん暗記するのは誰にでもできますが、問題は入試の時に暗記していることです。多くの受験生が復習をきちんと勉強計画に入れないのでどんどん忘れていき、通史暗記が終わりません。その轍を踏まないように。

(3)2週目以降「ベストセレクション」はカットしても良い

ベストセレクション」を習得すると理解と暗記が進み、教科書のどういう箇所が問題として出るか、重要かが分かるので、やった方が良いですが、2週目以降は復習が必要で、時間がきつくなるので、通史暗記中は省いても仕方ありません。

【終わりに】

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。この記述を、皆さんが日本史の暗記戦略を作る参考にしていただければ幸いです。


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